〈BD〉『都道府県対抗』初優勝。山口チームの5名に聞く

 

先週末に和歌山で行われた

アマチュアポケットビリヤード団体戦、

『全日本都道府県対抗』(種目はローテーション)。

 

初優勝を飾った山口(YPBA)チームの5名に、

大会の感想をアンケート形式でお聞きしました。

番手順にお届けします。

 

※最終全結果はJAPA公式サイトにて

 

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●1番手:藤井駿平(ふじい・しゅんぺい)

 

Q1 初優勝のお気持ちなど、大会の感想を:

「本当に嬉しくて、今でも興奮冷めやらないです。山口県は今まで優勝したことがなかったので、今回優勝旗を持ち帰れて良かったです。『ジャンプアップ賞』まで貰えて言うことなしです!」

 

Q2 決勝戦、清水選手の最後の5球取り切りをどんな思いで見ていましたか?:

「ずっと『お願いします』と祈ってました。自分の試合より緊張して足が震えてたのを覚えています。自分は一昨年の決勝(2016年)で最後の1台になり、上り際に外してしまって負けてトラウマになってしまったので、同じ思いをしてほしくないという思いもありました。決め切った清水さんは本当にさすがだと思います。清水様様です」

 

Q3 個人的な目標は何か持っていましたか? そしてそれは達成出来ましたか?:

「自分がポイントゲッターになってチームを引っ張りたいという思いはありました。前半はボロボロでしたが最低限の働きは出来たかなと思います」

 

Q4 最後に、山口チームが優勝できた理由はなんだと思いますか?:

「山口県が一番チームワークが良いと思っています。それが理由だと思います。あとは、決勝戦の前に『優勝旗取ってこいよ』と他県のチームの方からも声を掛けて頂きましたし、県内からも多くの応援メッセージが届きました。それも力になったと思います」

 

ビリヤード歴:約8年

使用キュー:MEZZ

YPBA在籍年数:約5年

都道府県対抗出場回数:今回が4回目

 

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●2番手:高見幸太郎(たかみ・こうたろう)

 

Q1 初優勝のお気持ちなど、大会の感想を:

「とにかく嬉しいの一言。決勝トーナメントに上がった時は、年齢的に最後のチャンスだと思って死ぬ気で頑張りました。都道府県対抗は、メンバーで喜び合えるだけでなく、地元のみんなもすごく応援してくれてたので、嬉しさもひとしおです」

 

Q2 決勝戦、清水選手の最後の5球取り切りをどんな思いで見ていましたか?:

「清水君なら絶対に取り切ってくれると信じてました。でも、ゲームボールだけは『頼むから入ってくれ』と祈りました」

 

Q3 個人的な目標は何か持っていましたか? それは達成出来ましたか?:

「とにかく力まず集中して1球1球入れていくことしか考えてませんでした。準決勝ではイージーミスをして悔しい思いをしたので、決勝戦では今度こそと思って集中したら、落ち着いて上手く撞くことができました」

 

Q4 山口チームが優勝できた理由とは?:

「やはりチームワークでしょう。会場でも夜の宴会でも本当に楽しくて、みんなで頑張ろうという雰囲気に満ちてました。私もチームのみんなが不思議な力をくれたので、実力以上のものが出せたのだと思います」

 

ビリヤード歴:約30年

使用キュー:メウチ

YPBA在籍年数:約30年

都道府県対抗出場回数:今回が10回目

 

…………

 

●3番手:清水利晃(しみず・としあき)

 

Q1 初優勝のお気持ちなど、大会の感想を:

「嬉しい限りです! とりあえず自分が予選リーグで勝ち越す事だけを考えてました。少しでもチームに貢献出来て嬉しいです!」

 

Q2   決勝戦の最後の5球取り切りの時に考えていたこととは?:

「『とにかく大事に、とにかく大事に』。それだけでした。『みんな思いが詰まったチャンピオンシップボール!』……と考える余裕はなかったです(笑)」

 

Q3 個人的な目標は何か持っていましたか? それは達成出来ましたか?:

「自分の予選リーグ勝ち越し&チームの予選リーグ突破です。達成出来ました」

 

Q4 山口チームが優勝できた理由とは?:

「皆の頑張り! と、広島チームの援護射撃(笑)」

 

ビリヤード歴:15年

使用キュー:サムサラ

YPBA在籍年数:15年

都道府県対抗出場回数:今回が4回目

 

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●4番手:大谷晃央(おおたに・あきお)

 

Q1 初優勝のお気持ちなど、大会の感想を:

「とっても嬉しいです! わたしが途中からあまり頑張れず、申し訳ない気持ちだったので余計に嬉しいです!! 1日目の夜中、うなされて目が覚めて寝れませんでした(笑)。本当苦しかった。その分喜びは100倍です!!」

 

Q2 決勝戦、清水選手の最後の5球取り切りをどんな思いで見ていましたか?:

「あの状況ではどんな球でも簡単な球はないと思うので、祈る気持ちで見ていました。清水くんはそのすごいプレッシャーをちゃんと受け止めて入れ切ってくれたのでとっても感動しました。普段の練習でも丁寧に慎重に撞いている清水くんをいつも見ているので、だからこそあの状況でも落ち着いて頑張れたんだと思うし、見習わないといけないなーと尊敬しました」

 

Q3 個人的な目標は何か持っていましたか? それは達成出来ましたか?:

「とにかくいっぱい勝利して『わたしが山口を優勝させる!』と思ってましたが、実際には全く逆になっちゃって、みんなが頑張ってくれたおかげで優勝できました! 感謝しかありません!」

 

Q4 山口チームが優勝できた理由とは?:

「みんなで『優勝しようって約束したから! あと近隣県の応援も大きかったと思います」

 

ビリヤード歴:約22年

使用キュー:MUSASHI(ADAM JAPAN)

YPBA在籍年数:約1年半

都道府県対抗出場回数:今回が1回目

 

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●5番手:椿眞貴人(つばき・まきと)

 

Q1 初優勝のお気持ちなど、大会の感想を:

「本当に嬉しいです。嬉しいしかないですよね。みんなで優勝するつもりで練習はしてきましたけど、決勝トーナメントに残るのも難しい大会なので。チームのみんなに感謝です」

 

Q2 決勝戦、清水選手の最後の5球取り切りをどんな思いで見ていましたか?:

「祈る気持ちは全然なかったです。清水さんなら取り切ってくれると。ただ、自分の試合より何倍も緊張してました(笑)」

 

Q3 個人的な目標は何か持っていましたか? それは達成出来ましたか?:

「大きく負け越さないこと。僕が踏ん張れればあとの4人がたくさん勝ってくれて残れると信じてました。少しは達成出来たと思いたいです」

 

Q4 山口チームが優勝できた理由とは?:

「5人が同じ目標に向かって練習してきたからだと思います。あとはチームワークの良さですかね。大会中もずっといい雰囲気でビリヤードが出来てました。それがいい結果を残せた理由だと思います」

 

ビリヤード歴:約20年

使用キュー:MUSASHI(ADAM JAPAN)

YPBA在籍年数:約15年

都道府県対抗出場回数:今回が14回目

 

…………

 

ご協力ありがとうございました!

 


この状況下で、重圧に耐え、

5球を取り切った清水選手の精神力。

素晴らしいと思います。

 

国内のビリヤードトーナメントで、

これほど重く、これほど熱い視線が注がれる

ゲームボールもないのではないでしょうか。

 

それをしっかりと決めて、仲間と喜びの抱擁。

ぐっと胸にくる光景でした。

 

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※大会主催のJAPA公式サイト

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