〈BD〉「速めのリズムと落ち着きのバランス」――GPE-6優勝・土方隼斗の談話

 

9/22(日)の

グランプリイースト第6戦 in 習志野』(GPE-6)で

優勝した、土方隼斗プロの談話をお届けします。

 

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Hayato Hijikata

JPBA40期生

1989年3月16日生 東京都出身&在住

アマ時代の2005年に『世界ジュニア』銀メダル

2005年、2013年、2019年『関東オープン』3勝

2007年『ルカシージュニアワールドテンボール』優勝

2008年、2019年『北海道オープン』2勝

2010年『エイトボールオープン』優勝

2013年&2016年『ジャパンオープン』優勝

2013年、2014年、2016年『関西オープン』3勝

2013年『東海グランプリ』優勝

2016年『全日本ローテーション』優勝

2016年『ハウステンボス九州オープン』優勝

2016年『北陸オープン』優勝

2018年『全日本14-1』優勝

『グランプリイースト』通算19勝、他、入賞多数

2013年&2016年JPBA男子年間ランキング1位

使用キューはEXCEED & MEZZ

使用タップは『 

 

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――今季GPEでは初勝利。

前回の優勝は昨年(2018年)10月の

GPE-7 in 池袋ロサ』でした

(2018 GPE-6とGPE-7で連続優勝)。

 

「ああ、そうでしたね。

 

今年は大井(直幸)さんが強くて

(2018 GPE-8から5戦連続優勝)、

 

前節(2019 GPE-5)は

大井さんが準決勝で負けたんで、

もちろん優勝したかったですけど、

僕も決勝で羅(立文)さんに負けちゃって。

 

GPEは毎年一回は勝ちたいなと

思っているんですけど、

今年はもう6戦目まで来てたから、

ちょっとだけひやひやしてました」

 

――今年、土方プロのGPEでの結果は、

GPE-1と2が9位タイで、そこから

5位タイ、3位タイ、準優勝、そして優勝と

一歩ずつ上がって来ています。

 

「えっ、そうだったんですか!?

1年を通して一つずつ成長してるんでしょうか。

あと2戦、どうなるんですかね(笑)」

 

――オープン戦を含めると、関東オープン』(2月)、

北海道オープン』(5月)に続いて今季3勝目。

 

「とても良いと思います。

9月までに3つ勝てているというのは。

 

時期的にも大会グレード的にもかたよりがなく、

バランスよく結果が出せているところも

また良いことなんじゃないかなと。

 

GPEだけで3回優勝というのでも

もちろんとても嬉しいことですけど、

そうなると、どうしても『オープン戦で

勝ちたい』と意識しすぎてしまうから」

 

――2日間、自身のプレーを振り返ると?

 

「全体的にかなり良い雰囲気で

撞けていたんじゃないかと思いますし、

内容もまずまず良かったと感じています。

 

準決勝(vs 西嶋大策)だけは、

ちょっと渋くて難しいテーブルだったので

ミスが多かったと思いますけど、

あとはだいたい思ったように撞けたと思います。

 

でも、どのテーブルもラシャが新しく、

コンディションが良かったですし、

皆ブレイクも良いので、

自分が先行していてもいつまくられるか

わからないという怖さはあります。

全く安心はしてなかったですね。

 

プレーリズムはいつも通り早めでしたけど、

メンタル的には結構慎重にやってました」

 

――プロ公式戦では初めて小川徳郎プロと

決勝戦を撞きました。ほぼ同世代

(土方プロが1歳年長)で、ジュニア時代から

知る相手。意識はしていましたか?

 

「やっぱりどこかで意識してたと思います。

 

基本、普段はそこまで思うことはないんですけど、

『決勝戦では負けたくない』って

気持ちはありました。

 

小川プロは強くなっていると感じてますし、

会場の空気を持って行かれちゃうのも嫌なんで、

がんばって抑えようという気持ちでやってました。

 

そういう思いが常に良い方向に働くかどうかは

わからないですけど、今回は良い方に出ました」

 

――決勝戦は、小川プロのブレイクスクラッチで

始まりました。そこから土方プロが3点連続で

取ったのが大きかったように思います。

 

「はい、まさにそうだと思います。

3ラック目だったと思うんですけど、

難しい配置もいい形で取り切れたんで、

あれで自分の展開にすることが出来たと思います。

 

それと、相手の2度のブレイクスクラッチは

だいぶ助かりました」

 

――それ以外に良かったところは?

 

「自分の中では、テンポ良く撞いている時でも

雑に撞いてる球はほぼなかった気がしています。

 

プールカイザーさんで開催されるGPEは、

全テーブルをお店側がビデオで録っていて、

やっぱりあとあと残ってしまうものだし、

自然とプレーが丁寧になる気がしています。

 

それで、速めのリズムと落ち着きの

ちょうどよいバランスを

保てていたのかもしれません。

 

あとで振り返りたい場面もいくつかあるんで、

ああやってビデオで録っていただけるのは

僕にはありがたいですね」

 

――秋は試合が続きますね。

JPBA公式戦だと、来月(10月)は

『東北プロフェッショナルオープン』があり、

『北陸オープン』があります。

 

「先週の『東海グランプリ』だけは

良くなかったんですけど、

ずっと良い状態を保てているので、

このまま臨みたいですね。

 

最近は、ランキングポイント非対象でも、

自遊空間の大会(『TOPS』)とか、

来週予定されている8ボールの試合

(『中国南方航空グループ杯第一回日本ビリヤードオープン』)とか、

試合が増えてきているので、

モチベーションやコンディションを

高く維持しやすいです。

 

1年の最大目標は、いつも言ってますが、

『全日本選手権』(11月。兵庫)。

そこまでにあと1つは勝ちたいです」

 

(了)

 

 

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