〈BD〉今週末はGPE-6。栗林達、4戦連続優勝なるか!? 本人の談話アリ

栗林達
栗林達

 

8月6日の米BCAのプレスリリースで

発表されたニュースですが、

 

フィンランドが誇る世界的名手、

ミカ・イモネン(42歳)と、

 

オールドファンにはお馴染み、

フィリピンの英雄、

ホセ・パリカ(65歳)の、

 

アメリカのBCAホール・オブ・フェイム

(ビリヤード名誉の殿堂)入りが決まったそうです。

 

セレモニーは10月にチェサピークで行われる予定

(『USオープン』の会期中だと思われます)。

 

ソースは、アメリカの「azbilliards」にて。

 

この件、追って続報を書くかもしれません。

 

両名ともに実績はありますし、

選ばれたことに驚きはないのですが、

 

年齢には驚きました。

2人とももうそんな年だったのか、と。

 

それはそれとして、おめでとうございます。

 

…………

 

さて、国内では、今週土日の2日間(9日&10日)、

 

JPBA東日本男子プロ公式戦である、

 

『GPE-6』(グランプリイースト第6戦)が

開催されます。

 

日曜日の決勝ラウンドの場所は池袋『ロサ』です。

 

BDも取材に入る予定です。

 

今年のGPEも、

残すところこの「第6戦」と

10月の「第7戦」の2つのみ。

 

なんといっても今大会(第6戦)の注目は、

 

栗林達プロがGPE4連続優勝を

達成できるかどうかですね。

 

もし達成すればGPE新記録です

(※旧・東日本男子プロツアーが

GPEにリニューアルされて今年で12年目です)

 

注目の一戦を控えた本人の談話は、

バッチリ頂いてあります。

 

開催店(ロサ)のシードプロである

松村浩道プロを始め、

 

予選から上がってきたプロ達が

栗林プロを止めることができるでしょうか。

見所の多いGPE-6です。

 

…………

 

先にGPE-6戦前のランキングを見ておきましょう。

 

やはり3連続優勝はデカイ!

 

栗林プロが、2位の赤狩山幸男プロに

200ポイント差を付けての1位です。

 

しかも、今回のGPE-6で、

 

前節優勝者として決勝ラウンドに

シードされている栗林プロは、

ベスト16からの登場となるため、

 

100ポイント以上を獲得することが

確定しています(※欠場さえしなければ)。

 

2014GPE年間MVPが、

視界に大きく入ってきている状況です。

 

…………

 

2014GPE暫定プロランキング(9位タイまで)

 

※( )内は1戦前の時点の順位。

※ポイントが同じ場合は

JPBA全国ランキングが高い方が上位となる

 

1位 900pt 栗林達(1)

2位 700pt 赤狩山幸男(2)

3位 640pt 土方隼斗(5)

4位 620pt 羅立文(3)

5位 560pt 塙圭介(4)

6位 540pt 山本久司(6)

7位 500pt 照屋勝司(11)、虻川修(8)

9位 480pt 水下広之(7)、高野智央(11)、津堅翔(10)

 

※ポイント配分は以下の通り

優勝・220

2位・160

3位タイ・140

5位タイ・120

9位タイ・100

予選最終まで・80

予選最終前・60

参加・40

 

※アマランキングも別途アリ

※GPEについて詳しくは公式ブログへ。こちら

 

…………

 

では、早速以下に栗林プロの談話をお届けします。

 

Toru Kuribayashi

 

JPBA39期生

1982年6月26日生

福井県出身・東京都在住

愛称は「クリ」「超人」

 

2010年『ワールドプールマスターズ』準優勝

2011年『関西オープン』優勝

他、優勝・上位入賞多数

 

使用キューは、MEZZ / EXCEED

 

※GPE-5(3連続優勝達成)後の談話はこちら

※世界選手権後の談話はこちら

※栗林美幸プロとの夫婦対談はこちら

 

…………

 

 

――本題に入る前に、

先月のジャパンオープンはどうでしたか? 

ベスト16でL・V・コルテッザに

敗れてしまいましたが。

 

「大会そのものは楽しかったですね。

 

コルテッザとも戦えたとは思います。

 

ただ、やっぱりコルテッザとは修羅場を

くぐってきた数が違いすぎると痛感しましたね。

 

修羅場で鍛えられてきた部分というのは、

取り切りの中でも見られましたが、

特に駆け引きやセーフティによく現れていました。

 

正直、僕はまだまだあのレベルの

駆け引きとセーフティはできていません。

 

自分はぬるいなぁと思わされました。

 

でも、それ以外は、

コルテッザの考えていること、やっていることが

わかるようになってきたと思うし、

 

彼のプレーを観ていて

『あ、俺もそこ撞くよ!』という風に

シンクロする部分が増えてきたなと思います。

 

いやぁ、負けはしましたけど、

コルテッザに良いものを見せてもらったんでね。

 

もっともっと頑張れるなって思いました」

 

――さて、今週末はGPE-6です。今の状態は?

 

「昨日まで1週間ぐらい

湯山功プロと一緒にイベントの仕事で

北陸のビリヤード場を回っていました。

 

なので球は撞いてはいます。

 

今は地元の福井にいて、木曜日に関東に帰ります」

 

――これまでと変わらない状態で

GPE-6に臨めそうですか?

 

「はい。今まで通りに臨めると思います。

 

これはもう毎回言ってますけど、

 

来年の世界選手権に向けて、

今年の世界選手権で得たものを

意識してやっていきたいと思ってます。

 

精神面のコンディションは

ずっと良い状態をキープしていますんで、

 

日曜日までに移動と仕事の疲れを抜いて、

体の状態を整えておきたいと思います」

 

――GPE-6で優勝することになれば、

GPE史上初の4戦連続優勝となります。

 

「いやぁ、どうでしょうね(笑)。

 

新記録を意識することはないですね。

 

……というか、まず4連続はできないだろう

ぐらいの気持ちでいます。うん(笑)。

 

会場のロサさんは

テーブルのコンディションも良いですし、

 

GPEには強い選手がいっぱいいますからね。

 

ただ、4連続を意識はしていませんが、

 

自分が良いプレーを出せれば、

後から自然と優勝というものが付いてくる

だろうと思っています」

 

――わかりました。では、会場で!

 

「はい! 僕のプレー、見といて下さい!」

 

…………

 

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