〈BD〉【寄稿】NZ最大級ビリヤード場『Pool & Blues』に行ってみた〈前編〉by 岡﨑智也

 

今年(2019年)4月から

ニュージーランド(NZ)に滞在している、

ビリヤード好きの京大生・岡﨑智也さん

(※現在は休学中)。

 

5月に岡﨑さんは、現地最大の

9ボールイベント、『NZオープン』の

参戦記をBDに書いてくれました。

 

今回はその『NZオープン』の

会場にもなったビリヤード場、

『Pool & Blues』の

より詳しい紹介記事です。

 

前後編に分けてお届けします。

 

…………

 

岡﨑智也・記:

 

皆さん、こんにちは。

NZ生活3ヶ月目の岡﨑です。

 

こちらは本格的に冬が始まり、

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。

 

さて、前回のNZオープンの記事は

読んでいただけましたか?

 

今回は、前回少し触れた通り、

NZ最大級のビリヤード場

『Pool & Blues』をご紹介します。

 

多くの試合の会場にもなっている

このビリヤード場。

 

ちょうど今週、7月11日~12日には

『NZ10ボール選手権』が、

13日~14日には『NZ9ボール選手権』が

こちらで開催されます。

 

そんな『Pool & Blues』について、

お店のオーナーかつ

NZ No.1プレイヤーでもある

Matt Edwards(マット・エドワーズ)に

聞いた内容を交えながらご紹介します。

 

…………

 

 

ニュージーランド最大の都市、

オークランドの中心部から北へ車で15分。

 

大規模な店舗が並ぶ大通りから少し外れて、

商業地帯と閑静な住宅地の間に

『Pool & Blues』(以下、P&B)はあります。

ロゴがお洒落ですね。

 

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前回の記事でもご紹介した通り、

開放感のある店内には

各競技用のテーブルがずらり。

 

夜になると天井の青い照明が

良い雰囲気を醸し出しています。

 

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いわゆる「華台」は

常にこのようなTVテーブル仕様。

 

このテーブルと、その隣のもう1台は

他の台と比べてポケットサイズが渋め。

利用料金も普通の台と比べると少しお高めです。

 

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そんな渋台とノーマル台との

ポケットサイズ比較。

 

ノーマル台のポケットサイズは標準ですが、

クッションが比較的硬いので、

入ったと思っても弾かれることが多いです。

 

ラシャの状態は、目立つ傷や穴もなく良好です。

 

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http://www.poolandblues.co.nz/pricing/
http://www.poolandblues.co.nz/pricing/

 

料金は1人あたりではなく1台あたり。

日本での価格帯と比べると高価ですが、

NZのスタンダードは多人数撞き。

 

ポケットテーブル1台を4人で撞けば

1時間1人300円です。

 

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このカードはいわゆる「メンバーカード」。

 

メンバーになると、金曜日を除く平日は

1日25NZ$(約1,800円)で

撞き放題になります。

 

メンバー登録費や年会費はかかりません。

メンバーになるための要件は、

後編のマットのインタビューにて。

 

…………

 

 

客層はレジャー7割、プレイヤー3割と

いったところでしょうか。

 

種目は8ボールが圧倒的多数派で、

ときどき9ボールも見かけます

 

研究熱心なプレイヤーの中には、

バンクプールやカイルンに挑戦している人も。

 

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フードメニューやドリンクメニューも豊富。

なんとP&Bをイメージした

オリジナルカクテルもあります。

 

ビリヤードに飽きたら、

バーカウンターに座って

食事やドリンクを楽しむもよし。

店員さんとの会話を楽しむもよし。

 

…………

 

 

フードは軽食類が中心ですが、

かなりボリューミー。見ていると、

チップス(ポテトフライ)が人気です。

 

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ドリンクも生ビールをはじめとした

アルコール類からソフトドリンクまで。

ビールとチップス片手にワイワイ大人数で

楽しむのがNZ流です。

 

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最近だと、ギターの

生演奏もやっていたりします。

普段は大きめの音量で洋楽が流れています。

 

ちなみに店内は法律により全面禁煙。

喫煙所は外にあります。

 

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ダーツマシンも2台設置されていますが、

あまり使われているところは見られません。

みなさんビリヤードの方が良いみたいです。

 

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こちらはP&Bのマネージャー

(責任者)のJosh(ジョシュ)。

笑顔が素敵なナイスガイです。

写真を撮っていると

映りこんでくるお茶目な一面も。

 

「日本のウェブサイトで紹介するよ」と言うと

ポーズをとってくれました(笑)。

 

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さて、Billiards Daysはもちろん

日本のウェブサイトですから、

 

P&Bとの関係が深い日本人に

触れないわけにはいかないでしょう。

ここでは2人ご紹介します。

 

1人目は上田哲太郎さん。

 

上田さんは数年前

ワーキングホリデーでNZに来て、

マットの運営するビリヤード用品会社、

『Excellence Billiards』で

働いておられました。

 

まさにちょうど、P&Bが今の場所に

移転しようとしていた時です。

(今のP&Bは二代目です)。

 

マットに聞いたところ、上田さんは

P&Bの天井の塗装をお手伝いされたとのこと。

今のP&Bが完成したのは、

残念ながら上田さんの帰国後だったそうです。

 

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そして2人目は宮腰哲さん。

 

オークランドの日本食レストランにて

鉄板焼きのシェフを長年務めて

いらっしゃるこの方。

 

マットとは長い友人関係で、P&Bにも

何度も遊びに来たことがあるとお聞きしました。

いわばP&Bの長老、でしょうか。

 

ちなみに日本に一時帰国されている時は、

埼玉の『スティンガー』に

立ち寄っておられるそうです。

 

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今回はここまで。

後編では、オーナーのマットへの

メールインタビューをお届けします。

 

■Hall Information

Pool & Blues

住所:217 Archers Road, Wairau Valley, Auckland, New Zealand

電話:+64 9-215-1002

ウェブサイト:http://www.poolandblues.co.nz/

FBページ:https://www.facebook.com/poolnblues/

 

 (前編ここまで)

→ 後編はこちら

 

 

※岡﨑智也さん寄稿その1:

『NZオープン』参戦記

 

 

 

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