テーブルいっぱいに並べられたカスタムキュー。
こ、これは総額いくらになってしまうのか……。
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すでにFacebookなどで
写真が上がっていましたが、
昨年12月27日、
千葉県新松戸の『Anything』にて、
『カスタムキューファンミーティング』が
開催されました。
これは、
同店でチャレンジマッチの予定があった
内垣建一プロ(JPBA)が声を掛けて
自然発生的に実現した集いです。
100本以上のカスタムキューが集まり、
国内カスタムキューの"御意見番"たちも参加し、
とても熱く濃厚なひとときだったようです。
詳しくは、内垣建一オフィシャルサイトにて。
こちらから。
中でも多く集まったブランドは、
内垣プロも愛用している
TADキュー(タッド)。
29本も集まるというのは
なかなかないことなのだとか
(皆でバットエンドキャップの
長い順に並べたりしたのだそう(笑))。
他にも、ザンボッティが
ガス、バリー両方合わせて7本出ていたり、
UK Corporation大原秀夫氏所蔵の
ジナキュー
(The Bassmanと50周年記念モデル)が
登場したりと、
カスタムキュー好きにはたまらない
時間となりました。
このミーティングに参加していた一人、
キューメイニア・K.Kagomiya氏は、
「日本におけるオーナー・コレクターの集まりは、
自然発生的にはあちこちであったと思いますが
ここまでのものは、少なくとも
関東では初めてかもしれません」
と語ってくれました。
なぜ内垣プロは
このミーティングを企画したのか。
今後も継続していくつもりなのか。
その辺りをご本人にたずねてみました。
内垣建一談:
「もともとAnythingさんは、
カスタムキューを使っている
お客さんが多かったのもあって、
『近々、同好の士で気軽に集まって
交流できたらいいよね』
なんて話を皆でしていたんです。
売買が目的の即売会的なイベントではなく、
純粋なファンミーティングですね。
温故知新的な意味合いもありますし、
単純に一点ものを眺めるのって
楽しいじゃないですか。
そして、呼び掛けがSNSなどで
うまく拡散したおかげで、
当日はたくさんのキューが集まりました。
僕が勝手に"カスタムキュー御三家"と呼ぶ、
UKさん、Kagoさん、野田さんを始め、
コレクターの方々も来てくださいました。
やっぱり『好き』を共通項に人が集まると、
ものすごいエネルギー、
パワーが生まれるんだなと痛感しました。
とても心地良い時間でしたね。
中でも、TADがあれだけ集まったのは
海外のコレクター・ディーラーも
びっくりするんじゃないかと思います。
もともと僕自身は、
カスタムキュー自体のマニアという訳ではなく、
カスタムキューを使う人が好きですし、
使う人を増やしていきたいと思っているんです。
この数ヶ月の間に、
サウスウエストキューが
『USオープン』(鄭喻軒)と
『全日本選手権』男女(J・チュア&金佳映)
を獲りました。
それ以外にも、
カスタムキュープレイヤーは
今も根強く活躍を続けている。
そして最近は、国内外のカスタムキューの
性能がすごく上がってきていて、
ハイテクシャフトを付けたプロダクトキューと、
カスタムキューの性能差みたいなものが
小さくなってきていると感じています。
そういった面が影響してか、
ブームというほどじゃないですけど、
カスタムキュー再評価の機運が
高まっているのを感じます。
特に海外では、
キューの上手い使い方っていうのが
研究されていて、
プレイヤーの理解度が高いんですよね。
僕もカスタムキューの扱い方に関して、
それなりのノウハウは持っているつもりですし、
皆さんの認識を、
良い方向に変えられたらと思っています。
次回の具体的な予定は決まっていませんが、
一年に一度、カスタムキューとその使い手が
集まるシンポジウム的なことができたら
と思っています。
日本はちっちゃい島国なのに、
カスタムキューが本当にいっぱいあります。
せっかくですから、それを介して
楽しく交流できたらと思っています」
(了)
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BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN
ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt
末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA
カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation
プレイヤーをサポートするグローブ&パウダー。TIE UP
「さあ、始めよう、ビリヤード!!」。有田ビリヤードスクール
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Cue Ball Samurai―ビリヤードサムライLINEスタンプ