『全日本アマ3C』初優勝の古屋敷亮一選手。
その談話は明日、お届けする予定です。
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週末に国内外でほぼ同時に行われていた
3つのビッグトーナメントの会場写真を集めてみました。
どれがどの大会かパッと言える人は、
相当な競技派ビリヤード人!
まず一番上は、
名古屋の『名東スポーツセンター』。
撮影はOn the hill !さん。
大会は『全日本アマローテ』
(『全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会』)。
ローテーションが種目の、日本最古のアマ大会。
A級、B級、女子級の3部門同時進行でした。
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次は、フィリピンのショッピングモール。
撮影はタカタアキラ氏。
大会は『女子テンボール世界選手権』。
地元、フィリピンのR・アミットが勝ちましたね。
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そして3つ目は、小倉の『淡路』。
『全日本アマ3C』。
はい、B.D.が取材していた大会です。
(以上、それぞれの大会の結果は、
On the hill !やWeb CUE'Sを参照のこと)
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ひとえにビリヤードの大会と言っても、
色々な舞台・設定・種目があるということが
この写真からもわかるのではないかと思います。
ポケットビリヤード、キャロムビリヤード。
ローテーション、テンボール、スリークッション。
ビリヤード場以外(特設会場)、ビリヤード場。
公共スペース(体育館)、商業施設。
男女共催、女子、男子。
プロ、アマチュア。
業界内部の競技会としての色が濃いもの、
興業イベントあるいはTVコンテンツとして
商業制作されているもの。
……いずれにしても、
この3大会は、それぞれのカテゴリーで、
最上級のステージとステータスのある大会です。
他にもそういう大会が毎週末のように行われていると
言って良いでしょう。日本でも世界でも。
僕は先日初めて、
公式戦デビューを果たしたばかりということもあり、
こういう競技スポーツとしてのビリヤード大会の
舞台に立っていた人、立とうとする人を尊敬しています。
そして、大会を作り、継続させている側の人達も。
はっきり言って、
プレイヤーとしても興業サイドとしても、
ビリヤード大会というイベントの多くは
お金儲けにはなっていない現状があります。
(※例外はありますし、
考え方によっちゃぁ……という話でもありますが)
それでも、
「ビリヤード好きだから」とか
「人と競い合いたいから」とか、
「今あるものを残したいから」という純粋な気持ちで、
参加する・関わる・運営する人のなんと多いことか。
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そんなことをつらつらと考えてしまったのも、
一昨日の晩、『淡路』で
若くて元気なビリヤード人と出会ったからでしょう。
九州歯科大学のビリヤード部に在籍している3人です
(写真下)。
左から、近藤くん、しほちゃん、島くん。
3人ともビリヤード大好きという空気を
体中から発散させていました。
卒業後は、皆さんそういう方向の進路だと思いますが、
ビリヤードを続けてくれたら嬉しいですねぇ。
そして、そういう人達のために
良いビリヤードの世界を残しておきたいなぁ、と思うのは、
大人側の一方的な願望なのかもしれませんが、
でも、やっぱりそうなのです。
それはさておき。
しほちゃんは夜11時30分から練習を始めてたんですが、
何時までやってたのかな???