先日、New Artのスタッフさんから、
「ショールームに新しい機器を導入したので
ぜひ遊びに来てください」
と連絡をいただきました。
行ってみたら、これが本当に新しかった。
ビリヤード（テーブル）の未来を感じました。
この新しさは写真でも言葉でも上手く表現できません。
なのでまずは動画で（New Art制作）。
…………
これは『iPOOL』（アイプール）という商品名の、
「インタラクティブビリヤードシステム」です。
テーブルのラシャ面に映像を投影しつつ、
センサーでキューやボールや
人の手の動きを感知・補足し続け、
ダイレクトに投影映像を変化させていきます。
そこが「インタラクティブ」
（双方向の作用）たるゆえんなのですが、
簡単に言えば、
「動きに反応して画が動くテーブル」
と理解してもらえれば大丈夫です。
New Artから聞いたところによりますと、
「iPOOLの開発は2011年よりスタートし、
2016年にVer.1を販売開始。
今年早くもVer.2をリリースしています。
弊社ショールルームへ設置しているのはVer.2です。
iPOOLは中国では唯一、世界でも
数えられるほどのインタラクティブシステムで、
国内外に7つの特許を持ち、
既に中国の20もの大都市で、
ビリヤード場、バー、カラオケ、
スポーツトレーニングシステムなどへ
導入されています」
とのことです。
（※BDでは以前にもインタラクティブシステムを
紹介したことがありますが、
それとはまた別会社のシステムです）
聞けば、iPOOL側は定期的に
ソフトウェアアップデートを行っているので、
シーン（投影する映像の種類）の追加や
微修正などがマメに行われているのだとか。
※New Artサイトの商品ページはこちら。
そんなiPOOLを、
ここから写真でざざざっとご紹介します。
…………
New Artショールームの
9フィートテーブル（『ダイヤモンド』）。
そのサイドポケットの上の方の天井に、
iPOOLの黒い筐体がセットされています。
これが本体機器。なかなか重そうです。
…………
電源を入れると、
こんなメインメニューが立ち上がります。
スマホで言うホーム画面がこれ。
スマホのアプリを指でタッチするように、
キュー先（手でもOK）でボタンを押すと
選んだモードやシーンに入っていけます。
なんてインタラクティブ！
…………
ちなみに、どのシーンからも、
こうして2つのサイドポケットを
結ぶようにキューをかざすだけで
メインメニュー画面に戻れます。
な、なんて……！（同上）
…………
これらは「エンターテインメントモード」に
入っていた「シーン」各種
（※取材時には10種ありました）。
クリスマスや泳ぐ魚やカミナリなど、
様々なシーンがあります。
いずれも、ボールの動きに反応して、
魚が逃げたり、波紋が動いたり、
炎が出たりスパークしたり……と、
派手な演出が見られ、サウンドも出ます。
画や音にタイムラグはほぼ全くありません。
画（アニメーション）の解像度も高く、
絵柄は想像以上にクリアでした。
「絵柄が一番綺麗に映るラシャの色は、
グレーだと思います」
（New Art）
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BDはガイダンスを受けつつ、
少し体験させてもらいましたが、
なんというか、初めてビリヤードをやった頃に
戻ったような気分になりました。
ボールが転がるだけで面白い。
これは一般層や子供への訴求力はバツグンでしょう。
考えられる設置場所としては、
個室に置かれたビリヤード台や
プールバーのカウンター寄りのテーブルなどが
すぐに思い浮かびます。
本体の設置にそれなりの準備がいるということと、
場が暗くないと投影映像が見にくい
という懸念はありますが、
不特定多数が来場する
イベント・パーティー会場などで
かなり受けるんじゃないでしょうか。
バリバリの競技派の人は、こういったシステムに
そんなに関心を持てないかもしれません。
実はiPOOLには、ここで紹介した
「エンターテインメントモード」以外にも、
「ゲームモード」と
「プロフェッショナルトレーニングモード」があり、
ビリヤード経験者でも楽しめるものになっています。
その2つのモードについてはまた改めてお届けします。
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最後に、トリックショットアーティスト、
フロリアン・コーラーが、
iPOOLとコラボレーションした動画をどうぞ！↓
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