先日、CUE'S誌の取材で
奥村健プロにお会いしました。
『14-1特集』の取材です。
本編原稿は8/4発売号をお待ちください。
取材場所はもちろん
『ホワイトハウスビリヤード』(神奈川)。
奥村プロは、
現在はキャロム(スリークッション)の
プロ(JPBF)として活動されていますが、
ご存知のように、元JPBAプロで、
元ナインボール世界チャンピオンであります。
今も毎年のように、
ポケットビリヤードの試合、
『全日本14-1』に出場しています。
今年も、先月行われた全日本14-1で、
奥村プロは予選を突破し、
ベスト8まで勝ち上がっていましたね
(その時のBD記事はこちら)。
今回の取材では
「なぜ今も14-1を撞き続けているのか」、
単刀直入にそこからうかがっています。
そのお答えや、
そこから繋がる14-1論……というか
ポケットビリヤード論は、
ご本人にとって当たり前の、
常に脳内にあるシンプルな"理"だとは思いますが、
久しぶりに取材という形で
相対した聞き手としては、
「この人が語らずして誰が言うのか」
と思えるほどにメッセージ性に富んだものでした。
現役のポケットプロだった頃より、
鋭く、深く、包まずに
語ってくださったように思います。
そこを上手く再現できるよう、
これから編んでいきます。
…………
さて。
ホワイトハウスにはたくさんの
歴史的な資料があるのですが、
BDは初めて見ました、
『CUE LIFE』なる冊子(ファンジン)を。
これは1970年代後半に刊行されていたものです。
ロゴも表紙デザインもちょっと凝っていて、
中面(誌面)の写真も明らかに
プロフェッショナルなクオリティです。
企画力と筆力を感じるインタビュー記事も多く、
かの桂マサ子女史のインタビューを発見した時は
卒倒しそうになりました(速攻読みました)。
桂マサ子さんのことは
ビリヤード"史"の中の人だと思い込んでおり、
Q&A形式で読める"誌"があるとは
つゆほども思っていなかったです。
他にも、歴史的価値の高い記事から、
今読んでも笑えるお遊び企画まで、
かなり実の詰まった冊子だと思います。
……これはまた見に来ないと……。
そんなCUE LIFE誌の中に、
その昔存在した『関東14-1研究会』の
紹介記事があります。
この研究会は、
田中守、角当哲朗、長矢賢治という
3名のプロが、
「ヤングの面倒をみている点」(原文ママ)
が特色の会で、
今はない『後楽園ビリヤード』で
毎週月曜に行われていたそうです。
そして、その「ヤング」の中に、
まだアマチュアだった頃の奥村健、
横田英樹、森野義博、そして白石英男という
後のプロの名前が見えます
(他にも伝説的なアマの名前も……)。
"14-1プレイヤー奥村健"を形作った
大きな要素の二つが、この関東14-1研究会と
角当哲朗氏であるということから、
資料として見せていただきました。
まさか奥村プロのプロ入り前の、
14-1に関係する談話が
あるとは思ってなかったです。
CUE LIFE誌、恐るべし……。
「でも、これ、何冊かパンチ穴が
空いちゃってるね」(健プロ)
「お母様が空けたのよ」(りかプロ)
「あ、そうか。
(BDに向かって)
これ、おふくろがとってたやつなんです。
息子が載るのが嬉しかったみたいでね(笑)」
(健プロ)
数年前に亡くなられたお母様に、
BDからも御礼申し上げます。
…………
そんな奥村プロですが、
来週末の『ジャパンオープン』に出場します。
なので、最近はよくテンボールを
撞いているようです。
……ということで、こっそり隠し撮りした
ワンラック動画を以下に……。
すんごいコンビ、入れてますね……(驚)。
…………
BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN
ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt
末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA
カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation
プレイヤーをサポートするグローブ&パウダー。TIE UP
羅立文が教える、横浜のレッスンスタジオ。POOL LABO
プロ使用キュー&アイテムも多数取り扱い中。SHOP FLANNEL
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