〈BD〉Amway 9-Ball Championship初日終了。日本の河原千尋&梶谷景美の談話

Chihiro Kawahara
Chihiro Kawahara
Akimi Kajitani
Akimi Kajitani

 

台湾で行われている女子9ボールの

国際メジャーイベント、

 

『Amway 9-Ball Championship』

(アムウェイカップ)。

 

昨日と今日(16日&17日)で、

本戦(ステージ2)の

「グループラウンド」を行っています。

 

ここは40名を24名に絞り込むステージです。

 

大会初日のフォトギャラリーはこちらから。

 

初日の結果はこちら(公式サイトOn the hill !)。

 

…………

 

日本からは2人のトッププロが参戦。

 

D組に入っている河原千尋(JPBA)は、

現在1勝1敗。

 

Day 1 河原千尋:

 

6-W vs 柳信美〈台湾〉

W-2 vs A・チコア〈インドネシア〉

 

※ナインボールの7ゲーム先取です

(勝者ブレイク。ナインオンフットルール)

 

F組に入っている梶谷景美(JPBA)も

現在1勝1敗。

 

Day 1 梶谷景美:

 

2-W vs K・グリム〈ドイツ〉

W-2 vs 呉芷婷〈台湾〉

 

河原・梶谷共に、

17日にそれぞれあと2戦を行います。

 

決勝トーナメントの24名に入れるかどうかは、

次の一戦の結果が非常に大きいです。

 

河原プロは中国トップの韓雨と、

梶谷プロは台湾若手の郭思延と戦います。

 

…………

 

大会初日(2戦)を終えての両プロの談話を以下に。

 

…………

 

 

河原千尋・談:

 

「頭から二連勝と行きたかったですが、

 

初戦の柳信美戦は、

私は十分に力を出せて、

ミスも最小限に抑えられたと思いますが、

 

柳の出来が非常に良くて負けてしまいました。

 

あれは柳がナイスだったと思います。

 

続くチコア戦は、

私は変わらず良い状態で撞けていて勝てました。

100点に近い状態だったんじゃないでしょうか。

 

今回、ほとんど緊張していなくて、

こんなに落ち着いているのは初めてかな?

というぐらいで、不安要素がありません。

 

テーブルコンディションにも

今のところ問題なく合わせられています。

 

球に負担をかけない撞き方をすれば、

ほとんどこのポケットなら拾ってくれますし、

しっかりキューも出して行けるコンディションです。

 

ただ、明日(2日目)以降、

湿気が出てきてクッションが立ち出すと

どうなるかですね。

 

"ナインオンフットブレイク"は、

2戦を終えた段階では掌握したとは言えません。

イリーガルも2回ありました。

 

結局、練習の時より①に薄めに当ててますね。

そっちの方が的球が入っているので。

 

他国の選手もそんな感じで、

"薄めの強め"で打っているように見えます。

 

とにかく明日の一発目、韓雨戦で必ず勝ちます!」 

 

…………

 

 

梶谷景美・談:

 

「1勝1敗やし……気持ちも半々ぐらいですね(笑)。

 

初戦で負けたドイツの選手は初めての人でした。

 

しっかり撞けるプレイヤーだった

ということもあったんですけど、

 

あの試合ではレフェリーの勘違いもありまして。

 

試合の前半、ずっと30秒ルールでやってたんですよ

(※正しくは40秒)。

 

それに気付いたのが2-4ビハインドの時ぐらいだったかな。

 

そこまで気づかなかった私がバカだったんですが(笑)、

 

『10セカンド!』(残り10秒)と言われることが

当然多くなる訳で、

 

『えっ?』とは思いながら、

『そんなもんかな』と思い、撞いてました。

 

時間のコールに気を取られて、

目を離して撞いてしまった球もあり、

集中できない状態が続いてしまいましたね。

 

(※アムウェイカップでは1台のテーブルに

レフェリーとスコアラー、合計2名が付いているが、

経験値や習熟度に大きな個人差があるのも事実)

 

そこが痛かったんですけど、あの試合は、

入り込んで集中しすぎたところでフッと切れたから、

戻るに戻られへんかった、という感じでしたね。

 

でも、2試合目(vs 呉芷婷)は

ちゃんと最後まで集中できて勝てたので良かったです。

 

テーブルコンディションは、

だいたい毎年似ているので問題ないですね。

 

ただ、上の撞点を撞く球は少し怖いかな。

新ラシャなんで、クッションで押しが滑って

ボヤケる感じがあるので。

 

それでも、ヒネリは噛んでるし、

全体としては撞きやすいから、

だいたい結果的には同じぐらいのところに

手球が出てくるので、安心して撞いてますね。

 

ブレイクは、毎回的球は入っているけど、

イリーガルを3回しちゃいました。

 

レフェリーラックなんですけど、

ラックが甘くて、ちょっと前の方の球が

(密着せずに)浮いてるかな。

 

だから、ブレイクを打つと

⑨と他の球が引っ付く形が多いし。

 

その分力強く打たなあかんとなると、

ヒネリの見越しが合わなくなってきたりもする。

 

『とりあえずブレイクで球は入ってはいるから

良かったな』という感じですね。

 

明日、頑張ります!」

 

(了)

 

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