2017年

4月

12日

〈BD〉「純粋に球だけに向かっていけた」――GPW-1でプロ入り初優勝・浜田翔介の談話

Shosuke Hamada won 2017 JPBA Grand Prix West stop#1 in Aichi
Shosuke Hamada won 2017 JPBA Grand Prix West stop#1 in Aichi

 

先週日曜日の『グランプリウエスト第1戦』

優勝した浜田翔介プロの談話をお届けします。

 

プロ5年目での初優勝となりました。

 

初の準決勝や決勝戦は、

重いプレッシャーがあったのかと思いきや……。

 

…………

 

Shosuke Hamada

1985年12月23日

JPBA47期生(2013年~)

栃木県出身・大阪府在住

『ハスラー10』(大阪)代表

2017年『グランプリウエスト第1戦』優勝

使用キューは『Canis』

 

…………

 

聞き手:BD

語り手:浜田翔介

 

 

――初優勝の感想を。

 

「お店のお客さんや家族や身の回りの人たちが

すごく喜んでくれていることや、

『おめでとう』って言われるのが

とにかく一番嬉しいですね。

 

勝って嬉しいというのももちろんありますが、

一番はそこです。

皆に『まだ?』って言われてたんで(笑)。

 

今回勝てたのはラッキーだったけど、

期待に応えられて良かったです」

 

――ゲームボールを入れた瞬間は?

 

「嬉しかったです。だけどそれは、

一つの試合に勝ったことの嬉しさでした。

 

その後、周りの人たちから

『おめでとう』を言ってもらえて、

優勝したことの嬉しさがじわじわ出てきました」

 

――決勝戦の最後は、取り出しでラッキーインがあり、

そこからのマスワリでした。

 

「1番を入れて、7番に当てて出すしかない配置で。

入れるだけでも難しい球だったので、

抜けてもいいと覚悟を決めて撞いたら、

1番は外れたけど7番が入ってくれて。

ホント、ラッキーでした」

 

――そこから取り切りって行く時にプレッシャーは?

 

「正直言えば感じてなかったですね。

 

実はその前にカギになる試合があって。

そこを乗り越えた後は、

球に対して素直に、やるべきことを一つずつ、

ただやるだけという心境になれていました」

 

――カギになった試合とは?

 

「ベスト32です(vs 斎藤慎太郎)。

 

8ゲーム先取で0-7でリードされていて、

そこから、なんかよくわからないんですけど、

ラッキーでまくって勝てたんですよ」

 

――8連取の大逆転。そうだったんですか。

 

「はい、それで吹っ切れて。

 

もう既に5回ぐらい負けてるようなもんでしょう。

そこからは『本来撞けないはずの試合を

やらせてもらってる』ぐらいの気持ちでした。

 

だから純粋に球だけに向かっていけたし、

プレッシャーがなかったのかなと思います」

 

――初の準決勝、初の決勝という

舞台を意識することもなかったですか?

 

「始まる前は少しはありました。

『これ勝ったら優勝なのか』とか。

 

でも、いざ始まってみると、

準決勝だからとか決勝だからというものは全くなく、

一人のプロ選手を相手に、

ただいつものように試合をさせてもらっているだけ、

という気持ちで撞けました。

 

シンプルにいつも通り、

自分ができることだけやろうって。

ミスがあっても特に動揺もしなかったです。

 

本当にベスト32の勝ち方はデカかったですね」

 

――プロ入り5年目での優勝となりました。

ご自身としては「やっと」という気持ちですか?

 

「そうですね。

 

周りからも言われていたし、

自分としても遠征とかで家や店を空けることも多く、

いつも家族に迷惑掛けてたんで。

 

そういう状況でプロ活動をやらせてもらっている以上、

示しがつくような結果を早く出したいというか、

一回は優勝しないとなという思いはずっとあったんで、

そういう部分での焦りとかはありましたね。

 

だから、今、若干晴れ晴れした気持ちはあります(笑)」

 

――この何年か、海外遠征に積極的に

出掛けていましたね。それは強くなるために?

 

「はい、もちろん強くなるためです。

そして、絶対に海外に行ったおかげで、

以前より強くなれていると思います」

 

――例えばどんなところが?

 

「一番は気持ちの強さかな。

 

『球周りが悪くて……』、『展開が……』

とかって、誰でもよく言うじゃないですか。

 

でも、海外で試合を見ていると、

悪い展開になったとしても気にせず普通に撞き続けて、

そこから展開を引っ張って来るっていうのを

当たり前に見るんです。

 

そりゃ展開がいい時もあれば悪い時もある。

基本的に回ってくるだけでラッキー、みたいな。

 

海外の人達のそういう姿を見ていて、

僕も球周りとかは気にしなくなったんですよ。

 

相手が飛ばした後の形が

めちゃ難しい球になることもあるけど、

それでも番が回って来て

撞けるだけでラッキーだなって。

 

そういうこともあって、

少しは素直に目の前の球と向き合えるように

なれてきたのかなって思いますね」

 

――技術面は?

 

「技術ももちろんだいぶアップしたと思います。

 

球をめちゃ入れる選手とか、

キューが切れる選手とか、

気持ちが強いように見える選手とか、

色々な人がいて、

 

そういう中で自分に合うのは

どういうところなのかなっていうのを

帰国してから試して、取捨選択をして。

 

それは今でもやっていることですし、

この先ももちろん海外に行きたいと思っているので、

やり続けたいとは思ってます。

 

でも、やっぱり技術面よりも大事なのは

気持ちかなって思います」

 

――大井直幸プロと親しくされていますが、

影響は受けていますか?

 

「受けてます。

常にモチベーションを高く保っていられるのは

大井さんのおかげです。

 

誰でもビリヤードをやっていて

モチベーションが下がってしまう時って

あるじゃないですか。

 

でも、大井さんと一緒に行動していると

絶対に下がりようがないというか(笑)。

そこはやっぱり助かってますね。

 

吸収するところは吸収して、

色々と真似したりもしてきましたけど、

 

僕の中では今のスタンスとしては

あまり真似せずにっていうところに落ち着いてますね。

 

その結果、周りにどう映っているかはわからないですし、

『似てるね』と言われることはありますけど、

僕自身はあまり意識してないです。

 

でも、メンタル面はだいぶ大井さんを意識してます。

考え方とか覚悟の部分ですね。

 

知っている人もいると思いますけど、

大井さんはそこがかなりすごいんですよ。

ビリヤードに対する覚悟がすごい。

 

そこを吸収して真似しようと思っているので、

メンタル面の師匠として見ているところがあります」

 

――わかりました。最後に、

初優勝したばかりですが、今後の目標は?

 

「そうですね……、

1勝はしましたけど、それはそれとして、

なるべく早く2勝目、3勝目と実現できるように

スキルアップしていきたいですし、

 

ホント今回、周りの人達が喜んでくれたのが

すごく嬉しかったので、

これからも周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、

応援に応えられるように頑張って行きたいと思います」

 

(了)

 

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