〈BD〉カスタムの輝き・Ed Prewitt編

 

この木目、見入っちゃいますよねぇ……。

 

先日チラ見せした

Ed Prewitt(エド・プルーイット)。

 

これはUK Corporation所蔵の逸品です。

 

プルーイットは

L.A.のカスタムキューメーカーです。

 

このキューはパッと見、

シンプルなデザインなんですが、

 

長短8剣のインレイハギとスリーブに使われた

バールウッドの杢(杢目の紋様)が実に見事。

 

さらに、

インレイハギをじっくり見て頂くとわかるのですが、

 

UKの大原さん言うところの

「Super Thin」(とっても薄い)シルバーベニアが

入れられていて、

 

キューを振ったり回したりすると、

うっすら控えめに輝きます。

 

洒脱で品のある意匠ですね。

 

「この洗練された感じ、

写真で伝わると良いのですが(笑)」(大原氏)

 

 

以下、UK大原氏の談話:

 

「プルーイットらしさというか

特徴がよく表れたリングですね。

 

ドット付きの、

『TAD的なリングの進化系と言えるでしょうか。

 

このデザインは我々が

『カリフォルニア系』と呼んでいるものです。

 

このキューは4年ぐらい前に購入しました。

 

実はバールウッドというのは『動く』木で、

 

実際2年経ったら動いていて

塗装がボコボコになってしまったので、

自分でリフィニッシュしました。

 

バールウッドはそうなるとわかっていて

購入して手元に置いています。

 

それだけ好きな木なんですよね(笑)」

 

いやぁ、バールウッドが『動く』ということ、

初めて知りました……!

 

…………

 

さて、日付が変わって今日は、

『京都オープン』がありますね。

 

JPBAのプロランキング対象試合ではありませんが、

関西のプロが多く出場予定です。

 

昨年優勝した大井直幸プロ、

連覇となるでしょうか!?

 

…………

 

それにしても、大変でしたね。

関東の2週連続の大雪。

 

僕も楽しみにしていた

ビリヤードの試合の取材(先週)と、

 

ビリヤード懇親会(今週)が

流れてしまってちょっと涙目。

 

こればっかりは仕方ないですね……。

 

※本シリーズの別記事はこちら

 

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