この週末、
東京『バグース六本木店』で行われていた
（※土曜の予選は他会場も併用）、
『関東オープン』と
『関東レディースオープン』が閉幕しました。
それぞれ、
羅立文（3度目。JPBA）と
アリソン・フィッシャー（初。イギリス）が
優勝を飾っています。
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関東オープン（男子）
34th Kanto Open (10-ball, Race to 8)
10ボールの8ラック先取で行われた
関東オープン。
羅立文が、ベスト16から、
小宮鐘之介アマ、
津堅翔、
栗林達と破って、
ファイナルでは、
西嶋大策を8-1で退けて、今季初V。
前回の優勝は2017年9月の『GPE-6』まで
さかのぼります。
優勝：羅立文 ……中央
2位：西嶋大策 ……右2
3位：栗林達 ……左2
鎌田啓之アマ ……右
ベストアマ：本間俊行アマ（SPA） ……左
羅立文、ベスト16はブレイクに苦しみましたが、
ベスト8からはブレイクもプレーも
綺麗にハマって、
スピーディーにランアウトの山を築きました。
優勝した羅立文プロを含め
東日本のプロ達の次の試合は、
3/10〜11の『グランプリイースト第1戦』
（GPE-1）です。
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関東レディースオープン
26th Kanto Ladies Open (9-ball, Race to 7)
9ボールの7ラック先取で行われた
関東レディースオープンは、
世界選手権優勝4度の
世界女王、アリソン・フィッシャーが、
ベスト16から、
藤井寛美、小西さみあ、平口結貴といった
国内の実力派若手・中堅プロを
次々と破り、
最後は、日本女子ランキングNo.1、
河原千尋に7-2で勝利。
関東オープン初参戦で初優勝を飾りました。
優勝：アリソン・フィッシャー ……左2
2位：河原千尋 ……右2
3位：佐藤麻子 ……右
平口結貴 ……左
フィッシャーは予選ラウンドから
安定したプレーで、
身のこなしも表情も落ち着いていて優雅。
2日間で一番苦しめられたと言える試合は、
準決勝の平口結貴戦でしょうか。
1-4までリードされましたが、
そこから6連取で上がりました。
きっちりとフリを付けて
組み立てて行くところや、
確率判断に基いて、
選ぶべき時には躊躇せず
セーフティを使うところなど、
とにかく基本に忠実で、
ゲームマネジメントに長けています。
かと思えば、まれに繰り出す
ハードショットやジャンプショットも
正確性が高く、
これがワールドトッププロかと
膝を打つパフォーマンスでした。
今回初めて生でプレーを見たという
観客、プロ、関係者も多かったですが、
そのプロ然とした佇まいに
魅了された人が多かったのではないでしょうか。
なお、長年参加してきた3月の
『アムウェイカップ』には、
今年は参戦しないそうです。
本人がそう語っていました。
今回の来日期間で、
フィッシャーを日本のビリヤードファンが
生で見られるラストチャンスは、
本日のバネバグース宮益坂店でのイベントとなります。
興味のある方は店舗までお電話を。
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また、関東オープンの会場では、
"日本の女王"、梶谷景美プロの、
「JPBA公式戦100勝」を讃えて、
特別表彰の場も設けられました。
梶谷プロのコメントは近日掲載します。
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男女ベスト16のプレー写真のある
フォトギャラリーはこちらで。
※大会公式サイトはこちら
