参戦! 沖縄『BAATAオープン』

南洋のビリヤード島でノックアウト編

2014年11月

決勝ラウンド会場『BAATA識名店』
決勝ラウンド会場『BAATA識名店』

沖縄ビリヤードはやっぱりハイレベルだったの巻

 

 ほとんど球を撞いてないヘッポコA級のBDですが、久し振りに大会に出て来ました。2013年12月以来です(汗)。

 

 場所は沖縄。時は2014年11月。トーナメントは『第4回BAATA OPEN』。この大会はプロ・アマの公式戦ではなく、言ってしまえばハウストーナメントですが、県内のトップ選手がこぞって参加し、本土からもゲストプロが登場するという、沖縄トップクラスの規模とステータスを誇るトーナメントになってきています。

 

 那覇市にある『BAATA』というビリヤード場2店舗を使って、2日間で開催する本大会。BDはBAATAのオーナーであり沖縄トップアマの一人である川畑直弘さんにお誘いいただいて参戦することになりました。

 

 独自のビリヤード文化があり、猛者がたくさんいるという日本有数のビリヤード場密集エリア・沖縄の、人気トーナメントを巡る旅――――。写真でざざざっと振り返ります。

 

※本大会以外の沖縄ビリヤード事情は、CUE'S誌の2015年1月号にカラー6P企画で載せていますので、そちらもぜひご覧ください。

 

※11初旬のBDブログにも沖縄の記事がいくつかあります。

こちらなど。

 

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10月30日、羽田空港からANAで沖縄へ。

 

試合の2日前に現地入りするという

重役型前乗りスタイル。

 

タンスにしまった短パン・Tシャツを

再び取り出して荷物に詰めてきた。

 

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那覇の気温は25度ぐらい。

 

空港近くでレンタカーを借りて、

国際通り経由でホテルへと走らせる。

 

やっぱりこっちはあったかい。

ハイサイ!

 

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さすがの格安ホテル。

ドア開けたら0秒で枕元、

という不思議な構造だったけれども、

 

なんの問題もないです、男一人旅。

 

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激しい交通渋滞に巻き込まれながら、

那覇市を西から東へ横断して『BAATA』へ。

 

この日は試合ではないので、

お店の皆さんにご挨拶のみ。

 

手前の茶色のVITZが沖縄でのBD号です。

 

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店内では、関東から来たMECCA

テーブル職人・Mさんがラシャ張替え中。

 

ずっと沖縄に滞在して、

まとめて何店舗も

ラシャ張替えをしているのだとか。

 

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夜にはうるま市のビリヤード場、

『ROOTS』にお邪魔して、

 

隻眼のレジェンド、當眞繁信さんを取材

(※BAATA OPENには出ていません)。

 

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次の日も試合ではないので、

 

BAATA識名店近くの沖縄そばの名店で

アーサそばとジューシーを食べたり、

 

BAATAでさんぴん茶を飲んだりして過ごす。

 

すっかり沖縄時間に…………

い、いや、なにか仕事はしてたんです。

してたはずです!

 

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さー、11/1(土)、大会初日です。

 

といっても、BDの試合は

次の日の朝に組まれていたので、

 

この日はまず『BAATA首里店』で観戦!

 

かわいいスタッフさんが

ウェルカム♪

 

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BAATA首里店の店内。

 

BDもエントリーしていた

『MAX部門』(A級&プロ。テンボール)の

戦いを観ていましたが、

やっぱりハイレベル。

 

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BAATA首里店の駐車場で

適当にシャッターを切っただけですが、

 

写真に漂うこの南国感……。

 

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次に訪れた識名店では

『ハマチ部門』(B級以下。ナインボール)が。

 

こちらも球を良く入れる人、多し。

 

ちなみに、こちらは7台全て

『ブランズウィックⅤ(ファイブ)』

テーブルです。

 

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そんなこんなで、やっと11/2(日)。

 

ようやくBDの出番です!

 

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初戦の対戦相手は…………、

え、この方って…………。

 

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沖縄トップレディースアマ、川畑真希子選手!

