打ち合わせのついでに、
表参道・青山の骨董通りへ。
なんでも骨董通りにある「ラ・ボエム」には、
ビリヤードテーブルがあるんだとか。
そして、このラ・ボエム骨董通り店は
あと一週間で閉まってしまうんだとか。
ラ・ボエム、ゼスト、モンスーンカフェ……
グローバルダイニング系の飲食店には
以前ちょくちょくお世話になりました。
というか、僕と同世代で東京にいる方は、
特に20代の時、一度は行きませんでしたか?
入りやすい大箱で、居心地が良くて、
そこそこお洒落で、スタッフが元気。
ディズニーランドのセットの中で
食事してるような、軽い非日常感。
仲間と集まるのも、デートでもOK、
飯もドリンクも結構イケてる、みたいな。
この骨董通り店には初めて入りましたが、
そういうグローバルダイニングっぽさは
やっぱり息づいてましたね。
そうそう、肝心のテーブルは……。
お店の入り口近くにありました。
食事をするスペースからは少し隔てられてます。
ちゃんとした9フィートのブランズウィックでした。
ラシャやクッションはそれなりに磨耗してましたが、
全然プレーには支障なし。
ボールはアラミスのTVボールだったかな。
4番がピンクのヤツですね。ご立派です。
残念だったのはハウスキュー&チョーク。
ハウスキューは2本だけで、
スニーキーピートタイプのデザインでした。
ちゃんとタップは付いてました(笑)。
問題はシャフトのニスが全く落とされてなかったこと。
いわゆる「チュルチュルキュー」です。
チョークは2個ありましたが、
思いっ切り真ん中が穴ぼこになっていました。
いわゆる「グリグリチョーク」です。
つまり、このテーブルは一般の人しか使ってないですし、
お店側にもビリヤードを知っている人は
ゼロなんだと思います。置きっぱなし。
でもまあ、飲食店や旅館やレジャー施設に
置かれたビリヤードテーブルはこんなものです。
「顧客サービスの一環のインテリア」でしょうから、
なっとらん! と怒るのもお門違い。
食事をする人なら、誰でも無料で遊べますしね。
僕は食事の合間にちゃんと遊んできましたよ。
バラ球を2ラックぐらいバシバシと。
一人練習か!(笑)
ホントはお酒を片手に皆でわいわいやるのが、
最も想定されるシチュエーションでしょう。
さて、一週間後、お店が閉まってから、
このテーブルはどこに行くのだろうか……。