3Cのモアの数え方・英語編

昨年の世界女子3C選手権
昨年の世界女子3C選手権

 

書こうと思って忘れてたことが、

約2ヶ月後の今、降って来ました。

 

スリークッションでは、

プレイヤーが相互に、

または試合ならレフェリーが

得点をコールします。

 

1点当てると

「ひとーつ」。

 

続けて2点目を当てると

「ふたーつ」とかこんな感じで。

 

ご存知の方も多いですね。

 

僕は、人それぞれ違う

あの独特の節回しを楽しんでいます。

 

で、

 

30点ゲームだったら

27点になった段階で

「スリーモア」(残り3点)。

 

続いて28点で「ツーモア」、

29点で「ワンモア」

とレフェリーが発声し、

プレイヤー(と観客)に伝える訳ですが、

 

僕、あのフレーズが

そのまま国際試合でも使われるのかと

思ってました。一応英語ですし。

 

そしたら、

昨秋の『世界女子3C選手権』では

違っていました。

 

レフェリーの皆さん(日本人です)、

「Last 3 points」に始まり、

 

「Last 2 points」

「Last point」

とおっしゃってます。

 

ほほぅ、こっちの方が本式というか、

正しい英語だったのかな、と

とても勉強になりました。

 

確かに、スリーモアって言ったら、

「残り3点だよん」というよりは、

 

「同じ事、あと3回やっちゃって」って

意味の英語になっちゃう気もする。

 

つまり、和製英語じゃないけど、

勝手に日本流の意味で使っちゃってる

言葉だったのかもしれないなぁ。

 

……とか、そんなことを

独りごちながら撮影していたんですが、

 

レフェリーの皆さんが

緊張しながら発声している姿が

とても微笑ましかったのを覚えています。

 

公の場で英語の決めフレーズを、

しかも、大きな声で

(恐らく)初めて言うんですから、

緊張しますよね。

 

自分ならきっと舌噛みます。

 

特に3の「Th」の発音で。

 

あと、ツーじゃなく、

トゥーって言いたすぎて。

 

国際試合は、

全く予期しないところに

気付きがあるという、

そんなお話でした。

 

TVモニターの裏に貼ってあったレフェリー用のあんちょこ。右側の紙に「Last 3 points」とか書かれてます
TVモニターの裏に貼ってあったレフェリー用のあんちょこ。右側の紙に「Last 3 points」とか書かれてます