〈BD〉「良かった」――全日本選手権4度目優勝の梶谷景美コメント

Akimi Kajitani
Akimi Kajitani

 

全日本選手権の女子の部で、

 

自身4度目の優勝を果たした

梶谷景美プロ(JPBA)。

 

大会最終日は、

施設利用時間をオーバーしてしまった関係で、

 

その場で梶谷プロからコメントを

頂くことはできませんでした。

 

4日後に頂いたコメントを以下に記します。

 

※ロングインタビューは

2月に出るCUE'S誌に載る予定ですので、

そちらもお楽しみに。

 

…………

 

梶谷景美(Akimi Kajitani)

1992年、1999年、2004年に続く

全日本選手権4勝目

(単独トップ。3勝に台湾の柳信美)

 

RESULT

(Race to 7)

勝者最終 W-1 元廣麗子

 

(Race to 9)

Best 32 W-2 江辺香織

Best 16 W-8 藤原和子

Best 8 W-5 魏子茜 Wei, Tzu-Chien

Semi, F W-6 周捷妤 Chou, Chieh-Yu

Final W-7 河原千尋

 

 

――おめでとうございます。

優勝した時のお気持ちをお聞かせ頂けますか。

 

「ありがとうございます。

 

ファイナルの直後は何かとバタバタしてて、

『良かったなぁ』ぐらいしか思ってなかったです」

 

――4度目の優勝ができたことが

「良かったなぁ」なのでしょうか?

 

「いや、どちらかと言えば

『台湾勢にタイトルを持っていかれなくて

良かったなぁ』です。

 

だから、自分が勝てたこともそうですけど、

 

河原千尋プロがファイナルに上がって

来てくれたことがまず嬉しかったですよ。

 

もっと言えば、河原プロが今年の

ジャパンオープンで優勝してくれたことも

嬉しかったですしね」

 

――最終日は、トップ選手と立て続けに

当たりましたが、中でもカギとなったのは

セミ・ファイナルの周捷妤戦でしょうか?

 

「そう……いや、

 

どの試合もやっぱり楽ではないですよ。

 

準決勝の周捷妤もそうだし、

ベスト8の魏子茜も

しっかり入れてきますからね。

 

もちろん河原プロも。

 

でも、一日で考えたら一番しんどかったのは

ベスト16(藤原和子戦)でしたね。

 

朝イチで私の体も動いてなかったですし」

 

――昨年、梶谷プロはジャパンオープンで

11年ぶり5度目の優勝を飾りました。

そして、今回は9年ぶり4度目の全日本タイトルです。

 

「ああ、あのジャパンオープンの時は、

すぐに『嬉しいー!』って思いましたね。

 

今回はそれとは違う気持ちですね。

 

やっぱり『良かったなぁ』なんですよ」

 

…………

 

梶谷プロ、ありがとうございました。

 

後日改めてじっくりお話をうかがいたいと思います。

 

ちょうど僕が電話をかけた時は

ビリヤード場への移動の途中だったとのこと。

 

「これから練習行ってきます!」(梶)

 

女王は一日にして成らず。

 

 

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