9ボールの『アジア選手権』のDay 1が終わりました。
JPBAプロと日本ジュニアの戦績を
以下でまとめていきます。
※文中の時間は「台湾時間」です。
日本時間はプラス1時間してください。
トップ画像は、これが海外試合デビューだった、
日本男子ジュニアの杉山功起選手（高校2年生）。
初戦でマレーシアの選手を破り、
日本選手団の今大会初勝利を挙げました。
「国際大会に出るのも、
外国人選手との対戦も初めてで、
とても緊張してました（笑）。
こっちに着いた日（5/6）は、
練習してても雰囲気に飲まれて
ちゃんと撞けなくて
『大丈夫かな』と思ってたんですけど、
今日の試合はラッキーもあったし、
なんとか撞けました」
（杉山）
上がり際、5番からの動画
（この前の3番でナイス空クッションがあり、
そこからの取り切りです）↓
…………
●男子の部（8先）：
↑吉岡正登
1回戦 5-W vs A・アブドゥラハム（サウジアラビア）
次戦は5/10・11時30分から。相手未定
↑栗林達
1回戦 4-W vs 張玉龍（台湾）
次戦は5/9・11時30分から vs C・チン（マレーシア）
↑赤狩山幸男
1回戦 6-W vs 張榮麟（台湾）
次戦は5/9・11時30分から vs K・ユン（マレーシア）
…………
※羅立文と大井直幸は5/8は
試合がありませんでした。
羅立文の初戦は
5/9・13時30分から vs A・アブドゥラハム（サウジアラビア）
大井直幸の初戦は
5/9・13時30分から vs 鄭喻軒（台湾）
…………
●男子ジュニア（7先）：
↑田中汰樹
1回戦 5-W vs R・カピト（香港）
敗者2回戦 W-4 vs D・ユー（マレーシア）
次戦は5/9・13時から。直前のラウンドの敗者と対戦
↑杉山功起
1回戦 W-6 vs M・ヤクプ（マレーシア）
次戦は5/9・10時から vs 王星翰（台湾）
…………
●女子ジュニア（6先）：
↑奥田玲生
1回戦 2-W vs K・ボジェン（韓国）
敗者2回戦 2-W vs 江水浄（台湾）
シングルスマッチは終了です。
※まだダブルスがあります
↑村松さくら
1回戦 5-W vs 許芳瑜（台湾）
敗者2回戦 W-0 vs Y・ユンビ（韓国）
次戦は、5/9・14時30分から vs K・ボジェン（韓国）
…………
以下、こぼれ話ですが、
本大会のラックは、
セルフラック & レフェリーチェックという方式。
BDは初めて見ました。
つまりプレイヤーが立てたラックを
レフェリーが見て、隙間があったり、
位置がズレていたり、傾いていたら、
それを指摘し、
プレイヤーに組み直しを要求します
（同じ配列（ボール番号）にならないように
見ているのかもしれません）。
一昨年と昨年の本大会は
レフェリーラックだったと記憶していますが、
レフェリーのラックの習熟度は人それぞれ。
また、組むたびにバラツキが出る人もいるため、
こういうやり方に変えたのではないかと
想像しています。
…………
そして、本大会のネットライブは、
台湾のレジェンド、趙豊邦が担当していますが……、
ガチです。
御大自ら朝イチで会場に入り、
セッティングから配信業務から実況まで
一人でなんでもやっています。
カメラ（タブレットやスマホ）も3台使ってます。
試合前には準備でピリピリする「冷面殺手」。
でも、この映像で、
元・世界チャンピオンの実況解説を
約8時間ずっと聞ける訳ですから、
北京語圏のビリヤードファンやプレイヤーは
たまらないのではないでしょうか。
BDは北京語は解しませんが、
技術的なことにも多く触れている様子。
台湾撞球の強さの一因でもあると思います。
そのネットライブはこちら。
※5/9午前、追記。このURLでは見られないようです。
こちらを試してください。
https://www.youtube.com/watch?v=lt2icqb2tiQ&feature=youtu.be
