〈BD〉敗れた大坪和史選手のコメント――『第26期球聖位決定戦』。

Kazufumi Otsubo
Kazufumi Otsubo

 

2014年の再戦(大坪vs喜島)となり、

 

2014年と同じく、

フルセット・フルラックに及ぶ激闘となった

 

昨日の『第26期球聖戦・球聖位決定戦』

 

惜しくも敗れた大坪和史選手の短い談話を、

以下でお届けします。

 

…………

 

それにしても本当に攻撃的で清々しくて、

魅力のあるビリヤードスタイル。

鳥肌が立つ瞬間が何度もありました。

 

「こんなふうに攻めて、こう決められる人に

なれたら楽しいだろうなぁ」

という理想のプレイヤー像そのもの、

あるいは憧れの対象と考える人が多いのも頷けます。

 

「大坪選手のローテーションはもっとすごい」

という声も良く聞きます。

 

ですが、今年は5月の

アマ団体戦『都道府県対抗』の広島チームに

大坪選手は入っていません。

 

「球聖戦で長時間撞いたら、

首の痛みが悪化する恐れもあって、

3、4週間は球は撞かないつもりでした。

そうするとチームの皆にも迷惑がかかるので」

とはご本人談。

 

またの機会に期待したいと思います。

 

…………

 

 

聞き手:BD

語り手:大坪和史選手

 

 

――終わったばかりですが、率直な今のお気持ちを。

 

「今回もほんとに疲れましたね」

 

――体力的には最後まで保っていたように

見られました。

 

「いやいや、もう踏ん張れんぐらいでした(笑)。

全体的に身体に力が入らなくなって来てましたね」

 

――最後は喜島選手の1番でのジャンプショットが、

9番ラッキーインを呼び込むという

あっけない幕切れでした。

 

「いや、あれはもうしょうがないですよ。

 

最終セット、僕が最初の9番を飛ばしたりとか、

配置が出来たというところで僕がミスしたりしてたので、

ああいうことをやっていたら、

運勢がなくなってしまうのは仕方ないことです」

 

――全体的な自己評価はどうでしょうか?

 

「今の自分の状態を考えると、撞けた方だと思います。

客観的に見たらダメだったと思うけど、

まあ、撞けた方です」

 

――例年通り、痛めている首の様子を見ながら

この球聖戦に備えてきたのでしょうか?

 

「そうですね。

一昨年や昨年は1月ぐらいから調整していて、

平均すると週1回ぐらい撞いてたんですが、

今年は2月からしか始めれんかったんで、

2回撞く週があったり、1回だったり。

 

痛みがあまり出ないような

ペースでやってきました」

 

――フィジカルトレーニングなどは?

 

「特別なことはしてません。

日常的に歩いたり、ジョギングぐらいはしますけど」

 

――相手の喜島選手については?

 

「前回(2014年)の時も

やってみて思ったんですけど、

僕が勝てる部分がないんですよ。

 

はっきりわかるブレイクなんかもそうだし、

シュート力、手球のコントロール、組み立て、

クッション、セーフティ……どこをとっても勝てる

部分はないと思ってるんです。

 

ちょっとしたミスをしてくれたら、

展開的に競っていけるところもあるけれど、

それがない限りは全然追い付けないと思います。

 

だから今回も僕としては

必死で追い付いていけるように頑張ってたつもりです。

もうなにされても向こうが上なので」

 

――わかりました。

来年の球聖戦はいかがでしょうか?

 

「そこはもう体力や身体の状態次第ですね。

出られると思えば出ると思いますし」

 

――最後に広島の応援団にメッセージを。

 

「一昨年、昨年、そして今回と、

毎回最初から最後まで長い時間応援してくださって

本当にありがたく思っています。

 

試合の準備なども全部みんなにしてもらって、

とても助かりました

 

応援してくれた方、開催に協力してくださった方、

ありがとうございました」

 

(了)

 

Kazufumi Otsubo

 

生年月日/1972年12月21日

ビリヤード歴/約23年

出身・在住/広島県

所属/ビリヤードみゆき

日本玉台中国産業

1999年全日本ローテーション優勝

2000年全日本アマナイン優勝

2000年第40期名人位

2001年西日本プロツアー優勝

2008年第17期球聖位

2014年~2016年第23~25期球聖位

2006年2014年マスターズ優勝、

などタイトル多数

使用プレーキューはMUSASHI(ADAM JAPAN

ノーマルシャフト使用

ブレイクキューもADAM JAPAN

ジャンプキューは日本玉台中国産業オリジナル

 

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