〈BD〉小川徳郎が振り返る「2018年 プロデビューイヤー」

Norio Ogawa ※2018全日本選手権にて
Norio Ogawa ※2018全日本選手権にて

 

2018年にプロデビューした

JPBA52期生は

男子13名・女子3名の計16名。

 

昨日の小西さみあプロに続き、

 

52期生男子を代表して、

小川徳郎プロにご登場いただきました。

 

1年間プロとしてプレーした感想や、

アマ時代との違い、

2019年の目標などを聞いてみます。

 

※小西さみあ編はこちら

 

…………

 

Norio Ogawa

1990年3月19日生、神奈川県出身

JPBA52期生

国士舘大学卒業

現在は株式会社HAPPYで勤務 

アマ時代に

『第55期~57期名人戦・名人位』

(2015年~2017年)を始め、

『プレ国体』『マスターズ』

『アマローテ』『アマナイン』など、

アマチュア全国タイトルを多数獲得。

プロ1年目の2018年は、

JPBAプロランキングポイント対象試合

全てに参戦し、

『GPE-5』準優勝、

『北陸オープン』3位など優秀な成績を収めた。

使用キューは『ADAM JAPAN

『ナビケータージャパン』契約プロ

 

…………

 

質問:BD

回答:小川徳郎

 

 

――2018年はどんな1年でしたか?

 

「あっという間の1年でした。

 

結構楽しんでやれたような気がしますが、

とにかく早かったですね(笑)」

 

――シーズン前に

どんな目標を立てていましたか?

そして、その達成度とは?

 

「『グランプリイースト』

(GPE。2018年は年間8戦開催)の

ランキングTop 10入りを

一応目指してはいたんですけど、

 

終わってみて、

『やっぱりそこまで甘くはないか』と(笑)。

 

(※GPEでは21位、

JPBA2018統一ランキングは27位だった)。

 

でもまあ、よくやれた方かなとは思います」

 

――実際にプロになってみて、

プロの世界はどうでしたか?

思っていたものとどういう違いが

ありましたか?

 

「出た試合ほとんど全て、

『面白いな』と思いながら

やっていたんですけど、

 

やっぱりプロは

厳しい球を撞いているなと思いました。

一球のミスでひっくり返されることが

多々あったので。

 

アマチュア時代は

横着していても勝てたということが

結構あったと思いますけど、

プロでは全くそれは通用しない。

 

想像していたことだけど、

想像以上だったですかね。

『今のままで勝ち上がっていくのは

かなり厳しいぞ』というか。

 

そう感じたから、

他のプロの方たちを見たり、

色々と教わったりして、

自分の中ではちょっとずつ

上達出来たかなと思います。

 

そういったことも含めて、だいぶ

プロ活動の楽しさは感じてましたね」

 

――アマチュアでいるのとは、

特にどういうところが違うと思いますか?

 

「勝負に対する意識は変わりました。

 

アマチュア時代だったら

諦めていただろうなという場面でも

諦めない、みたいな。

『逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ』

って(笑)。

 

そこも周りのプロの方たちを見ながら

学んだことでもあります。

『聞いてはいたけど、

ああ、こういうことか』と。

 

そういう姿勢は以前よりも

出て来ているかなと思います」

 

――この1年で、プロとしての自覚は

出て来たと思いますか?

 

「そこはまだまだでしょうね。

まだアマチュアっぽいところが

あると思います。

 

『プロとしてやっていくんだ』

という意識は全然足りないと思うし、

 

プロ選手としての振る舞いだったり、

応対の仕方だったり、

その辺りのプロ意識はもっとしっかり

持っておかないとダメだろうと思います。

 

そこは全くわかってないところなんで、

勉強中です」

 

――現在小川プロは

一般の仕事をしながらの

「兼業プロ活動」をしていますが、

苦労する部分と、良かったと思う部分は、

それぞれどんなことでしょうか?

 

「苦労する部分は……、

そんなに感じてないです。

 

社長は僕の活動を理解してくれて、

サポートもしてくれているので、

良かったと思う部分ばかりです。

 

(※KPBA所属の根岸和人選手が

代表を務める『株式会社HAPPY』で

勤務している)

 

勤務スケジュールも融通が効くので、

試合で休む分は、別の時に

働いて補うという形です。

 

長い遠征に出ると、

帰って来てから勤務日が増えたり、

勤務が続くことになるので

大変と言えば大変ですけど、

それは当たり前のことだと思っています。

 

そして、会社に

ビリヤードテーブルがあるので、

時間は短くても、

毎日球に触ることが出来ます。

感性・感覚を研ぎ澄ませて

おくことは出来ていると思います。

 

この仕事に就いてからは、

ビリヤードが出来ることの有り難みを

より強く感じるようになりました。

 

昔は球屋でバイトして、

適当にダラダラ~っと

撞いてた時もあったなと(笑)。

 

でも今は、一日の大半の時間は

働いているから、

撞ける時間に限りがあります。

 

そうすると、撞いた時に

『やっぱり楽しいな』って思えるし、

有り難いなと思っています」

 

――プロ2年目(2019年)の目標や

チャレンジしたいこととは?

 

「やっぱり1勝したいですね。

まずはタイトルを獲りたい。

 

そして、ランキングも1年目より

上げていきたいです」

 

――最後に、ファンや応援して

くれている人たちにメッセージを。

 

「2018年、そしてそれ以前から

応援してくださっている方々、

いつもありがとうございます。

 

今年もさらにまた頑張っていくので、

よろしくお願いします」

 

(了)

 

※小西さみあ編はこちら

 

 

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