〈BD〉「地元の仲間の前で最後まで撞けて嬉しい」――アマローテA級優勝・島田隆嗣の談話

 

先週末、愛知で行われた『アマローテ』

 

正式名称

『全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会』。

 

A級の部で初優勝を飾った

島田隆嗣選手(愛知)の談話をお届けします。

 

今年、島田選手は、

『京都オープン』

『えひめプレ国体』(3連覇)、

そしてこのアマローテと、

 

数多くのタイトルを手中に収めました。

 

今回も「ツイてました」と謙虚に語る

島田選手ですが、

 

ツキだけでは、

このプレーオフ(vs小川徳郎選手)で、

こうは上がれません。↓

 

映像:JAPA

 

 

特に終盤の⑨-⑮コンビインからの取り切りは

ぜひご覧ください。

 

…………

 

島田夫妻
島田夫妻

 

――アマローテ初優勝の感想からお願いします。

 

「非常に嬉しく思っています。

 

『いずれは地元で優勝したい』と

長年思っていましたので、

それが叶って良かったです。

 

そして、アマローテでは

2007年に決勝戦で負けていますので、

今度は優勝できて良かったなと」

 

――『えひめプレ国体』の優勝とは

また違う嬉しさがあるのでしょうか。

 

「少し違います。

 

アマローテは

ARC(愛知ローテーションクラブ)の

クラブ員が運営に携わっています。

 

会場に大勢の仲間がいる中で、

最後まで試合することができたので、

それが嬉しいですね。

 

皆さんの応援でなんとか最後まで

持ちこたえられたという印象です」

 

――勝因を挙げるとするならば?

 

「それはプレ国体と同じで、

『ツイてたな』ということになります(笑)。

 

ローテーションの180点は

かなりのショートゲームですので、

危ない場面は何度もありました。

 

僕自身、バラバラになっていた試合も

結構ありました。

 

でも、相手がゲームボールを外してくれたり

ということもありましたし、

ツキがあったなと思います」

 

――現名人・小川徳郎選手との決勝戦、

そしてプレーオフはどんな心理状況でしたか?

 

「9年前はプレーオフに行くこともなく、

1回負けてすぐ終わりでしたので、

 

『プレーオフにまで持ち込むことが

できればいいな』というのが

まず一つありました。

 

実際にプレーオフに入ってみると、

 

特に緊張することもなく、

精神面もいつもの状態でしたので、

気負うことなくプレーできたと思います。

 

その辺りが上手く噛み合って

プレーオフの最後でああいうプレーが

できたのかなと思います」

 

――プレーオフの上がり際は、

攻めに次ぐ攻めだったと思いますが、

ご自身の持ち味が出せたという感じでしょうか?

 

「はい、あれは今大会で一番よく撞けた試合と

言っていいと思います。

 

僕は守るのが下手で、

攻めるのが自分のスタイルなので、

最後までそれを貫こうと思ってました。

 

それと、僕はスロースターターなんですが、

あれが10試合目でしたので、

さすがにもう普通に撞けるようになっていた

というのも大きいですね」

 

――難しい⑨-⑮コンビも決めました。

 

「『絶対コンビで入れに行く』と

強い気持ちで撞くことができました。

 

あのコンビは入ると思って撞きましたし、

入った後の残り(⑨と手球の位置関係)も考えて、

力加減も意識してました。

結果的にはイレイチの加減になってましたけど(笑)。

 

そのため、⑨はカーブで狙うしかなかったですが、

なんとか取り切れて良かったです」

 

――ところで、ローテーションは

日頃からよく撞いていますか?

 

「月に1回、ARCの練習会がありますので、

最低でも月1回以上は。

 

今回の大会前は、『全日本選手権』に出たり、

仕事もあったりで忙しくしていたので、

あまり撞けてなかったです」

 

――『プレ国体』から『全日本選手権』を挟んで

このアマローテまで、好調が維持できていた

というふうに考えて良いでしょうか。

 

「いや、どうでしょうか。

 

少なくとも球のイメージだけは良い状態で

今大会に入れました。

 

全日本選手権でトッププロたちのプレーを

たくさん見ることができて、

自分にできるできないは別として(笑)、

イメージは良かったです」

 

――今年の全国タイトル戦はこれで

全て終わりました。2016年は

島田選手にとって良い年になりましたね。

 

「そうですね。

 

年間を通して良い感じで撞くことができて、

東海地方の試合でも勝つことができましたし、

 

『京都オープン』(2月)、

『プレ国体』、『アマローテ』という

大きな大会でも結果が出ましたので、

良い1年だったと思います。

 

今年の試合は12月18日の

『東海オープン』が最後です。

 

来年も一つでも多く

全国タイトルを獲れたら良いなと思います。

 

まず『球聖戦』から頑張ります」

 

(了)

 

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