〈BD〉女子級：坂田夕紀編～2021『アマローテ』優勝者アンケート～

アマ公式戦『アマローテ』

（正式名称「全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会」）。

女子級優勝の坂田夕紀選手の

アンケートをお届けします。

※A級：喜島安広編はこちら

※B級：宮本琉成編はこちら

…………

『アマローテ』優勝者アンケート～女子級：坂田夕紀編～

Q1：優勝のお気持ちをお聞かせください。

坂田：まさかタイトルに手が届くとは思っていなかったので素直に嬉しいです。

Q2：勝因はなんだと思いますか？

坂田：色んな意味で展開が良かったと思います。それと最近はカーボンシャフトを使っていたのですが、ヒネッた時の感覚がどうにも合わないこともあって大会直前に木のシャフトでプレーすると決めました。それが良かったのかもしれません。

Q3：大会を通してプレーの自己評価はいかがですか？　

坂田：正直なところ、あまり良くはありませんでした。明らかに練習不足だったと思います。

Q4：「これを心掛けて撞こう」というテーマなどはありましたか？　それはどれだけ実行できましたか？

坂田：いつもは結構課題や意識している事があるんですが、今回は特にありませんでした。そんな余裕さえ無かったというか……。強いて言えば、集中力が途切れないよう、睡眠時間、起床時間、食事のタイミングなどは決めていた事くらいです。

Q5：大会中特に印象に残っている試合とその理由を教えてください。

坂田：増田真紀子選手（大阪・準優勝）との試合ですね。とても上手い、強い選手だと思っていますし、実際に対戦して（※大会中3度対戦）改めて実力を目の当たりにして、試合中なんですが見入ってしまう部分もありました。

Q6：アマローテという大会の好きなところは？

坂田：普段は9ボールをプレーする事が多いので、全くゲーム性が違うところが楽しいです。また、9ボールではあまり出てこない配置や、セーフティなど勉強になる事も多いです。ボール数が多いので、細かい手球コントロールが必要となります。なので、自分の出来ない事や勘違いしていたことに改めて気付かされました。

Q7：最後にローテーションの魅力とは？

坂田：同じ1球を入れても点数が違うところは理不尽な感じもしますが、ハイボールのプレッシャーなどは9ボールとまたひと味違う感じがして楽しいです。Q6の回答とかぶりますが、いつもと違う競技をすると普段気付かないことに気付けますし、普段学べない事が学べるので得るものが多いと思います。私はスリークッションも少しだけプレーしますが、色んな競技をして、色んな方向からビリヤードを学んで楽しむ事が好きだなと思っています。

（了）

Yuki Sakata

生年月日：1973年5月16日

出身・在住：愛知・神奈川

職業：ショップ店員（『NISSYOTEI Yokohama』）

使用プレーキュー：ADAM JAPAN『MUSASHI』（シャフトはCUETEC『Cynergy』とPREDATOR『Vantage』、タップはTAOM PRO/H）

プレー歴：約25年

所属店：『MECCA Yokohama』（神奈川・横浜） ※同店でビリヤードレッスンインストラクターとして活躍中

主なタイトル：

1999年アマ『全関東』優勝

2000年『全日本女子プロツアー in 愛知』準優勝（※JPBAプロ時代）

2002年『セントラルレディースオープン』準優勝（※JPBAプロ時代）