〈BD〉2010年代どれだけS・バンボーニングが支配的だったか。その1【データ動画】

 

アメリカNo.1プレイヤーの

シェーン・バンボーニングについて、

2つのトピックを2回に分けてお届けします。

 

バンボーニングは、

アメリカ『Billiards Digest』

(ビリヤードダイジェスト)誌の

「2010年代ベストプレイヤー」に輝き、

同誌で昨年(2020年)特集も組まれました。

 

まず先に紹介する動画(↓)では、

 

バンボーニングが、

2010年代(2010年1月~2019年12月)に

どれだけトーナメントで優勝したか、

その回数をレポートしています。

 

調査対象のトーナメントは23大会

(個人戦のみ)。

 

それが10年分ありますが、

大会によっては開催されていない年も

あるので、「182回」がマックス。

 

動画アップ主のバックグラウンドや

大会選考基準はわかりませんが、

 

調査対象トーナメントが

アメリカ国内開催のものに

偏っている感はあります

(他国トップ選手達が

参加していない大会も多くあります)。

 

さて、バンボーニングが2010年代に

優勝した回数は何回でしょうか?

 

 

調査対象大会

(2010年1月〜2019年12月):

 

◆ USオープン6種:

8ボール、9ボール、10ボール、

14-1、バンクプール、ワンポケット

※「USオープン9ボール」はWPA公認

(WPAランキングポイント対象)で

いわゆる「メジャートーナメント」の一つ。

バンボーニングは「5回」優勝している

(最多タイ)

 

◆ USバーテーブルチャンピオンシップ3種:

8ボール、9ボール、10ボール

※テーブルサイズは小さい(7フィート)

※いずれもWPAランキングポイント

対象大会ではなく、他国トップ勢はあまり出ない

 

◆ ダービーシティクラシック6種:

9ボール、9ボールバンク、ワンポケット、

マスターオブザテーブル(上記3部門総合)、

14-1、ビッグフット10ボール

(10フィートテーブルでの10ボール)

※規模が大きく人気のトーナメントだが

WPAランキングポイント対象大会ではない

 

◆ 世界選手権4種:

8ボール、9ボール、10ボール、14-1

※8ボールと10ボールは非開催年が多い

※14-1はWPAランキングポイント

対象外の年が多い

 

◆ ターニングストーンクラシック

※多くの年で年2回開催なので2部門扱い

※アメリカの人気の独立系トーナメントの一つ。

WPAランキングポイント対象大会

 

◆ ワールドプールマスターズ

※プレイヤーレベルが最も高い大会。

少人数招待制のためか

WPAランキングポイント対象大会ではない

 

◆ チャイナオープン

※WPAランキングポイント対象大会

 

(ちなみにこの調査法では、

日本選手は一人だけ、赤狩山幸男プロが

『2011年9ボール世界選手権』優勝者として

「1回優勝」で入っています)

 

…………

 

結果は……

ぜひ動画の2分15秒ぐらいから

ご覧いただきたいのですが、

 

2位がD・オルコロ(フィリピン)で、

「優勝17回」。

 

1位のバンボーニングの優勝回数は

そのはるか上を行く「43回」でした。

優勝率23.6%。

4回出れば1回優勝する計算です。

 

先に記したように

アメリカ国内開催トーナメントが多いですし、

ライバル級プレイヤー達とは

そもそもエントリー回数)が違っていて、

正しい統計調査ではないですが、

 

少なくても数十人、

多いと256人出ている

ビリヤードのトーナメントで

この優勝率の高さは驚異的です。

 

…………

 

ちなみに、

『Billiards Digest』誌によると、

 

バンボーニングは、

「2010年代の10年間で

55のプロトーナメントで優勝している」

とのこと。

 

これはチーム戦(モスコーニカップ)や、

ローカルトーナメント、

エキシビションマッチなども

含んでいるのだろうと思います。

 

そして、

 

「バンボーニングは、

スヌーカーに比べると賞金額1/10ほどの

プール(ポケットビリヤード)界で、

約1.5ミリオン(約1億6千万円)を

稼いでおり、

タイトルの質量・獲得賞金額の面から見て、

2010年代のNo.1プールプレイヤーである」

とのこと。

 

近日、彼の2020年のインタビュー動画の

日本語書き起こしをお届けします。

 

※その2・インタビュー書き起こしはこちら

 

 

 

…………

 

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