日曜日に行われた
優勝したのは肥田緒里恵プロ（JPBF）でした。
表彰式直後の談話を以下にお届けします。
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Orie Hida
東京都出身・在住
1975年10月4日生
1995年プロ入り（JPBF）
両親（肥田明と肥田一美）も共にプロ
2004年、2006年、2008年
『第1回～第3回世界女子スリークッション選手権』3連覇
『全日本選手権』14勝
他、国内外で優勝・上位入賞多数
2015年7月『ジェニファー・シム国際』3位
使用キューはADAM JAPAN
――優勝の感想を。
「終わったばかりで
まだなんとも言えない感じですが、
嬉しいです」
――昨年はリーグ戦の最終節で敗戦。
今大会に向けて意識することはありましたか？
「はい。
今回の私は選手権者ではないですし
チャレンジする気持ちを忘れずに撞こうと。
その気持ちは持ち続けてプレーしました」
――今日は一日で6試合。
ハードな日程でしたが、力は出せましたか？
「いいところでラッキーショットが出たりして、
自分に流れが向いていたなと
思うところもありますが、
自分の……勝負強さと言うのも
なんか変な感じですが、
そういう部分は上手く出せたかなと思います」
――競り合いの強さというか。
「そうですね。競った局面で
ちゃんと踏みとどまれたと思います」
――勝負どころと言えば、
具体的にどこでしょうか？
「まず一つは準決勝の中盤ですね。
東内（那津未）プロが先に15点に達して、
5分のタイムアウトがあって。
試合再開した直後に
私がゼロ（0点）で終わらなかったこと。
あれが結構大きかったかなと。
あそこで自分がゼロを撞いていると、
相手も楽になって、
そのまま行かれてしまうと思うんです。
もう一つは、決勝戦（vs林奈美子）の
終盤の4点ランでしょうか。
フロックも混じってましたけど、
いいところで出せました」
――内容を100点満点で言うと？
「70点ぐらい……ですかね。
勝負どころで踏みとどまれたとはいえ、
特に準決勝と決勝は、
負けても全然おかしくない流れでした。
決勝戦はスリーモアがかかってから
もたついてしまったし……」
――課題はまだまだある。
「もちろんそうですね。
もっと当てちぎって
勝ちたいところなんですけど、
なかなかそうはいかないですから（笑）」
――今大会、いつも以上に引き締まった
表情で撞いているように見えました。
「そうでしたか。
やっぱり、
勝負というのはやってみないとわからないですし、
このところレディース戦で負けていることが
多かったですから。
それと……今日が誕生日だったので（笑）。
気持ち良く撞きたいというのもありましたね。
優勝できたらもちろん嬉しいんですけど、
それよりは、いいプレーをして
いい球を撞きたいという、
そういう気持ちが……はい」
――ああ、確実に記憶に残る日ですし。
「ええ。
誕生日に悔いが残ってしまうような試合は
したくはなかったですから。
そういう意味ではラッキーはありましたけど、
勝てたことは嬉しいですね」
――この先、年末、そして来年と、
どういう目標を持ってやっていきたいと
考えていますか？
「来年は9月に韓国で
『女子世界選手権』が予定されています。
その前に日本代表選抜戦があると思いますので、
まずは日本代表になることが目標です
（※選抜方式などは現時点で未定）。
そこに向けて、良い状態を作っていきたいです。
良い状態というのは、
もっと自分を高めていって、
いいプレー……というか
納得行くプレーができる準備を
しておくということです。
そうできるように、
日々、練習と経験を積んでいきたいと思います」
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肥田プロの次の試合は、
年末の
『レディースグランプリ』
（まだ開催確定ではありません）の予定！
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