2017年

4月

21日

〈BD〉ビリヤードの浮き沈みとともに19年……移転した東京『REVE』に行ってみた

 

先日、東京都江戸川区にあるビリヤード場、

『REVE』(レーヴ)にお邪魔しました。

 

場所を移して再オープンして約1年半。

 

店主の萩原孝昌プロ(JPBF)に

「ぜひ一度お越しください」とお誘いいただきながら、

長らく「行く行く詐欺」状態だったのですが、

ようやく訪れることができました。

 

1998年オープンなので現在19年目。

お店のヒストリーをうかがってみると、

それは国内ビリヤードの一栄一落と重なる、

「生き残りの歴史」でもありました。

 

写真で店内をざざざっとご紹介しつつ、

萩原プロの言葉もお届けしたいと思います。

 

…………

 

 

お店のロケーションは最高です。

都営新宿線『瑞江駅』南口より徒歩0分。

駅前のビルの5Fにあります。

 

「駅前を狙っていたと言えば狙っていましたが、

運良くたまたますごく近い所に空きがありました」

(萩原プロ)

 

エレベーターを降りるとドア前で

料金表が出迎えてくれます。

 

アクセスや店舗情報など詳しくは

お店の公式ホームページにて。

 

…………

 

 

レジ&ショーケースの前にいる方が…………

 

2013年『東京オープン』覇者、

オーナーの萩原孝昌(はぎわらたかまさ)プロです。

 

決して恐くはありませんので安心してください(笑)。

 

「キャロムのプロがやっているビリヤード場というと、

『道場』っぽいイメージを持つ方も

おられるかもしれません。

でも、うちはそんなことはなく、

『楽しく上手くなりましょう』を

モットーにしていますので、

お気軽にお越しください」

(萩原)

 

…………

 

 

店内には、ポケットテーブルが3台、

キャロム大台が3台、そしてダーツが3台。

 

キャロムテーブルの台上と黒板(スコア)が

いつでもモニタリングできるようにもなっています。

 

レーヴ19年の歴史は、

「テーブル入れ替えの歴史」でもあります。

 

隣駅『篠崎』で創業した時は、

ポケット6台、

キャロム大台(スリークッション)2台、

キャロム中台(四ツ球)1台で

スタートしたとのことですが、

 

そこからポケット台を減らして

スヌーカー台が入ったり、

キャロム中台を外してダーツを入れたり、

スヌーカー台を外してポケット台を増やしたり、

ポケット台を減らしてキャロム大台を増やしたり

……とニーズを見定めながら、

5、6回はレイアウト変更をしています。

 

……ということもあって、萩原プロは

「基本、今はスリークッションだけですが、

一応スヌーカーも含めて全て撞けると言えば撞けます」

とのこと。

 

…………

 

 

店内の写真を撮った後、

 

料理のできる萩原プロが仕込んでいた

「本日の定食」

(この日は麻婆豆腐。写真撮り忘れました……)と、

画像の焼酎をいただきながら、

 

開店当時の話や移転の経緯などをうかがいます。

 

萩原プロ・談:

 

「もともと僕は原宿のビリヤード場『相馬』に

20歳から7年間務めていました。

 

24歳の時にプロ(JPBF)になり、

27歳の時に独立してお店(REVE)を持ったんです。

 

地元は代々木の方なんですが、

相馬に遠慮して近くでは構えないことにして(笑)、

それで江戸川区に。

 

隣の篠崎という駅の駅前で18年やってました。

今考えるとだいぶ家賃の高い所でした。

 

それでも創業当時(1998年)は、

ビリヤードが少し盛り上がっていたじゃないですか。

プチブームみたいなのが続いていた頃で、

経営も結構良かったんですよ。

でも、すぐ冷えていきましたね。

 

数年して『これはキツイな……』という頃に、

ドカンと来たのがダーツです。

そしてほぼ同じくらいのタイミングで

JPAも始まったので、

一時期だいぶ上向きになりました。

 

それが2008年~2010年頃かな。

だから、その頃僕は

海外遠征にもよく出掛けていました。

 

しかし、それも長くは続かず、

また『キツイな……』と(笑)。

 

恐らく、個人でやっておられる

ビリヤード場さんは多かれ少なかれ、

僕と同じような経験を

されているんじゃないかと思いますし、

ここで撤退された方も多いと思います。

 

僕も『もう辞めようか』とも思ったんですが、

家賃が高くない場所に移ることができれば、

なんとかギリギリ行けるんじゃないかと。

それで2015年に決断して8月にここに入りました。

 

だから、移転の理由を一言で言えば、

『前の所の家賃が高かったから』です。

 

移転の時、本当にびっくりしたことがあって、

ゴミが4トントラック2台分出たんです(笑)。

 

18年もお店をやってるとこんなになるのか

……と唖然としました。

 

広い所から狭い所に移ったので、

今もまだ物が整理しきれてないですが……」

 

原稿にはしていませんが、取材時には

かなり生々しくお店の浮き沈みの様子を

お聞かせいただきました。

 

萩原プロが言うように、

きっと多くのビリヤード場が似たような経験し、

ある店は営業形態や場所を替え、

またある店は閉めてしまったと思います。

BDもそういうお店をたくさん見てきています。

 

REVEはそういった時代の変遷の影響を

ダイレクトに受けながらも逞しく続けている

個人経営ビリヤード場の典型例と言えるかもしれません。

 

「移転するということ自体、

ものすごくエネルギーが要りましたし、

ホントにキツかったですけど、

今となってみれば移って良かったです。

そのぐらい家賃の違いって大きいですし、

経営が良くない時は負担にしかならないですから。

 

今、幸いなことにキャロムのお客さんは

なんとか付いてくださっていますが、

移転の影響かポケットの方はまだ

これからというところですね。

 

江戸川区にはビリヤード場が多くはないですから、

なんとか持ち堪えて行きたいと思います」

 

萩原プロ、ありがとうございました。

 

近隣の読者の方や、近くに行かれる予定のある方、

ぜひ一度REVEへどうぞ。

 

萩原プロが「このままじゃダメだ」と

身を清めるため赴いたという

「高尾山での滝行」エピソードも

お願いすれば聞かせてくれるかも!? しれません(笑)。

 

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