〈BD〉”ストロークの見張り番”、DIGI CUE、絶賛発売中。どんなショットがダメ出しされるの!?　「後編」

昨日からの続きです。

どんなストロークだと、

DIGI CUEは「ダメ！」というのか、

西尾祐プロ（バグース）にご協力いただき、

実際にショットしていただきました。

…………

西尾プロのマイキューにDIGI CUEを装着し、

中くらいの距離の

ストレートショットを撞いていただきます。

「OK」だった時のストロークを正面から。↓

スローで。↓

キュー軌道はビシッと真っ直ぐですね。

DIGI CUE先生は無反応（＝OK）でした。

「自分でも

『ちゃんと真っ直ぐ撞けた感』があります。

僕はストローク時にキュー先が下がり、

身体が右方向に動くクセがあるんですが、

それが出ていなかったということでしょう」

（西尾）

…………

続けて、西尾プロにお願いをして、

わざと大げさに右方向にコジッていただきました。

DIGI CUE先生、即座に「ダメー！」の判定。

スローで。↓

このぐらいのキュー軌道のズレを

DIGI CUEはまず見逃しませんし、

もっと小さなズレでも反応します。

「これは『やっぱりそうだよね』と

納得できますし、

このズレを見逃さないというところで、

『しっかりしてるな』と思えます」

（西尾）

以上、「真っ直ぐのストップショット」での

ストロークをチェックしていますが、

ナインボールやボウラードなど、

ゲームに即した形でやってみると、

自分のストロークがズレやすい条件

（特定の撞点・スピード・ショット種）が

早く浮き上がってくるかもしれません。

補足ですが、DIGI CUEを常用しているという

とある女子選手からは、

「私、引き球の時にNGが出やすいんです。

たしかに引き球に苦手意識はありますね……」

というコメントもいただきました。

意識するあまり、引き球の時だけストロークが

変わっているのかもしれないですね。

…………

BDも少し使わせていただいたのですが、

初級に設定していても、

まあまあの頻度で「ブイーン」とダメ出しされる

ビリヤード経験者が結構いるかもしれない、

と思いました（はい、BDです）。

なんにせよ機械にストロークを

判定されるのは初めてのこと。

色んなストロークを試したくなりますし、

仲間にもやらせたくなります。

「何人かのプロの方に

試してもらったことがありますが、

全くダメ出しをされず、

『これって、震えること、ありますか？』

『電源入ってますか？』というプロも

何名かいました。

そのプロ達はたしかに

素晴らしいストロークの持ち主です」

（西尾）

ストロークが良ければ、

なんでも球が入るようになる訳でも、

負け知らずになれるという訳でもないですが、

良いに越したことはありません。

まずはDIGI CUEでストロークチェックから、

どうでしょうか？？？

より徹底してストロークを見直したい・

ゼロから作り上げたいという方には、

DIGI CUEと併用して、

西尾プロが監修した

『MEZZストロークトレーナー』を

使うというのも良いでしょう。↓

…………

スマートなフォルムに

シンプルな機能を内包し、

初代にして完成の域にあるように

感じられるDIGI CUE。

ですが、

世は「IoT」（Internet of Things）時代。

DIGI CUEからは更なる拡張可能性と

将来性も感じられます。

以下はあくまで仮定の話ですが、

もし仮に第2世代が作られるとしたら……、

「やっぱりブルートゥースなどで、

スマホにデータが飛んで、

『キューの軌道がこうなっていたからダメだった』

というところまで見られると良いですよね。

それと個人的な願いとしては、

グッドストロークの時に褒めてほしい（笑）。

今は何も言ってくれないので。

そこまでの機能を実装して、

このサイズに収まるものが出来るとしたら

個人的にはもっと高くても買いますね」

（西尾）

……と、これは、

第2弾の噂すらない段階での

「もしも」の話ですが、

早くそうなってほしい！　

と本気で思わせてくれるほど、

このDIGI CUEは画期的で、

“未来”がやって来たと感じられるアイテムです。

ぜひ皆さんも一度、体験してみてください。

…………  

<<<前の記事