週末に行われた、
JPBA東日本男子プロツアー、
『GPE-7』（グランプリイースト第7戦）で
プロ入り以来初めて3位に入った
大井仁プロの談話をお届けします。
（※優勝の土方隼斗プロの談話はこちらから）
大井プロにとって、
プロポイントランキング試合で初の3位入賞。
これまでは5位タイが最高成績でした。
終始落ち着いてプレーしていた大井プロ。
ベスト16で鳴海大蔵、
ベスト8で羅立文を倒して4強へ。
準決勝で栗林達に敗れました。
12年の歴史を誇るGPEで、
初の「東北勢V」なるか!? と期待されましたが、
あと1歩、2歩……というところでしたね。
東北勢のGPE最高成績を調べたところ、
2005年第6戦での
鈴木弘美プロ（現在はプロ引退）の
準優勝があります。
3位だと、
2010年第1戦で林研字プロが入賞しています。
（※これは現在も東北を拠点に活動している
プロの話で、
「東北育ちで現在関東在住」という
括りで言うなら、水下広之、虻川修という
優勝経験者がいます）
大井プロは、
大会前日に地元・山形県から東京入りし、
大会当日は表彰式の後、終電の新幹線に乗るという
なかなかハードな旅程の一泊二日。
11月の『全日本選手権』には出られないそうで、
このGPE-7が今年の試合納めとなります。
…………
Hitoshi Ooi
1969年12月16日生 山形県在住
JPBA34期生
『B-Life』（山形県）所属
――初の3位入賞のお気持ちは？
「頑張ればチャンスはあるんだな、
ということでしょうか。
いや、頑張ればというより、
続けていれば良いこともあるな、ですね（笑）
いやー、楽しかったです」
――決勝ラウンドで2試合勝てた要因とは？
「楽しんで撞けたことでしょうか。
苦しい場面でも楽しく、カッコつけないように。
それと、応援と拍手が心強かったです。
今日は会場に4人、以前からの繋がりのある方達が
来てくれましたし、
バグースのお客さんは僕の拙いプレーにも
一日を通して拍手をくださったので、
気持ち良くプレーできました。
東京のお客さんはビリヤードを知ってる方が
多いんですかね。
ナイスショットには分け隔てなく拍手があるので
嬉しかったですね」
――ファイナルまでもう一歩でした。
「もう1試合やれれば良かったですけど、
今日はラッキーもありましたし、
準決勝では栗林プロに格の違いを
見せ付けられましたね。
ブレイクから全然違いますから（笑）」
――山形から東京の試合に出る場合は
前日入りするんですか？
「はい、今回は前日（15日〈土〉）入りしました。
集合時間によっては当日入りもできるんですよ。
始発の新幹線に乗れば。
（※仙台のプロなどはそうするケースも）
でも、東京駅に着いてから、
ビリヤード場までがわからなくて
焦ることがあるので（笑）、
前日入りするのが気持ち的にも良いです。
今回は前日入りして、
ここ（バグース六本木）で、
予選の様子を見ながら勉強しつつ、
その後、内垣建一プロと練習しました。
稽古を付けてもらったというか（笑）」
――この後、全日本選手権は？
「いや、出られないんです。
だから、このGPE-7が今年の最後の試合でした。
また来年、東北予選を通って
GPEに出られるように頑張ります！」
…………
大井プロと喋っていると、昨年の晩夏、
学生がたくさんいて活況を呈していた
B-Lifeを訪れたことを思い出します。
また来年お会いしましょう♪
…………
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