〈BD〉カスタムの輝き・「コグノセンティ」編・その2

 

カスタムキューを多数取り扱っている

UK Corporation

 

その代表、大原秀夫氏が所蔵している

キューを見ていく本企画。

 

(※本企画の過去記事はこちら

 

今回紹介するのは、

1989年からシカゴで製作開始、

日本でも一世を風靡した

『Cognoscenti』(コグノセンティ)です。

 

代表はジョー・ゴールド。

 

BDでは以前に一度、コグノセンティの

メジャーデビュー作をご紹介しています。

 

…………

 

今回ご紹介するのは、

前回紹介したキューの少し後、

1990年代前半に作られたキューで、

 

エボニーをベースに、

5剣の白いインレイを入れた、

コグノセンティらしい

端正で高級感漂うモノトーンモデルです。

 

大原さんはこれを、3、4年前に渡米した時に、

長い付き合いのディーラーから購入したとのこと。

 

 

大原氏・談:

 

「3、4年前、フィラデルフィアの

『スーパービリヤードエキスポ』に行った時に、

コグノセンティの初期のメインディーラーだった

人物に会いました。

 

会場で彼が展示していたキューの中に、

このコグノセンティがあった。

 

ディーラー曰く、

大量にコグノセンティを扱っていた時代に、

何かの手違いで展示するのを忘れていて、

長年眠らせたままだった。

最近倉庫の中を探したら出てきたものだと。

 

これはデビューして1、2年ぐらい経った頃、

1990年代前半の作品でしょう。

 

日本に持ち帰ってグリップ部を革巻きに

替えた以外は当時のままの姿です。

 

このキューはもし希望があれば

『100万円で応相談』といったところでしょうか。

 

アルミ製のジョイントプロテクターが

付いていたのも初期のモデルの証。

このプロテクターを長く使っていると、

G10のジョイントピンが黒く汚れてくるということで、

後に黒い樹脂のプロテクターに切り替わりました。

 

インレイデザインのモチーフは、

ブランドロゴにも使われている定番のもの。

5剣はコグノセンティのマックスの剣数です。

インレイ間やインレイ上の

白や黒のライン使いがカッコイイですよね。

 

コグノセンティのリングワークは2種類あって、

一つは前回紹介したキューに入れられていた

『スタンダードリング』。

シルバーのバー(タテ棒)だけで構成されたもので、

特許も取っています。

 

一方、このキューのリングは、

バーの上下にラインが入っているデザイン。

これを『ファンシーリング』と言います。

 

特にこの頃のコグノセンティは、

デザイン面も道具としての部分も

きっちりと丁寧な仕事をしていました。

 

名を上げるために緻密な努力を続けていたことが

このモデルからもうかがえます。

 

その後、売れるようになってからは、

マーケットコントロールも巧みになり、

『それなり』のキューも増えていった。

 

今は恐らくキュー作りはせず悠々自適に

やっているのだと思います。

 

確固たるスタイルを持ち、

一時代を築いたメーカーですが、

それも頷けるだけの高い完成度と

オリジナリティをデビュー時から

見せていました。

 

特にこの初期のモデルは、

そのことをよく伝えてくれています」

 

(了)

 

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BD Official Partners :  
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED 
創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN 
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カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation 
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