〈BD〉新シャフト『ハイパーX』搭載。『HOW Cue』(ハオキュー)の『PROシリーズ』登場。岩瀬賢吾プロのコメントあり

 

日本No.1プレイヤー、大井直幸、

『全日本選手権』覇者、高野智央、

「不屈のサムライ」、竹中寛を

はじめとして国内外のプロ・アマが

使用している『HOW Cue』(ハオキュー)。

 

そのHOW Cueから、この春

新しく『PROシリーズ』が登場。

 

バット構造を見直し、

新シャフト『ハイパーX』を標準装備して、

さらにプレーアビリティの向上を目指した

シリーズです。

 

日本国内では、HOW Cue Japan

(販売店はSHOP FLANNEL)で

購入できます。

 

トータルで10種類以上のモデルが

入荷予定とのことですが、

BDは第一陣として日本に入ってきた

4種類(3タイプ)を撮影しました。

 

本稿の終わりでは、

「初めてHOWを使った時と

同じような衝撃があった」という

HOWキュー契約プロの

岩瀬賢吾プロ(JPBA)の

コメントもお届けします。

 

…………

 

まず、PROシリーズの

共通スペックは以下の通り。

 

バット構造:HOWオリジナルコア入りバット構造(カーボン内臓)

ジョイント:ラジアルピン(チタンコーティングステンレス製)

シャフト:『ハイパーX』シャフト

グリップ:リネンラップ/ノーラップ/レザーラップ

フェラル(先角):イエローミカルタ

タップ:『HOW Tip M』

先端径;12.5mm

シャフト長:29インチ

バット長:29インチ

 

…………

 

◆ PROシリーズ 銘木ストレート 糸巻きタイプ × 2本

(※他に数モデル発売予定)

 

バーズアイメイプルモデル ↓

 

 

エボニーモデル ↓

 

 

…………

 

◆ PROシリーズ 銘木ストレート ノーラップタイプ × 1本

(※他に数モデル発売予定)

 

エボニーモデル ↓

 

 

…………

 

◆ PROシリーズ リミテッドエディション インレイタイプ × 1本

(※他に数モデル発売予定)

 

エボニーベースモデル ↓

 

 

※インレイ材はローズウッド・ミカルタ・パウア貝

 

…………

 

PROシリーズのデザインは

銘木ストレートからインレイモデルまで

様々なものがありますが、

グリップ部中央を含めたバットの5箇所に

専用リングが入る点が共通項。

 

このリングは一見すると『Hシリーズ』や

『JMSシリーズ』のリングに似ていますが、

こちらにはパウア貝が使われていて

より高級感が出ています。

 

また、HOWは以前からバットに対する

評価が高いことで知られていますが、

PROシリーズのバットは、

内蔵カーボンの重さ・太さを見直して、

より高いレベルでの

打感と性能の融合を目指したとのこと。

 

そして注目は、新シャフトの

『ハイパーX』(Hyper X)。

 

HOWキューではこれまで

独自チューニング・独自構造を施した

数種のノーマルシャフト

(AP、AP Plus、M4)が

標準装備シャフトになっていましたが、

 

ハイパーXはカーボン内臓の

いわゆる「ハイテクシャフト」です。

 

(※チャイニーズ8ボール向けキュー用には

以前からカーボンコアシャフトがありますが、

アメリカンプールキュー用では「初」とのこと)

 

ハイパーXの先端径は12.5mmと細め。

 

メーカーによると、

HOWのシャフトの持ち味である

しなやかさはそのままに、

よりパワーアップし、よりトビ

(左右のスピンをかけた時の手球の横ズレ)を

低減しているとのこと。

 

これまでのHOWのシャフトは、

「高級カスタムキューの当たりのノーマルシャフト」

「柔らかめでコシのあるノーマルシャフト」

などと言われることがありましたが、

 

ハイパーXはカーボン内臓ということもあり、

現代的な高剛性・高反発な

ハイテクシャフトを使ってきていた人でも

使いやすいシャフトなのかもしれません。

 

…………

 

