〈BD〉金佳映(キム・ガヨン) vs 車由蘭(チャ・ユラム)。韓国プールの「女帝」と「アイドル」が5年8ヶ月ぶりに3Cで真剣勝負【試合動画】

Photo Courtesy of PBA : Professional Billiards Association
Photo Courtesy of PBA : Professional Billiards Association

 

昨年韓国で立ち上げられた

スリークッション(3C)の

新プロツアー「PBA / LPBA」。

 

世界規模で見れば未だコロナ禍が続く中、

2020年開幕戦、

『SKレンタカーチャンピオンシップ』が

7/6~7/10にかけてソウルで行われています。

選手はマスク着用でプレー。

 

本稿の時点(Day 4終了時点)で

LPBA(女子)の日程は全て終わり、

PBA(男子)は準決勝と決勝戦を残しています。

 

男子(PBA)のトップスター、

F・コードロン(ベルギー)を

はじめとする12名の外国選手は、

「韓国入国後14日間の隔離を受け入れて」

参戦しています

(※日本選手は出ていません)。

 

LPBA(女子)は

92名参加(内、外国籍選手1名)。

 

4人撞きのサバイバルラウンドのベスト32で、

韓国女子プール(ポケットビリヤード)界を

牽引してきた2大スター、

 

「女帝」金佳映(キム・ガヨン)と

「アイドル」車由蘭(チャ・ユラム)

の対決が、4人撞きという形では

ありますが、初めて3Cで実現。

 

2人ともここを通過し、続くベスト16で

今度は一対一での対決が実現しました。

 

サシの勝負は、2014年11月の

プールトーナメントの決勝戦以来だったそうです。

 

韓国内でも大きく注目されたこの1戦は、

セットカウント2-1で、

キャロム経験値で勝り昨年のLPBA第6戦の

チャンピオンでもある「先輩」、

金佳映が勝利しています。

 

ベスト16:金佳映 vs 車由蘭の試合映像(3本)↓

 

参考/ベスト32:金佳映と車由蘭を含む4人撞きの映像↓

 

金佳映は最終的に3位でフィニッシュ。

 

本大会で優勝を飾ったのは、

準決勝で金佳映を破って勝ち上がった

20歳のキム・イェウン選手でした。

 

…………

 

3Cに挑む金佳映のインタビューは、

昨年(2019年)この記事で紹介しました

(※LPBAで初優勝する前、

10月の韓国記事の和訳)。

 

もともとキャロムの素養がある金佳映は、

本人は「まだまだ」と言うものの、

昨年(2019年)、LPBA1年目の時点で、

周囲を唸らせるほど早くそして上手く

3C競技にアジャストしていました。

 

その金佳映から見ても、

「後輩」車由蘭の3Cプレイヤーとしての

成長ぶりは印象に残ったようです。

 

一旦はキューを置き、

結婚と出産(二児の母)を経て、

昨年3C競技活動に復帰した車由蘭。

短期間でこれだけ戦えるようになるには

かなりの訓練を積んでいるはずです。

 

以下の韓国ビリヤードWebメディアの

2本の記事を機械翻訳にかけて

読んだ限りでは、

3Cに挑む金佳映と車由蘭への

注目度の高さが感じられます。

 

2本目の対談調の談話記事では、

金佳映と車由蘭が互いの健闘を労いながら、

3C挑戦の難しさ、

LPBAや韓国女子キャロム界の特徴、

互いのプレースタイルなどを語っていて、

非常に面白い内容になっています

(ぜひ翻訳機能を使って読んでみてください)。

 

◆ 韓国記事1

http://www.thebilliards.kr/news/articleView.html?idxno=11322

 

◆ 韓国記事2(対談調談話記事)

http://www.thebilliards.kr/news/articleView.html?idxno=11330

 

LPBA(女子)はもともと

韓国選手率が高かったですが、

コロナの影響もあり、

今後もしばらくは韓国勢中心の

戦いになると思われますので、

 

金佳映と車由蘭といった、

もともと高い知名度を誇る

「プール出身スター」の3C挑戦、

そして上位進出は願ってもない

トピックのはずです(実際、試合動画の

再生回数も他選手とは桁違いです)。

 

今大会の画像や動画を見ていても、

やっぱりこの2人は佇まいからして

凛としていて華があり、

プレー姿からは矜持と覚悟を感じます。

 

2人の軸足が3Cに移ってきたのは

間違いないでしょう。

今後プールとの兼業があるのか

どうかが気になるところです。

 

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※2019年第4戦(9月)小林諒子3位の記事はこちら

 

※2019年第5戦(11月)東内那津未4強確定の記事はこちら

 

※2019年第6戦(12月)金佳映優勝の記事はこちら

 

※「韓国プール女帝」金佳映が

3C挑戦を語るインタビューはこちら

 

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