〈BD〉京都とラスベガス

名人戦・A級戦。左:醍醐選手、右:堂園選手
名人戦・A級戦。左:醍醐選手、右:堂園選手

 

先週末、

僕は『グランプリイースト』の取材

『東京ビッグサイト』にいましたが、

 

国内外のあちこちで試合がありましたね。

 

京都の『ピカソ』では、

 

伝統と格式あるアマの『名人戦』の

「A級戦」が行われ、

 

千葉の醍醐雅人選手が

兵庫の堂園雅也選手に勝って

(上の写真。On the hill !提供)、

 

現名人である和田敏幸選手(愛知)への

挑戦権を手にしました。

 

9/1に名人位決定戦が行われるのですが、

 

両者ともに実績十分のトップアマですし、

かなりハイレベルな試合になるでしょう。

 

醍醐選手といえば、

 

6月の『都道府県対抗』で優勝した

千葉チームの5番手(いわば「大将」)として

素晴らしい活躍をしていたことを今も思い出します。

 

で。

 

ご存知の方も多いと思いますが、

 

醍醐選手の家はビリヤード一家でして、

 

ご両親もビリヤードを愛好しておられ、

この都道府県対抗に茨城チームで出ておられました。

 

(親子で同じ大会に出ているというのも、

ビリヤードが「生涯スポーツ」であるという

一つの好例ですよね)

 

そして。

 

大会2日目だったと思うのですが、

 

お父様が、急遽試合中に体調不良となり、

1試合をキャンセルして(不戦敗となって)、

安静にしていました。

 

当然、運営サイドも「大丈夫か!?」と

心配して駆け付けたんですが、

幸い大事ではなくホッと胸を撫で下ろしたとか。

 

この時、お父様は運営スタッフに

冗談を言える心の余裕がおありだったようで、

 

「あとは息子がしっかりやってくれれば……」

 

と、今わの際のようなことを言い、

笑顔を見せたそうです。

 

この話を運営スタッフから伝え聞いた僕は、

すっかり醍醐パパファンになりました。

 

…………

 

さて。

 

太平洋を越えたアメリカ・ラスベガスでは、

『APAナショナルチャンピオンシップ』が

行われていました。

 

APAというのは、

日本の『JPA』の親組織と言いましょうか。

 

団体戦の本家本元です。

 

そのAPAが開催する、とんでもなく大きく、

名誉ある大会がこの

ナショナルチャンピオンシップです。

 

日本のJPAからも3チームが出ていました。

 

残念ながら上位入賞は叶わずでしたが、

ラスベガスで北米人を相手に試合ができるなんて経験、

なかなかできるものじゃありません。

 

間違いなく選手の皆さんの

ビリヤードライフが拡張されてますね、

羨ましい……。

 

日本から出た3チームのうち、1つが、

トップアマの持永隼史選手が率いる

東京『ミスタースポーツマン中延』のチームでした

(名前は「男爵」です)。

 

「もちもちモッチー」持永選手には

またいずれ感想を聞くことにして、

 

チームの応援団として

同行していた「おだっちさん」の写真が

Twitter/Facebookで流れていて、

 

それがアメリカンな空気感が凝縮されていて、

とてもステキだったので、

 

「使わせて下さい!」とお願いしたところ

快諾頂きました(ありがとうございました!)。

 

それが下の写真です。

 

これはチームの面々を撮った写真ではなく、

会場にあった物販ブースを収めたものだそうですが、

 

いいですよねぇ、これ。

This is American Pool. だなぁ。

 

iPhoneで撮って、

画像加工アプリで調整しているそうです。

 

おだっちさんはクリエイティブなお仕事に

従事しているとのことなのですが、

 

そういうお仕事だからなのか、

 

やっぱり構図とか、

カラーのセンスが抜群ですよねぇ。

勉強になります。

 

また別の機会に何枚かお借りして

ここでご紹介したいと思います♪

 

そして。

 

ラスベガスに遠征した皆さんは、

そろそろ帰国している頃だと思います。

 

長旅、お疲れ様でした。

 

ラスベガスの絵葉書みたい。 photo : おだっち
ラスベガスの絵葉書みたい。 photo : おだっち