〈BD〉MUSASHI『野内麻聖美プロモデルⅡ』、登場!

 

オープン戦4勝という戦績を誇る実力者であり、

ファン思いのエンターテイナーでもある

「メガネプロ」こと

野内麻聖美プロ(JPBA38期生)。

 

その野内プロの使用キューが、

昨年新しくなりました。

 

それがこの

『MUSASHI』(ADAM JAPAN)の、

『野内麻聖美プロモデルⅡ』

(※前モデルもMUSASHIでした)。

 

今回の『モデルⅡ』は、パープルハートを

ベースにして白樹脂とターコイズのインレイを

施した、華やかで気品のあるデザインです。

 

野内プロはこのバットに、

『Solid 12 Max』シャフトを付けて

プレーしています。

 

 

以前の使用キュー、

『野内麻聖美プロモデル(初代)』は、

約10年前の2009年に一般発売開始。

 

繊細で可憐なデザインが人気で、

MUSASHIの中では求めやすい価格帯だった

こともあり、プロモデルとしては

異例のロングセラーになりました。

 

そのデザイン性を継承している

この『野内麻聖美プロモデルⅡ』も、

大きな人気を獲得するのではないかと思います。

 

興味のある方は

アダムジャパンの代理店にお問い合わせを。

 

また、アダムジャパンでは現在、

この『野内プロモデルⅡ』を、

パープルハートだけでなく、

エボニー(黒い銘木)と

パドゥーク(赤褐色の銘木)でも

製作中とのこと。

 

メーカーによると

「一般販売はまだ先になりそうです」

とのことですが、そちらにもご注目ください。

 

…………

 

 

『野内麻聖美プロモデルⅡ』について

野内プロご本人に色々とお聞きしました。

 

 

――今回の新モデル、野内プロからメーカー側に、デザインや仕様などについてリクエストは出したのですか?

 

「はい、希望を伝えました。一言で言えば、『明るい色のキューにしてほしい』ということ。デザインのラフイメージを自分で考えて『このデザインで』とお伝えし、それにアダムさん側が『剣』を付け足した形でデザイン画に起こしてくださいました。いくつかバット材の候補を挙げてくださったので、パープルハートをチョイスしました」

 

――インレイのカラーのイメージも野内プロ考案ですか?

 

「『インレイは白メインでシンプルに』とだけお伝えしてあとはお任せしました。『剣』の根本部分のデザインは私が考えたものですが、あそこに入れる材料としてターコイズを選んだのはアダムさん側のアイディアです」

 

――『初代野内モデル』と似た方向性の、どちらかと言えばシンプルなデザインですね。

 

「初代も私から『こういう感じで』という希望はお伝えしました。そうしたらアダムさんに『プロモデルとしてはあまりにシンプルすぎる』と言われて(笑)、アダムさん側が色々と付け足してあの形になったという経緯があります。でも、一般発売が始まってみると、MUSASHIのプロモデルとしてはかなりヒットしたと聞いています。シンプルなだけに求めやすい価格(※店頭小売価格は20万円弱だった)だったのも良かったのでしょうね。今回の『野内モデルⅡ』も使う人を選ばないデザインで、抑えた価格になっていると思います」

 

――性能面ではどんなリクエストを出していたのでしょうか。

 

「私は前バランスが好みで、ウェイトバランスだけはこだわりました……と言いますか、完成してからも何度も調整していただきました。普通の人だったら『これ、どこか変わったの?』と言うぐらい細かったと思います(笑)」

 

――ああ、一旦完成してからもアダムに調整を依頼していたのですね。

 

「はい、2018年の3月にキューが手元に届いて、公式戦でも使ったのですが、そこから5回ぐらい、調整していただいて、使って、また調整していただいて……を繰り返していました。毎回毎回、工場の皆さんが嫌な顔ひとつせずに取り掛かってくださったことに感謝しています。完全に調整が済んだというのは実は2019年の年明けなんです(笑)。でも、おかげさまで感覚的にだいぶ合うようになりました」

 

――これが野内プロにとって何本目のアダム製キューになるんですか?

 

「4本目だと思います。プロ2年目の2005年にアダム契約プロにしていただいたのですが、1本目のキューはそれまで使っていたキュー(他社製)にバランスが近いものをお借りしました。その次に黒檀ベースのキューを使って、それから初代野内モデル、そしてこの2代目と続きます」

 

――そもそもどうやってアダム契約プロになったのですか?

 

「2005年の『東日本女子プロツアー第3戦 in 埼玉セスパ戦』がきっかけです。ベスト16で李佳選手(当時アマ。のちにJPBAプロ)と対戦して、ヒルヒルになって私がたまたま勝てたんですが、当時李佳選手はまだ謎の中国出身選手という感じで、皆よく知らない存在だったこともあり、その試合の終盤は注目を集めていてたくさん応援もしていただけました。結果、私がギリギリで勝てたので、『やりましたー!』みたいな感じでパフォーマンスをしたら、場内がワッと盛り上がったんです。たまたまそれを試合の視察に訪れていたアダムの方が見てくださって、『ああいうパフォーマンスはすごく良いですね』と褒めてくださり、『よければぜひうちのキューを使ってください』というお話をいただきました」

 

――プロ意識が呼び込んだ縁ですね。

 

「ファンあってのプロである以上、パフォーマンスやファンサービスを絶対におろそかにしないというのは、プロ入り当時から重視しています。プレイヤーランキングはたいしたことないですけど、ファンサービスランキングは自称1位です(笑)。もちろん勝利を目指してやっていますが、そういった部分も評価していただけたのは本当にありがたいことだと思っています。もしこの記事をご覧の方で、『野内モデルⅡ』をお持ちの方がいましたら、ぜひ女子プロの試合会場までキューを持ってお越し下さい。私に『野内モデルⅡ』を見せてくださった方には、私が監修している『MGN CLAND』のグッズを差し上げます!」

 

(了)

 

 

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