昨日閉幕した
ナインボール公式戦、『兵庫オープン』。
BDは現地に行っていませんが、
スコア速報やUSTREAMライブ中継から、
栗林達プロの
今の充実度がビンビン伝わってきました。
ファイナルで杉原匡プロを倒して優勝。
2011年以来2度目の勝利です。
兵庫オープンは今年、
JPBAのプロランキングポイント対象試合になりました。
勝った栗林プロは今年、
ポイントランキング対象試合で4勝目。
昨年の年間ランキングで8位だった栗林プロ。
恐らく今年はグッと上に伸びてくることでしょう。
表彰式後、
東京に新幹線で戻った栗林プロをキャッチ。
談話を頂きましたので以下にお届けします。
…………
Toru Kuribayashi
JPBA39期生
1982年6月26日生
福井県出身・東京都在住
愛称は「クリ」「超人」
2010年『ワールドプールマスターズ』準優勝
2011年『関西オープン』優勝
2013年&2014年『GPE』2年連続MVP
2014年『兵庫オープン』優勝(2度目)
他、優勝・上位入賞多数
※今大会の決勝ラウンドでのスコアは以下の通り
B32 8-3 浜田翔介
B16 8-1 赤狩山幸男
B8 8-0 照屋勝司
S.Final 8-5 東條紘典
FInal 8-3 杉原匡
――今のお気持ちは?
「良い気持ちです(笑)。
自分が一番の目標とする所に向かって、
着実に前進できているということが
わかる内容だったので良かったです」
――ファイナルの映像を観ていても、
ブレイクから何からハイレベルでしたね。
「いや、決勝戦はこの2日間の
パフォーマンスの中では悪いものでした。
決勝は、杉原プロのミスから僕がもらったような
ところもあったので、勝てたのはたまたまかな。
他の試合ではもっとミスが少なかったです。
ほとんど思った感じで撞けました。
今のシャフトが本当に素晴らしく良いので、
球を操れる状態になっています。
なので、2日間通して、
あまり相手に点を取られなかったですね。
それと、
全体的にブレイクの配置にも恵まれてました」
――今年も予選日は
トリックショットショーに出演したりと、
100%プレイヤーにはなりきれない状況での
試合だった訳ですが、精神面は落ち着いていた?
「やっぱり試合に入り込むというより、
周りのことに意識が向いていましたね。
イベント全体や、
ショーのパフォーマンスのことが
常に頭にありました。
そして、今年から
ランキングポイント対象試合になったので、
いざ試合となると、
やっぱりそういうプレッシャーはありましたね」
――これまでとは舞台は同じでも捉え方が違った?
「ですね。違いました。
どうしてもプロにとっては
より一層大事な試合になってきますから。
きっとそれは、僕だけでなく、
プロの皆さんそうだったんじゃないかなって。
そこまで軽くは撞けなかっただろうと思います。
でも、特設会場での公式戦なので、
皆、新しい感覚ではやっていたと思います」
――今年これで4勝目。
GPE(グランプリイースト)で3勝していて、
オープン戦は今年初です。
「オープン戦での優勝はもちろん嬉しいですけど、
今の自分の中ではグランプリでの優勝と、
大きな違いがある訳ではないです。
BDさんでいつも言っていますが(笑)、
自分の一番の目標は違うところにある
(=世界タイトル)ので、
そこに向かって進んでいる今は、
どの大会でも、
目標に掲げているプレースタイルを
貫けるかどうかを第一に意識しています。
今回は貫くことができたので、
良い経験値を得ることができたと思います」
――さあ、関東オープン、東海グランプリと
試合が続きます。
「今は常に最高のモチベーションで
全ての試合に臨むことができています。
実際にそのモチベーションを維持したまま、
試合で撞けている自分がいますし、
いつも各選手のプレースタイルから
学ばさせてもらうことも多くあります。
勝ち負けは別として、
自分のプレーができる自信がありますので、
このまま次の試合に向かいます!」
…………
超人、実りの秋へ。
そして、兵庫オープンの運営に尽力された皆様、
お疲れ様でした。
…………
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