〈BD〉フレクシェカップ動画。あるファンの視点から。

 

メリークリスマス♪

 

ビリヤードファンの皆さんは、

行きつけのビリヤード場などの、

 

「2013年ラストハウストーナメント」

「クリスマス大会」「年納め大会」「納会」

「忘年会」などで忙しいことでしょう。

 

撞き納めと撞き始めの計画も

立てている頃だと思います。

 

「撞き始め」と言えば、

 

12月に結婚されたばかりの

「新婚マグマ早川」こと早川英房プロ(JPBA)の

お店『98(ナインエイト)』(神奈川県藤沢市)で、

 

新年1月5日(日)に

『第1回ナインエイトカップ』が行われるそう。

プロも出られるハンデ戦です。

(※詳しくはお店のFBページなどで)

 

関東のプレイヤーの皆さん、

新春一発目の試合にいかがでしょうか。

 

…………

 

さて。

 

以前BDでは、

「先日の『フレクシェカップ』に関して、

ブログなど書いた方、お知らせ下さい」

告知しました

 

そうしたら、とあるビリヤードファンの方から、

会場で撮った動画を推薦(自薦)頂きましたので、

早速ご紹介しましょう。

 

3分40秒。

ずっと眺めてしまうこと請け合いです。

 

 

これはフレクシェカップの準決勝の

序盤から中盤までを、

 

最近、色々なジャンルの動画で観ることが

多くなった映像編集技法、

「タイムラプス動画」(早回し)風に

観せてくれています。

 

4人のプロ達

(手前の台に大井直幸と羅立文。

奥の台に土方隼斗と田中雅明)の

動きだけでなく、

 

広めに撮っているので

一般の観戦者の動きもよくわかりますね。

 

これを撮ったのは、横浜市在住の

ビリヤードファン・三田秀樹さん。

 

三田さんが所有するデジタルカメラの

エフェクト(撮影モードの一種)に、

 

ミニチュアモード(ジオラマモードとも

言うのかな?)があって、

 

それを使って動画を撮ると、

一発でこんなムービーができるんだそうです。

(イマドキのカメラスゴい……)

 

そもそも、

三田さんがこの撮影にチャレンジした動機は、

 

「JBプロモーションズの理念に共感し、

この素晴らしいスポーツを違う視点から

アピールしたかったから」

 

また、ああいう大きな吹き抜けの舞台も

撮影意欲をかき立てるのに十分だったようです。

 

「上から見下ろせる会場は滅多にありませんし、

エフェクトを使った動画なら、

一般の方々の目を引くと思いまして。

 

ナインボールがとても簡単に思えてくる。

→競技人口が増えるかな?とか。

 

開催前から成功する大会だと思っていましたので、

とにかく幅広い層にビリヤードに

興味を持ってもらいたいという思いがありました。

 

ただまさか

ここまでの盛況になるとは思っていませんでした」

 

BDは今回初めて三田さんとやり取りをしたのですが、

言葉の端々からビリヤードへの熱い思いが

伝わってきました。

 

「試合中、目は試合に集中し、

耳はもっぱら一般の方々の声に集中していました。

 

『すごい!』と『うまい!』は100回以上聞きました。

 

一番ツボだったのは

『うわ、やっべぇ~いったい何なのこの人たち?』です。

 

何組もの若いカップルは、

女性の方が男性に『ビリヤードやろうよ!』と

言っている割合が多かったです。

 

小さな子供たちは無言で真剣に観ていましたし、

ご年配の方々は将棋や囲碁の様に先読みを楽しんでいました。

 

実際、決勝戦の羅立文プロのブレイク後の

8番の配置がほとんど毎回同じだということに

最初に気付いていたのはご年配の方々でした。

 

この大会には、

これからビリヤードがメジャー競技になる上での

ヒントがあちこちにあったように思います。

 

司会の堀潤さんもおっしゃっていた様に、

コンテンツは申し分なし!

あとは見せ方だと思います」

 

三田さん、一般観戦者の会話までレポート

してくださってありがとうございます。

 

いやぁ、しかし、この映像は面白い。

 

三田さんはこの撮影方法に

今回初めてトライしたとのことで、

 

プロが撮るようには撮れてない部分も

あると思うのですが、

 

イベントの資料映像としても、

ビリヤードプロのプレー映像としても

十分に楽しめますね。

 

そしてこうやって見ると、

 

(芸術作品でもある床の保護のためにやむなく敷いた)

赤いカーペットのお陰でしょうか、

クリスマス感も漂ってるように思えます。

 

これが2013年12月15日、

『クイーンズスクエア横浜』の光景です。

 

 

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