〈BD〉スリークッション東京オープンのちょっと裏側

 

国内の試合で、

このプロの優勝シーンは何度も観ているけれども、

 

ガッツポーズを観たことって、

今までそんなになかったと思います。

 

すごく嬉しかったのだろうなぁ。

僕はまず、そう思いました。

 

…………

 

関東を襲った記録的大雪の翌日の2月9日、

 

僕は元々、アマチュアポケットビリヤード公式戦の

『東日本神奈川テンボール』の取材に行く予定でしたが、

 

悪天候の影響を鑑みて大会が中止になったため、

 

東京・新大久保『ビリヤード小林』で開催されていた

プロスリークッショントーナメント、

『東京オープン』を観に行きました。

 

優勝したのは、

日本3Cのエース、梅田竜二プロ(JPBF)。

 

優勝直後の談話は近日お届けしますが、

 

その内容は、

以前、BDのこの記事でも語っていたように、

 

「自分が50歳になるまで、

つまり、あと5年の間に、

僕はもう一度世界タイトルを獲ります。

 

そこがまず大きな目標としてありますので、

 

そこに向けて一歩を踏み出せたという意味では

今回の優勝は良かったと思います」

 

……という感じで、

オフィシャルステートメント成分高めな

内容ではありました。

 

が!

 

試合後の打ち上げでは真逆の(恒例の?)

無礼講モード発動。

 

同輩や後輩にやいのやいの言われながら、

楽しく杯を重ねるチャンピオンなのでした。

 

(※いつもながら、JPBFさんの打ち上げは楽しいです)

 

梅田プロに初めて取材をしてから

たぶん8年ぐらいになると思うのですが、

 

この日初めて

「おい、こばやしー! 呑んでるのか!?」

という、荒っぽくも暖かい言葉を掛けてもらいました。

しかも2度も。

 

そのことに気付いたのは自分だけだったと思いますが、

年下の僕に初めてのタメ語だったのです。

 

普段、メディアということもあり、

気を使われていたのだろうなぁという思いがありつつ、

かなり嬉しかった僕でした。

 

(ご本人が5分後に覚えているかどうかは別として(笑))

 

次は3月の『ヤマニカップ』か5月の『全日本選手権』か、

それとも念願叶って久々の海外タイトルか。

 

2014年の「復活」、期待しております。

 

 

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