〈BD〉『USオープン』公式テーブル、『ダイヤモンド PRO-AM』が自宅にやってきた。神奈川県Sさん宅

 

昨年11月、BDで、

「母のためにビリヤードルームを作った」

藤沢のSさんをご紹介しました。

 

今度はそのSさんご自身の新築のお宅に、

新品のビリヤードテーブルが

入ることになったとのこと。

 

そのテーブルというのが

今の日本ではレアな新モデル。

 

『DIAMOND』(ダイヤモンド)の

『PRO-AM Rosewood DymaLux』

(ボールリターン型)です。

 

今年の『US OPEN 9-BALL』の

オフィシャルテーブルになっていたモデル。

 

国内では今年(2019年)から

New Artが正規取扱を始めたばかり。

 

New Artショールームには

8フィートモデルが置かれていますが、

Sさん宅には9フィートモデル

(プロ競技サイズ)が入ります。

 

BDも内部構造や設置工程を見るのは

初めてでした。

 

ビリヤードルームの様々なこだわりとともに、

写真でざざざっと紹介します。

 

…………

 

 

藤沢の閑静な住宅街にあるSさんのご自宅。

現在もまだ内外様々なところに手を入れている最中で、

完成予定は8月中とのこと。

 

ビリヤードルームは1Fにあります。

 

…………

 

 

BDが訪れたのはお昼過ぎ。

すでにメインフレームが脚部に載せられ、

スレート(石板)が置かれ、

ラシャが張られていました。

 

…………

 

写真:New Art
写真:New Art
写真:New Art
写真:New Art

 

この画像は、BDの到着前のもの。

木製の石板支持部構造にスレートを置いたところ。

 

ダイヤモンドテーブルが

プレイヤーから支持を得ているのは、

堅牢な構造でしっかりと石板を

支えているので、水平が狂いにくく、

耐久性が高いことが理由です。

 

…………

 

 

このビリヤードルームははじめから

テーブルありきで設計されています。

 

広さは21.5畳。

どこでキューを構えても壁には当たりません。

 

床下補強も万全に行っており、

特にテーブルを設置する部屋の中央部は

頑丈に作ってあります。

約400kgのダイヤモンドテーブルの重さにも

悠々と耐えられるとのこと。

 

大小合わせて4箇所ある窓は

全て二重サッシと防音シャッター完備。

 

壁面には65インチモニターを取り付け、

5.1ch音響システムを構築。

 

照明はスポットライトとダウンライトの2種。

調光機能付きです。ボールに影が出来ず、

視認しやすいようにレイアウトにも気を使っています。

 

今後、壁にネオンサインなどの電気機器を

付けられるように、壁面の高い位置に

コンセントがあります。

テーブルの真下にもコンセントあり

(その理由は本稿の後半にて)。

 

キューラックは2箇所。

ダーツボードも設置予定だとのこと。

 

…………

 

 

……と、Sさんから

ビリヤードルームについて説明を

受けている間にも設置作業は進んで行きます。

 

クッションレールを組み合わせて、

ポケットブーツを取り付ける段階。

 

ダイヤモンドのポケットブーツは、

ボールやキューが当たる面のほとんどが

革で出来ています。

 

…………

 

 

クッションレールにエプロン

(スカートとも。側面の板のこと)を付けて、

天面にかぶせるようにして取り付ければ完成。

 

「いや~、ワクワクしますね~」

Sさんはスマホで撮影しながら目を細めます。

 

…………

 

 

ロゴステッカーも複数貼って、

トーナメントテーブルっぽくデコレーション。

 

これは「シモニス」ラシャのステッカー。

実際にこのテーブルにはシモニスを張っています。

 

…………

 

 

完成!

 

木製部品を多用した、

暖かみと重厚感あるフォルム。

 

新築物件に負けない

新品ダイヤモンドテーブルの存在感。

まさにこの部屋の主役です。

 

Sさんにダイヤモンドテーブルを

選んだ理由を聞いてみました。

 

「やっぱりこのデザイン、堅牢性、構造が

ダイヤモンドの魅力ですよね。

 

手やキューが触れる部分に

金属パーツが使われてなくて、

ポケット周りなども凹凸が少ないので、

手やキューを傷めたり、服を引っ掛けたりする

危険性が少ないのも良いです。

 

リターンボックスにボールが溜まるまでの動線も、

ボールが引っ掛かりにくくて良さそうです

(※トラックレールがクッションレールの

下側ではなくフレーム内にある)。

 

私は以前からダイヤモンドテーブルで

撞いてみたかったのですが、

置いてあるビリヤード場は

身の回りにありませんでした。

そんなときちょうどタイミング良く、

New ArtさんにPRO-AMのボールリターン型の

新品が入って来ていたので、

ほとんど即決というぐらいでした。

『USオープン』採用モデルだという

ところもポイントが高かったです」

(Sさん)

 

…………

 

 

このテーブルはなんとLED付き。

 

USオープンのTVテーブルと同じく、

LED照明をエプロンの内側に仕込んでいます

(※これは販売店オプションです)。

 

テーブルの真下の床にコンセントを

付けているのはこのためでした。

 

気分は完全にUSオープン!

 

…………

 

 

「ショット時の音が良いですね~。

革のポケットなので、上質な感じがします」

 

と、早速キューを手にするSさん。

 

この部屋にはミニキッチンも備わっていて、

すぐ隣には多目的ルームや

ピアノルーム(こちらも完全防音)もあります。

 

「自分一人で撞くのはもちろんですが、

仲間とのんびりビリヤードを楽しみたいですね。

この部屋を軸に、仲間や家族と思い思いに

過ごせたら良いなと思っています」

(Sさん)

 

こんな素敵な空間で皆で

「家ビリヤード」を楽しめたら……。

 

「いつかはマイテーブルを」

「いつかはマイビリヤードルームを」

と夢見ている人にとって、

Sさん宅は一つの理想の形と

言えるのではないでしょうか。

 

Sさん、今回も設置当日の取材を

快諾くださり、ありがとうございました。

 

(了)

 

 

最新情報が配信されている

New ArtのTwitter

Facebookページもお見逃しなく!

 

 

…………

 

BD Official Partners :  

世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED 

創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN 

ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt 

末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA 

カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation

13都道府県で開催。アマチュアビリヤードリーグ。JPA

徹底した品質の追求。信頼できる道具をその手に。KAMUI BRAND

赤狩山幸男プロ参加の平日トーナメント開催中。 BAGUS

カーボン繊維構造REVOシャフト発売中。PREDATOR JAPAN

ジャストなビリヤードアイテムが見つかる。キューショップジャパン

2018年4月大阪市淀川区西中島に移転リニューアルオープン。日勝亭

オウルグローブ新モデル「+」(プラス)発売中。SHOP FLANNEL

国内外トッププレイヤー達が信頼する国産積層タップ。斬タップ

 

………… 

 

Cue Ball Samurai―ビリヤードサムライLINEスタンプ 

 

 

 

<<<前の記事