最後に、HOWキュー契約プロの

岩瀬賢吾プロ(JPBA)に

PROシリーズのインプレッションを

聞かせていただきました。

 

 

岩瀬賢吾・談:

 

「僕は2019年からHOWキューを使っていて、打感の良さや、適度にしなやかでストローク幅を活かして振り切って撞けるバットの性質に惚れ込んでいました。この新シリーズは初めてHOWキューで撞いた時と同じ衝撃がありました。

 

 まずはバット。HOWのカーボンコアのバットの中にはちょっと自分には合わないなと思うものもあったんですが、今回のを使ってみて『ここに行き着くなら納得』って思いました。今回のバットは初期からある『Hシリーズ』より一段階強い印象ですが、カーボンが入っているという感覚は全くと言っていいほどありません。ガッチガチに硬い訳でもなくしなりすぎることもない。適度にしなってくれて、『Hシリーズ』のようなパワーや振り抜きやすさがあります。

 

 そこに新しいハイパーXシャフトを付けると、HOWキューの特徴であるしなやかさをちゃんと残しながら、一本芯が通っているようなしっかりとした感触があります。これまでのHOWのシャフトは太めで(先端径13.1mmや12.8mmのものがある)、『Aテーパー』だったんですが、ハイパーXは12.5mmと細めで『プロテーパー』寄り(ストレート部が長め)で、とても僕好みです。

 

 シャフトの内部構造の正確なところはわかりませんが、おそらく先端部分にもカーボンコアを入れて硬めに仕上げてるんじゃないかなと。そう感じるぐらい、的球の転がりが速く、手球はカーブしにくい印象で、例えば厚めの順押しなどキューを出し過ぎたら曲がりがちな球がすごく合わせやすいですね。また、梅雨の時期は特にへの字の球はスロウが大きく出やすくて難しいものですが、的球がきれいに転がってくれるのでとても撞きやすいです。想像ですけど、しなる場所やしなり方を研究して、カーボンシャフトっぽい動きを木製シャフトで追求しているように感じられました。カーボンとウッドのいいとこ取りのようなシャフトですね。

 

 やっぱりHOWキューはビリヤードが楽しくなるキューだなって感じます。この新シリーズも撞いていて気持ち良いですし、昔使っていた海外カスタムキューのまろやかさを思い出させるものがあります。試打してみたいという方は、僕のお店『オクトパス』(※愛知県内に2店舗あり。https://www.facebook.com/octopus.3511 )までぜひどうぞ。実は新シリーズは入って来て2日で2本売れました(笑)。試打したお客様方の評価はかなり高いです」

 

(了)

 

最後に、HOW CUE JAPANよりお知らせです。

 

「以前にもお知らせいたしましたが、ネットオークション等で販売されているHOW CUEは正規品ではなく、並行輸入品でございます。日本で販売されている並行輸入品に関してはメーカーの方ではメンテナンスは行いませんのでご購入の際はお気を付けください。

 また、ネットオークションで売られている物の中には、中古品をリフィニッシュして新品として販売している物があることも弊社にて確認しておりますのでご注意ください。

 今後ともHOW CUE JAPAN(販売店はSHOP FLANNEL)をよろしくお願いいたします」

 

 

…………

 

BD Official Partners :  

世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED 

創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN 

ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt 

2018年4月大阪市淀川区西中島に移転リニューアルオープン。日勝亭

カーボン繊維構造REVOシャフト発売中。PREDATOR JAPAN

徹底した品質の追求。信頼できる道具をその手に。KAMUI BRAND

カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation 

国内外トッププレイヤー達が信頼する国産積層タップ。斬タップ

ジャストなビリヤードアイテムが見つかる。キューショップジャパン

13都道府県で開催。アマチュアビリヤードリーグ。JPA

赤狩山幸男プロ参加の平日トーナメント開催中。 BAGUS

川崎と横浜でビリヤードを楽しむ・習う・競う。MECCA 

撞きたい球を思いのままに。自分流で撞く楽しみを。Geezシャフト

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