〈BD〉プレデターテーブル『APEX』好評発売中! その特徴と使用感は?

 

スペインのテーブルメーカー、

『SAM』(サム)と共同で設計し

2021年に登場。

 

10ボール国際ツアー

『プロビリヤードシリーズ』や、

『8ボール世界選手権』、

『10ボール世界選手権』など、

多くの国際大会の

オフィシャルテーブルとして

使われている、

 

PREDATOR(プレデター)の

『APEX』(エイペックス)テーブル。

 

日本ではプレデタージャパンで取り扱い中。

すでに国内の複数のビリヤード場に

設置されています。

 

BDは広島のプレデタージャパン

((株)ENVISION)を訪問。

7台のAPEXテーブルが置かれた

同社ビリヤードスペースで、

じっくりと実物を見ることができました。

 

写真とともにその特徴をお届けします。

また、一緒に訪問した原口プロの

インプレッションも紹介します。

 

なお、画像でわかる通り、

このビリヤードスペースには

『プレデターアリーナライト』も完備。

そちらは後日別の記事で紹介します。

(→ こちらで公開)

 

 

◇ プレデターテーブルAPEX 9ft 仕様

縦:2875mm

横:1605mm

高さ:786mm(±5mm)

エプロン高さ:265mm

総重量:530kg

コーナーポケット開口部幅:108mm(4.25インチ)

サイドポケット開口部幅:125mm

ボディ素材:バーチウッド、アルミニウム(ポケットキャスティング部)、プラスティック(ポケット内部)

脚部素材:スチール、ポリカーボネート

スレート:ブラジリアンスレート(3枚)

スレート支持構造:カーボンスチールフレーム

クッション:K55プロ

ラシャ:プレデターARCADIA 「トーナメントブルー」付属

ポケット構造:ボールストップ式(※ボールリターン機構はありません)

問い合わせ:プレデタージャパン公式サイト問い合わせフォームより→ こちら

 

 

クッションレール、脚部、

そしてサイドパネル(エプロン)まで、

全てマットブラックで統一されたAPEXは、

じかに見るとどっしりと重厚感があります。

 

クッションレールはマットでさらっとした

触り心地で、手指の跡や傷がつきにくい

加工が施されています。

 

本体メインフレームはカーボンスチール製で、

脚部にもスチールを採用。

剛性と堅牢性に優れた構造で

スレート(石板)をしっかりと支えて

水平を維持し、正確で安定した

ボールの転がりを実現しています。

 

水平調整ボルトは28箇所あり、

精密なレベリング(水平出し)が可能

(※プロスタッフによる作業を推奨)。

 

ラシャはプレデター『ARCADIA』

(アルカディア)の

「トーナメントブルー」が付属します。

 

ラシャを除くとほぼ全身真っ黒と

言っていいAPEXテーブルですが、

ポケットブーツ(ポケットの内側とトップ)は

グレーになっていて、

構えてみると視認性に優れています。

 

ポケット構造は「ボールストップ式」。

入れた球は6つそれぞれのポケットに溜まり、

1箇所に集まりません

(=トラックレールとリターンボックスが

ありません)。

プロの試合映像でよく見るように、

入れた球は各ポケットから手で取り出します。

 

コーナーポケット開口部の幅は108mm、

つまり「4.25インチ」で、

これは近年の国際トーナメントで

よく用いられるサイズです。

 

「プレイヤーが最高のパフォーマンスを

発揮できるように」

妥協なく設計・製作されたAPEXテーブルで、

世界基準を体感してください。

 

最後に、APEXテーブルで初めてプレーした

プレデタープロ、原口俊行プロの

インプレッションをお届けします。

 

…………

 

 

――初のAPEXテーブル、いかがでしたか?

 

原口:試合映像では見たことがありましたが、実物を見たのは今回が初めて。正直、ここに来るまでは「どんなもんだろう」と思っていましたが、見た目も撞き心地もしっかりしていてとても好印象です。よく考えられて作られているテーブルだなと感じました。

 

――見た目の印象は?

 

原口:黒基調のシンプルなデザインですけど、マット仕上げで重厚感があって、じかに見るとかっこいいですね。プレデターキャットがさりげなく側面(エプロン)やポケットの所(キャスティング)にいるのもおしゃれ。このクッションレールもいいですね。触った感触がさらっとしてますし、レール上でブリッジを組んでも手の跡が残りにくいです。それと、クッションレールとポケット部の繋ぎ目部分も段差や凹凸が少ないので、服やキューを引っ掛けてしまう心配がありません。クッションレールの天面が思っていた以上に平たかったのは意外でした。

 

――撞いてみた印象は?

 

原口:ボールの転がりが素直ですごく撞きやすかったです。なんの違和感もなく普通に撞けました。クッションは速めでしっかり跳ね返って来る印象でした。本体ががっしりしていて水平が保たれているからだと思いますが、ボールのヨレは感じられず、真っ直ぐ転がってくれたので安心してプレーできました。カーボンスチールフレーム構造は剛性が高くて、スレート(石板)のたわみや反りが出にくいんだと思います。

 

――ポケットについては?

 

原口:コーナーはボール約1.9個分(開口部は108mm。ボールは57.15mm)なので狭めですけど、まだラシャが新しいのでそんなに渋さは感じなかったです。ただ、叩いたりしたら(ハードショットをしたら)、ちょっと厚みがズレただけでしっかり弾かれてしまいます。クッションが速めなのもあってポケットで蹴られやすいのかなと。このテーブルに限った話じゃないですけど、やっぱり無理のない組み立てでパワーをかけずに手球をコントロールできる人が有利です。ちなみに、ポケットの底には緩衝材が入っているんですけど、ボールが入って溜まっていく時の低い音が僕は結構好きです(笑)。

 

(了)

 

プレデターアリーナライトの記事はこちら

 

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