～以下、ネタバレを含みますのでご注意を～
6/18～6/20の3日間にわたって、
オクラホマ州の『Bill’s Billiards』で
行われていた、
S・バンボーニング（アメリカ）
vs
D・オルコロ（フィリピン）の、
120ラック先取9ボールマッチ。
これは昨年10月に行われた
第1弾の続編で、
イベントタイトルは
『The Rematch』（再戦）。
勝者ブレイク、
9オンフットラック、
セルフラック。
ブレイクボックス採用
（両側の長クッション寄りの
1ポイントエリアには手球を置けない）。
という、
第1弾と同じフォーマットで行われ、
冠スポンサーである
「OMEGA Billiards」
（オメガビリヤード。
アメリカのビリヤード用品取扱大手）
の公式サイト内で
有料ストリーミングで生中継されました。
ただ、上記動画のように、
部分的にYouTubeの
動画がアップされていました。
（ラスト30分以外にも本戦の
動画があります。また第1弾は
つい最近フル尺で公開されました）
第1弾は119-119の
ヒルヒルまでもつれこむ大激戦になり、
ラストラックでオルコロが
神がかったランアウトを見せて勝利
（結果記事とラストラック動画はこちら）。
今回も第1弾と同じく接戦となり、
最終結果は…………
120 - 115でオルコロが再び勝利。
今回はこちらのサイトで逐一
スタッツが公開されていたのですが、
このフォーマット&ブレイクルールで
オルコロはマスワリ64回
（マスワリ率55%）という
信じがたい数字を叩き出しています。
（ブレイクインの頻度やボール個数は
バンボーニングの方が高いのも
また興味深いところ）
アメリカNo.1のバンボーニングを
相手に超ロングマッチで2連勝。
「ギャンブルキング」の異名を持ち、
平場・マネーマッチで
無類の強さを発揮してきたオルコロの
面目躍如と言ったところでしょう。
追記：序盤でオルコロが出した
マスワリ10連発の映像も
公式にアップされました。→ こちら
第3弾があるのかどうかにも注目です。
ちなみにバンボーニングは、
7月9日から3日間、アメリカの後輩、
スカイラー・ウッドワードと
10ボールの150ラック先取マッチを
やるとのこと。
7フィート台（小さい台）・
勝者ブレイク・セルフラック・
ラックシート使用で行われる予定です。
また派手なマスワリ合戦が見られそうです。
こちらもオメガビリヤード公式サイトで
有料配信あり。
150ラック先取マッチは、
ライブ配信のある1対1の試合としては
BDが知る限り最長です。
…………
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