スリークッションの
『全日本選手権』が閉幕しました。
"日本のエース"梅田竜二プロが、
ファイナルで界敦康プロを破って、
2009年大会以来3度目の優勝を
飾っています。
優勝:梅田竜二(3度目の優勝)
2位:界敦康(準優勝2度目、優勝なし)
3位:小林英明(優勝1度)、
清田篤史(初の3位。プロ公式戦でベスト16以上が初)
優勝した梅田プロの談話は
追ってお届けします。
梅田vs界のファイナルは、
40-40のドローとなり、
72回の大会史上初めて採用された
"ペナルティーシュートアウト"に
突入しました。
これは、従来の
「先攻・後攻問わず、
どちらが一方が40点に到達したら、
その時点で『勝ち』で、試合終了」
だった試合方式とは異なり、
先攻のプレイヤーが先に40点に達しても、
「裏撞き」、すなわち、
後攻プレイヤーのラストプレーがあり、
(※裏撞き自体はリーグ戦形式などでは
よくあるので珍しくはありません)
そこで、
もし後攻プレイヤーが当てて(当て続けて)、
ドロー(40-40の引き分け)に
持ち込むことができたら、
いわゆる、「PK戦」とも
「サドンデス」とも言われるアレに
もつれ込む……という方式です。
この場合の"アレ"とは、
一人ずつ「初球」の形から撞き始めて、
「何点のランを出せるのか!?」という
勝負になります。
(初球が外れたらもちろん「0点」で終了)
今回、これが非常に盛り上がりました……
というより、場内の誰もが
固唾を呑んで見守るという雰囲気でした。
結果は……、
先攻の梅田プロは4点までランを伸ばして
5点目でミス。なので、「4点」。
後攻の界プロは2点を獲得した後、
3点目のバタバタで惜しくもミス。
なので、「2点」。
ということで、
ファイナルのスコアをにきっちり書くなら、
「梅田40-40界(PSO4-2)」
となります。
こうして梅田プロの3度目の優勝が決定。
「ペナルティーシュートアウトは
初めて体験しましたけど、
あれはホント楽しかったですね。痺れたし」
(界)
「おぉ、そうだった? 僕はね……」
(梅田)
……という、
ファイナリスト両名それぞれの感想が
同時に聞けたのも、
勝者も敗者ももれなく一ヶ所に集う、
プロ3C公式戦の打ち上げならではの光景でしょうか。
…………
以下余談。
今大会、梅田竜二プロは、
エボニー×スネークウッドでお馴染みの、
自身のシグネイチャーモデルキュー
(ADAM JAPANのMUSASHI)ではなく、
なぜか、ターコイズが印象的な
「ダニエル・サンチェスモデル」
とおぼしきキューを使っていました。
その詳細についても追って。
…………
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