〈BD〉「久しぶりの公式戦の決勝ラウンド、楽しんで撞けたと思います」――全日本女子3C選手権、19度目の優勝・肥田緒里恵の談話

 

11/1(日)の

全日本女子3C選手権』で

19度目の優勝を飾った

肥田緒里恵プロの談話をお届けします。

 

閉会直後に取材しました。

 

…………

 

Orie Hida

東京都出身・在住

1995年プロ入り(JPBF)

両親(肥田明と肥田一美)も共にプロ

2004年、2006年、2008年、2017年

『第1回、第2回、第3回、第7回世界女子スリークッション選手権』優勝

2018年、2019年『第8回、第9回世界女子スリークッション選手権』準優勝

『全日本女子3C選手権』19勝

他、国内外で優勝・上位入賞多数

東京『ビリヤード キャノン』所属

使用キューはADAM JAPAN

Just Do it所属

 

…………

 

 

――まず大会の感想からお願いします。

 

「優勝できてめちゃめちゃ嬉しいです。

久しぶりの公式戦の決勝ラウンドを

楽しんで撞けたと思います」

 

――公式戦の決勝ラウンドは

いつ以来でしたか?

 

「今年2月の『東京オープン』以来です。

 

ですが、つい3日前に

『プロトーナメントGLANZ戦』の

予選会がありました。

 

そこで試合の雰囲気を

感じることができましたし、

あの予選を経験したことで、

『この調子のまま全日本女子3Cに

行けば自分のベストを

出せるんじゃないか』

という感覚もありました。

 

たまたまタイミング的に

良い形で試合が続いたなと思います」

 

――その「感覚」の通り、今大会では

良いプレーが出来たのでしょうか?

 

「はい、全体的に見ればまずまず

自分の力は出せたんではないかと思います」

 

――今年はワンデー開催となりました。

1日6試合はなかなかハードだったと思います。

 

「そうですね……最後の方は少しだけ、

キューを突っ込んだ時の感覚が自分の

イメージとは合ってない球もありました。

 

なんとなくキュー出しの

抑えが効かなくなって

キューを撞き上げてしまったり。

その辺りは少し残念でしたね」

 

――印象に残るゲームは?

 

「最後の3試合は特によく覚えてます。

 

リーグ最終試合(vs石井舞)は

石井選手が前半当てていて、

私がそこで当て返せたことで、

ゲーム展開的にも自分の気持ち的にも

だいぶ楽になれましたし、

その後に繋がる勝利でした。

 

準決勝(vs西本優子)はプロ対決になり、

大一番だなという意識がありました。

 

決勝戦(vs吉村香南枝)は

吉村選手が良いタッチで

落ち着いて撞いておられたことが

印象に残っています。

 

あとは……準決勝も決勝戦もフロックが

いいところで出てくれたなぁと(笑)。

運にも助けられたなと思っています」

 

――コロナ禍で肥田プロの練習量や

モチベーションに変化はありましたか?

 

「どうですかね……

球は撞いてましたけど、

試合がなかったので、

ぼーっとなんとなく撞いているような

状態だったかもしれません。

 

ただ、しばらく試合がないからこそ

試せたこともいくつかありました。

 

例えば、いろいろな

ハイテク系シャフトを使ったり。

今日はもとのシャフトに戻してましたけど。

 

それと、中止になってしまいましたが、

『世界女子3C』(2021年1月に

トルコで開催予定だったが中止に)では、

 

30秒タイムルールが

採用されることになっていたので、

それを想定して、なるべく早く選択して

ショットして、タイムオーバーしないように、

ということにも取り組んでいました」

 

――『世界女子3C』が

中止になったのは残念でした。

例年はこの全日本女子3Cの優勝者に

出場権利が与えられていました。

 

「中止は残念ですけど、

しょうがないかなと思ってます。

 

今また欧米ではコロナウイルスの

感染者がすごい勢いで増えてきていて、

このままでは世界女子3Cを1月に

開催するのは厳しいだろうなと

私自身も思ってました。なので、

予想通りというところもあります。

 

むしろ、そんな情勢の中で、

この全日本女子3Cが

今年も開催されたということは

素晴らしいことだと思いますし、

とてもありがたく思っています。

 

大会に関わり、開催に向けて

尽力してくださった方々には

本当に感謝しています」

 

――この先の肥田プロのご予定としては、

まず『プロトーナメントGLANZ戦』

(決勝ラウンド)ですね。

 

「はい、GLANZ戦が11月15日にあって、

その後もコロナの状況を

見ながらになると思いますが、

大会や予選会が予定されています。

 

試合でのプレーを楽しみたいと思います」

 

(了)

 

 

…………

 

BD Official Partners :  

世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED 

創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN 

ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt 

2018年4月大阪市淀川区西中島に移転リニューアルオープン。日勝亭

カーボン繊維構造REVOシャフト発売中。PREDATOR JAPAN

徹底した品質の追求。信頼できる道具をその手に。KAMUI BRAND

カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation 

国内外トッププレイヤー達が信頼する国産積層タップ。斬タップ

ジャストなビリヤードアイテムが見つかる。キューショップジャパン

13都道府県で開催。アマチュアビリヤードリーグ。JPA

赤狩山幸男プロ参加の平日トーナメント開催中。 BAGUS

川崎と横浜でビリヤードを楽しむ・習う・競う。MECCA 

撞きたい球を思いのままに。自分流で撞く楽しみを。Geezシャフト

極上の撞き味を今ここに。国産牛革積層タップ。BIZEN TIP

徹底的なプレイヤー目線でできたJapanタップ。NISHIKI PREMIUM TIP

「チャンピオンのタップ」HOW Tip(ハオ)登場。SHOP FLANNEL

第1巻発売! ビリヤード漫画『ミドリノバショ

Cue Ball Samurai―ビリヤードサムライLINEスタンプ 

 


<<<前の記事