(川畑直弘選手の奥様ですね)

 

そ、そう来ましたか……(汗)。

 

しかし、マキコ選手が

まさかのゲームボール追っかけスクラッチを

してくれたりと優しくて(?)、

 

BD、逆転勝利を収めてしまいました。

超ラッキーでした。

 

マキコ選手、バツとして恥ずかしい

ハロウィン写真を晒しときますよ! ↓

 

 

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初戦に勝利したBDは、

なんとあと1回勝てば、

決勝ラウンド(ベスト16)進出という事態に。


「もしかして」なんて妄想中のBDに、

スパーンと大外刈を決めてくれたのが、

下地邦明選手。

 

スコ負けしました……。

上手かったなー。

 

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もう十分に本領発揮したので、

早く予約席(取材席)に戻りたいBDでしたが、

 

まだ裏(敗者側)があるとな。

 

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次の相手は、

俳優みたいにカッコイイ川平恵太選手。

 

BDはここでも、

安定の取り切らなさと要所の締めなさを

随所に発揮。

 

圧倒的に川平選手に入れ負けて、

サクッと道を譲ったのでした。

 

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傷心を癒してくれるのはキミだけだ…………。

 

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30秒ほど凹んだ後に(短い)、

 

首里店から識名店へ移動して、

取材記者モードにチェンジ。

 

ところで、上の標識、

那覇空港以外の地名、いくつ読めます?

 

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識名店では、神奈川県から遠征中の

高野智央がランチタイム中。

 

「沖縄の数店舗でチャレンジマッチを

やってきましたけど、

皆入れる、強い、やばい……。

沖縄コワイ……、

お酒美味い……

楽しい……」

 

と呪文のように唱えながら

タコライス弁当食べてました。

 

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MAX部門、ハマチ部門ともに

ベスト16からK-1方式抽選。

 

特にMAX部門では「ソトウマ」もあったので、

決勝ラウンドスタート前から

会場はヒートアップ。

 

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そして、決勝ラウンド開始!

 

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運営に忙しいクリリン。

 

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シンクロする、川畑直弘選手と愛犬。

 

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初戦で敗れ、

爽やかに麦ジュースに手を出す男。

 

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準優勝の浜田宗一郎選手。

 

川崎にいた時より、強くなったよね???

 

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優勝は、安定の巧さを見せた、

招待プロ、A・リニング(フィリピン)。

 

もちろんソトウマでも一番人気でした。

 

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↑ハマチ部門・決勝ラウンドの

表彰写真と結果!

 

(このお手製トーナメント表もよく出来てますね)

 

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↑MAX部門・決勝ラウンドの

表彰写真と結果!

 

出場者のプレー写真などは、

フォトギャラリーにて

(※リンク先でずーっと下の方へ

スクロールしてください)。

 

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来年の大会ポスターで

使われるであろう写真(笑)。

 

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しっかり打ち上げにも参加させていただきました。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。

 

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 今回BDがキューを交えた方は3人だけでしたし、全出場者のプレーを観た訳でもないので断言はできませんが、沖縄には、「若い、強い、ピュア」という三拍子揃ったプレイヤーが多かった印象です。個人差はありますが、まず入れるし、オフェンス全般に長けていて、ストロークがしっかりと強くて、勝つことや上達することに対してピュアな人が多いと実感しました。


 BAATAオープンに関しては、どのレベルの人でも出やすく、撞き応えもあり、満足度の高い大会だと思いました。2日間開催ですが、タイムスケジュールがしっかりしているので、待ち時間が少ないのが良いところ。詰め込み型のワンデートーナメントよりむしろ時間的にも体力的にも無駄がないでしょう。お店側が「力を入れている」と言うだけあって、テーブルコンディションもかなり良い(=国内外の大会テーブルを意識している)ので、プレーに集中できます。

 

 BAATAオープンは来年以降も継続していきますし、県外からの参戦も「大歓迎です!」とのことなので、他県の方、来年以降、沖縄観光と合わせて出場してみるのはどうでしょうか(恐らくまた10月末か11月頭の開催だと思われます)


 BDは自分の試合内容はさっぱりでしたが、大会独特の、大らかであったかい雰囲気を存分に味わいましたし、ちゃっかり翌日には観光も楽しめたので(↓)、何の結果も残してないですが充実の沖縄遠征となりました。


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