〈BD〉隼斗’s「9オンフットブレイク」をスローで

 

先週末の『北陸オープン』で優勝した

土方隼斗プロ(※談話記事はこちら)。

 

そのブレイクショットを

後ろからスローで2回撮ってみました。

 

準決勝(vs 塙圭介)の試合中に撮りました。

 

早速2本続けてご覧ください。

 

※画面のチラツキ、ご容赦ください。

 

 

この映像を観る限り、隼斗プロは、

 

撞点を下げて、ヒネリ(ここでは左)を入れて、

1番の少し左側に当てる、という

9オンフットラックのブレイクの

セオリーを踏襲しているようです。

 

2回ともほぼ同じように打てていて、

ボールの挙動もまるでコピーしたかのように

そっくりでした。

 

1番がサイドに、8番がコーナーに入り、

手球がワンクッション入ってから止まります。

 

BDは現場で観ていたのですが、

この準決勝の時のブレイクは

他のラウンドの時よりも良かったと思います。

 

もともとブレイクの上手い隼斗プロ。

 

今年、国内の試合だけでなく、

『世界選手権』など海外の試合でも

9オンフットラックのブレイクを

経験していることもあり、

他選手よりも若干のアドバンテージが

あるようにも見受けられます。

 

この日のブレイクについて、

プロ本人にいくつか質問をしてみました。

 

…………

 

――北陸オープンでは、

9オンフットのブレイクをだいぶ

掴んでいたようにも見えました。

 

「ベスト8(vs 川端聡)の途中からは

掴めていました。

 

ベスト8まではあまり良くなかったです。

前日(土曜)の予選日も。

なので、現場で対応していった感じです。

 

『これで行けるだろう』と思っていた

ブレイクがやってみたらダメで、

どうしようかなと思いながら

色々やっていたんですけど、

上手くいかなくて。

 

ベスト8は相手にリードされる展開で、

僕がマクって勝つには、

ブレイクを決めるのは絶対でした。

なので、かなり細かいことまで考えて

一発打ってみたら、それが良かった。

 

そこからそれを再現していくようなイメージで

ひたすらやっていって、

だんだん上手くハマった感じです」

 

――9オンフットのブレイクは、

いくつかパターンを持って試合に臨むんですか?

 

「一応持ってますけど、

もっとこう……安定したものを用意して

おかないといけないなと思いました。

 

今回は何パターンか作ったから

平気だろうと思ってたら、

それがことごとく不安定だったので(笑)。

 

テーブルによって変わってしまうのは

もちろんわかっていることなんですが、

 

変わってしまうにしても、

平均的にもうちょっと安定した

ブレイクを用意しておかないといけないです。

 

あとはラックの技術も必要でしょう。

特に9オンフットでは、今まで以上に

ラックがきっちりできてないとダメですね」

 

――ブレイクは基本的には撞点を下げて、

ヒネリを入れて、1番の少し横に当てて

いるのですよね?

そして、手球は1クッションさせる。

 

「はい。

言葉で言うとそれだけなんですけど、

 

その”幅”がかなり広いと感じますね。

 

1番の横に当てるというのも、

どれだけズラすのかで、

結果は全く変わってきてしまう。

 

下の撞点もそうですね。

スピンが入りすぎたら手前のコーナーに

スクラッチすることも普通にあるし。

 

ほんとに色々なことが

起こり得るブレイクです。

 

……ですけど、

今回、またちょっと9オンフットの

ブレイクを掴めたような気がしているので、

 

今月末の『GPE-7』と

『全日本選手権』(ともに9オンフット)でも

ブレイクから流れを作れたら良いですね」

 

…………

 

隼斗プロ、ありがとうございました!

 

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