8月7日にWPA
（世界プールビリヤード連盟）が
公表した通り、
今年の『9ボール世界ジュニア』
（2021 WPA World Junior 9-Ball Championships）
の日程と場所が変更になりました。
→ こちら（英語）
もともと世界ジュニアは
9月上旬にラスベガスで、
プロイベントの『10ボール世界選手権』と
同時期・同会場（『カジノホテル リオ』）で
行われる予定でした。
しかし、日程を1ヶ月遅らせて
10月6日～10日とし、
開催地はオーストリアの
クラーゲンフルトに変更。
プロイベントの
『オーストリアオープン』と
同会場で開催するとのことです。
『ジュニア9ボール世界選手権』も、
『オーストリアオープン』も
（さらには10ボール世界選手権も）
冠スポンサーはPREDATOR社。
スポンサーが同じなので、
会場を共同利用する
「併催」スタイルで行うという
判断が下しやすかったのでしょう。
WPAのニュースリリースを読み限り、
世界ジュニアの日程・場所の変更の理由は、
「選手の渡航の難しさ」にあるとのこと。
ジュニア選手の遠征には家族やコーチが
帯同することがほとんどですが、
現時点で9月初旬に複数名のグループで
アメリカへ行って帰って来るのは、
各国の渡航制限・交通の手配・
コロナ感染予防対策などの観点から、
困難が伴うことが予想されます。
9月のアメリカより
10月のオーストリアの方が、
まだ集まりやすいということだと思います。
世界ジュニアは例年通り、
『U-19男子』『U-17男子』『女子』の
3カテゴリーで行われます。
…………
なお、これを受けて、
NBA（日本ビリヤード協会）は
12日にアナウンスを出しています。
言葉を補いながら引用します。
「ジュニア強化事業（ポケット部門）について」：
“全日本ジュニアナインボール選手権大会（JOCカップ）は、本年度内の開催見送りを決定しました。来年度（2022年4月予定）からの開催再開を予定しております。
また、例年この大会で派遣選手を選考するアジア選手権ジュニアの部（詳細未公表）と、9ボールジュニア世界選手権（2021年10月6日からオーストリアで開催予定）については、本部事業としての安全性が保障できない状況ですので、残念ですが本年度は派遣見送りとさせて頂きます。”
つまり、今年は世界ジュニアに
NBAが公式に派遣する
日本のジュニア選手はいない、
ということです。
現時点で10月の世界ジュニアの
フォーマットや参加選手数、
参加枠などは明らかになっていません
（フリーエントリーやワイルドカードの
ようなものがあるかは不明です）。
…………
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