〈BD〉「冷静な状態でプレーオフに入れました」――アマローテA級優勝・今村哲也(京都)の談話

今村哲也 写真:JAPA / On the hill !
今村哲也 写真:JAPA / On the hill !

 

先週(11/25~11/26)、

愛知で行われた『アマローテ』

(『第65回全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会』)。

 

今年、スポーツ庁の後援を得て

「文部科学大臣賞」が授与された『A級』で、

初優勝を飾った今村哲也選手(京都)の

談話をお届けします。

 

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※トーナメント表などはJAPA公式サイトにて

※試合動画はJAPA Youtubeチャンネルにて

 

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Tetsuya Imamura

生年月日:1981年6月27日生

出身・在住:京都府

所属:KRC(京都ローテーションクラブ)

ビリヤード場:VAMP(ヴァンプ。京都市伏見区)

プレー歴:約18年(ブランク含む)

プレーキュー:ADAM JAPAN MUSASHI(村田潤二氏から授かったもの)

全国タイトル:本大会が初。上位入賞は、2014年『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会A級』(in 和歌山)3位や『球聖戦 西日本A級戦』3位など

アマローテ出場回数:7、8回

職業:株式会社クリーンオネスト/小顔サロン be

 

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↓ 下記動画の28分頃からA級決勝およびプレーオフ試合映像

撮影:JAPA

 

―初の全国タイトル、おめでとうございます。

大会から数日経ちましたが、今のお気持ちは?

 

「周囲の人達が喜んでくれることが

こんなに嬉しいことなのかと実感しています。

 

LINEなどでたくさんお祝いのメッセージをいただき、

その返事をするたびに嬉しくなってます(笑)。

 

同級生のLINEグループでの反応も嬉しかったですね。

 

『今村は昔からビリヤードばっかしとんな』

ぐらいに思ってたでしょうけど(笑)、

優勝報告をしたら、

『そこまでやってたん?』みたいな反応があり、

皆に祝ってもらえました。

 

『ビリヤード、ちゃんと真面目にやってますよ』

と言えたような気がして、

それも嬉しかったですね」

 

――今大会では勝者側ベスト8、決勝戦、

そしてプレーオフと、計3回、現『球聖位』の

トップアマ、喜島安広選手と対戦しました。

 

「まず、勝者側ベスト8で当たった時は、

『負けるだろうな』と思ってました。

 

僕はもう、

すごく緊張してて心臓バクバクで(笑)。

でも、気付いたら勝ってたというか。

ほんとそんな感じで過程はほとんど覚えてません。

 

それはその後の静岡勢との2試合

(vs 秋本真吾戦、vs 小泉毅朗戦)も同じで、

自分が何をやってたか、

プレー内容の記憶はほとんどないです。

 

あとで試合映像を見たら、

小泉さんとの試合は互いにミスがあって、

最終的に僕が拾って勝ったというような

ラッキーな勝ち方でしたけど、

映像を見なければ

それも思い出せなかったぐらいです。

 

ただ、あの試合をネットライブテーブルで

撞かせてもらったのは大きかったですね。

 

あの環境に少し慣れた状態で

決勝戦(vs 喜島安広)を迎えることが出来て、

ある程度落ち着いて試合に入れたと思います」

 

――決勝戦(180点ゲーム)は今村選手が

166点まで行きましたが、

喜島選手に逆転負けを喫しました。

 

「はい。でも、試合の終盤……

3ラック目ぐらいから、

自分本来の撞き方を思い出して、

『良い状態になって来てるな』

ということは感じてました。

 

だから、負けてプレーオフに持ち込まれても、

あまり気負わなかったです。

 

プレーオフが始まるまでの時間は、

自分でも冷静だったなと思います。

 

周囲の人達から『頑張って』と

声を掛けてもらった時に、

落ち着いて『大丈夫です』と

返したことは覚えています。

 

『互角に戦えそうなイメージがあった』

と言うと語弊があると思いますけど、

 

ちゃんと自分の力を出して、

戦いを挑めるんじゃないかなという

精神状態にはなってました」

 

――プレーオフは互いにランが出ず、

セーフティを絡めながらの戦いになりました。

 

「互いに出しミスが何度かあり、

一気に取り切る展開にはならなかったですね。

僕は手球の動きに『あれっ?』ばっかりで(笑)。

 

守りながらちょこちょこ点を取って行く

戦い方になりましたけど、

セーフティがいくつか

上手いこと決まってくれたと思います」

 

――最後、ゲームボールの7番は、

セーフティ戦を経てオープンで回って来ました。

 

「ポケットサイズが甘めのテーブルなので、

7番の配置を見て、

『良かった。これは大丈夫だ』と。

 

それでも僕は過去に何度もああいう球を

抜いて(外して)きているので、

緊張しながら撞きました」

 

――7番を入れて、キューを掲げていました。

 

「会場で多くの方々が応援してくれていたので、

『ありがとうございます』の気持ちを込めて

やらせていただきました」

 

――今回、『タイトルを獲りたい』という

意志を持って試合に臨んでいたのですか?

 

「いや、僕は技術にもメンタルにも

一切自信がなく、いつも試合をする前から、

『また負けるんやろうな』って思うぐらい

ネガティブイメージの持ち主です。

 

試合が始まってしまえば、

そんなことは忘れて球に向かってますけど、

まさか自分が全国タイトルを

獲れるなんて思ってませんでした。

 

日頃から、

『出られる大会には出よう』ぐらいの

意識でやってきていたので、

今回は自分が勝者側から決勝戦まで

行けたことに驚いてます。

 

でも、あの決勝戦の舞台で

撞かせてもらったというのは、

本当に良い経験になったなと思いますし、

 

ここのところ京都の選手が

全国タイトルで勝てていないので、

クラブ(KRC)にタイトルを

持って帰れたことがとても嬉しいです」

 

――全国タイトル戦の初の決勝戦と

プレーオフで冷静な試合運びをしていて、

メンタルの強さを感じました。

 

「いや、強くないです。

 

僕が先にリーチをかけて

相手にまくられるという経験を

今年だけでも何回かしてますから(笑)。

 

ただ、今回は、

自分のプレーの状態や精神状態とかが

ちょうど良くなって来たところに、

 

皆の応援とか誰かの一声とか、

そういったものをいただくことが出来て、

良い感じでプラス思考で

試合に臨めたんだと思います。

 

いつもだったら『負けるだろう』が

先に来ているはずなのに、

 

あの決勝戦とプレーオフは、

マイナスイメージをほとんど持たずして

撞くことが出来ました。

 

2日間を振り返ると、

『逃げ』の気持ちになったことも

ゼロじゃなかったですし、

特に初日はフォームと頭と手球がバラバラで、

自分の球が撞けた気がしなかったです。

 

『どう直したらいいんだろう』と考えなから、

一生懸命やってました。

 

そうしたら2日目はちょっとずつ良くなった。

 

今回は本当に必死に一球一球、

粘り強く撞けたんじゃないかなと思います。

 

ああいう精神状態が今後にも

繋がってくれれば良いなと思います」

 

――今後の目標は?

 

「やっぱり都市対抗(『都道府県対抗』)で

優勝することです。

 

まだ、来年の京都のメンバーになれるか

どうかもわからないですけど(笑)、

一度は都市対抗の決勝戦を撞きたいですね。

 

京都(KRC)は、

2009年を最後に優勝から遠ざかっているので、

皆で一丸となって優勝目指して戦いたいです。

 

もちろん個人タイトルも

今までと変わらずに参加していきますし、

またタイトルを獲って、京都のビリヤードを

もっと盛り上げていけたらと思います」

 

(了)

 

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