日曜日（2/17）の『関東オープン』で
優勝した土方隼斗プロ。
表彰式直後の談話をお届けします。
新シャフト『イグナイト12.2』（MIKI）に
切り替えて2戦目での優勝。
イグナイトについても語ってくれました。
土方プロ、
3月の『グランプリイースト第1戦』と
『全日本ローテーション』に出た後は、
『USオープン9ボール』
（4月。ラスベガス）に向かいます。
※関東レディース優勝の
河原千尋プロの談話はこちら
※決勝日（2/17）の
フォトギャラリーはこちら
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Hayato Hijikata
JPBA40期生
1989年3月16日生 東京都出身＆在住
アマ時代の2005年に『世界ジュニア』銀メダル
2005年、2013年、2019年『関東オープン』3勝
2007年『ルカシージュニアワールドテンボール』優勝
2008年『北海道オープン』優勝
2010年『エイトボールオープン』優勝
2013年&2016年『ジャパンオープン』優勝
2013年、2014年、2016年『関西オープン』3勝
2013年『東海グランプリ』優勝
2016年『全日本ローテーション』優勝
2016年『ハウステンボス九州オープン』優勝
2016年『北陸オープン』優勝
2018年『全日本14-1』優勝
『グランプリイースト』通算18勝、他、入賞多数
2013年&2016年JPBA男子年間ランキング1位
…………
――今季初Vです。そして、
関東オープンでは3度目の優勝です。
「2019年、こんなに
はやばやと勝てて嬉しいです。
3度目というのも
めちゃめちゃ嬉しいんですけど、
つい『グランプリイースト』の感覚で、
『次戦の決勝ラウンドシードが欲しいな』と
思ってしまいますね（笑）。
オープン戦ではないのが普通なんですけど」
――開幕戦の『関西オープン』（1月）は、
予選日で敗れました。
「はい、予選日の最終ゲームで
相手プロにすごく良い内容を撞かれて
やられてしまいました。
『関西オープン』から、
プレーキューのシャフトを
『イグナイト12.2』（MIKI）に
替えたんですが、
『シャフトが合ってないんじゃない？』
と言われたり思われたりするのが
イヤだったので（笑）、
その意味でも早く結果を出したかった
ですし、勝てて良かったです」
――今回の2日間のプレー内容の
自己評価はどうでしょうか？
「まずまず良い方だったと思います。
気合いを入れすぎることもなく、
かつ、丁寧にやりつつ。
良い感じで出来たかなと思います。
全体的に見ると
凡ミスが少なかったというか、
大事な場面での致命的なミスは
ほとんどなかったと思います。
決勝戦でも2回ぐらい
ポロッとやっちゃってましたけど、
反対に難しい球を決められた
というところもあったので、
悪くはなかったと思います」
――勝因とは？
「なんでしょうね。
今回はブレイクを8割ぐらい
プレーキューでやってたんですけど、
それが良かったのかもしれないです。
決勝戦はずっとそうでした」
――つまり、イグナイトシャフトで？
「そうです。
会場の『ロサ』さんの
テーブルコンディションが
良かったので、イグナイトで
パワーを抑えめにして打ってました。
もちろん抑えていてもイグナイト自体に
パワーがあるので、十分に割れてくれて。
あのブレイクが上手いこと
ハマってくれてた感じはあります。
今日はマスワリ連チャンは
そこまで出てなかったですけど、
マスワリ率はそこそこ
あったんじゃないかなと思います」
――プレーキュー用シャフトとしての
イグナイトにはもう慣れましたか？
「正直まだ完璧ではなくて、
90%ぐらいですね。
前のシャフトとは
トビやカーブの質が少し違っていて、
完全に合わせきれているとは言えないです。
ただ、逆にイグナイトのパワーとか、
性能・特徴に助けられているところも
すごくあるし、イグナイトだから
撞きやすい球というのもあります。
この先、完全に合ってきたらもっと
すごいことになりそうだなと思ってます。
……っていうのもやっぱり、
試合の集中した状況で撞いてみないと
本当の意味ではわからないですよね。
なので、早く多く実戦経験を積んで、
合わせていけたらと思います」
――わかりました。2019年の目標とは？
「4月の『USオープン9ボール』に出るので、
まずはそこです。
今年からマッチルームスポーツ
（TVイベントを多く手掛けるイギリスの
イベンター／プロモーター）が
USオープンを開催するということで、
細かいことはまだわからないですけど、
きっと良いトーナメントになると思うので、
力を発揮出来るように整えていきたいです」
――テンション、上がってきてますか？
「いや、まだそこまでは（笑）。
USオープンの前に（3月）に、
『全日本ローテーション』や
『GPE-1』もありますし、
もうちょっとしてからじゃないですか。
でも、そろそろ気持ちを
上げに入らないとなって感じですかね。
久しぶりのアメリカ遠征なので、
楽しみにしています」
（了）
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