〈BD〉鈴木謙吾がKAMUIプレイヤーに。その経緯やタップ使用感について聞いてみた

 

学生時代からビリヤード競技に打ち込み、

2017年には『ユニバーシアード in 台北

9ボールダブルス銀メダルを獲得。

 

現在はJPBAプロとして

国内外の大会に参加している鈴木謙吾。

 

その鈴木プロが11月から

KAMUI Brandプレイヤーになりました。

 

KAMUIタップの使用感や、自身の活動、

海外遠征へかける思いなどをお聞きしました。

 

…………

 

 

KENGO SUZUKI

1993年1月6日生

東京出身/東京在住

『Flannel』(東京)所属

JPBA56期生(2022年プロ入り)

使用タップ:ATHLETE MCONTROL BREAK SAI HARD

チョーク:KAMUI ROKU

 

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――先日の『全日本選手権』の成績はベスト64でした。今回が「初」参戦でしたか?

 

鈴木:いえ、アマ時代の2019年にも出ています。その時はステージ1(現地直前予選)を通過したんですが、体調を崩してステージ2(本戦)は棄権しました(苦笑)。なので、今回がプロとしては初参戦で、ステージ2を撞いたのも初です。会場の『アルカイックホール』はテーブル上だけでなく場内均一に明るくて、天井も高くて見晴らしの良い会場。試合中、他のテーブルもよく見えてしまうので、自分は注意散漫になったり会場の雰囲気に飲まれるかもしれないと思ってました。だから今回は、周りは気にせず自分のプレーだけに集中することがテーマでした。ベスト64敗退という結果は良くはないですけど、テーマを最後まできちんと守ってプレーできたので悔いはありません。

 

――この11月からKAMUI Brandプレイヤーになりました。その経緯は?

 

鈴木:10月の『ハノイオープン』(マッチルーム主催の新9ボール国際大会)に出た時に、向こうで初めて平岡さん(日本のENVISION〈KAMUI Brand & プレデタージャパン〉代表の平岡正人氏)にお会いして色々なお話をさせていただきました。自分が海外志向であることや競技活動への取り組み・ビジョンなどもお伝えし、それが今回の契約に繋がりました。

 

――まだKAMUIタップ歴は短いと思いますが、使用感はいかがですか?

 

鈴木:『ハノイオープン』から戻って来てすぐ『CONTROL BREAK SAI HARD』(ブレイクキュー用タップ)を使っていますが、忖度ではなく今まで使ってきたブレイクタップの中で一番良かったです。反発力だけじゃなくてコントロール性も高いので、安定していいブレイクが出来るようになりました。『全日本選手権』の種目は10ボールですが、ハードブレイクでもソフトブレイクでも、手球の真ん中を撞き抜いても上から着き下ろす形でも、安定して良いブレイクができました。タップが滑るような感じがなくて、撞点の許容範囲が広い感じがしますね。それは9ボールの9オンフットラックのブレイクでも同じで、僕はだいぶ下の撞点に構えて強く撞くので以前はミスキューが怖かったんですけど、『CONTROL BREAK SAI HARD』に変えてからは安心して低い撞点でも突っ込める感覚です。

 

――プレータップの『ATHLETE M』は?

 

鈴木:こちらは使い始めて日が浅いのでまだ特徴を掴んでいる段階です。ただ、今言えるのは、僕は最近カーボンシャフト(HOWカーボン)を使い始めたんですが、ATHLETEはかなりしっかりしていて、カーボンシャフトに負けない強さがあると感じました。剛性のあるシャフトに弱いタップを付けると、インパクトの時にただムニュッと潰れるだけということがありますよね。でも、ATHLETEは縮んでもすぐ反発するし、グイッと手球に食い付いて行く感じが伝わってきます。プレータップはまだこれからも各商品を試させていただくことになると思いますが、「ATHLETEは宣伝文句に偽りなし」と感じました。

 

――鈴木プロ個人のこともお聞きします。近年よく国際大会へ出ていますが、そこで感じたこととは?

 

鈴木:「挑戦し続けるしかない」です。今のワールドトップ達が進化していくスピードに比べて自分はどうなんだろうと思う時もありますけど、日々自分なりに上達と手応えも感じていますので、Keep Goingあるのみです。試合で色々な国に行かせていただいていますが、例えばアメリカにも中国にも、現地には名前は知られてないけどすごく上手い選手がたくさんいます。でも、彼らの多くは外に出ていく意欲がなかったり、継続的に活動できていないので国際大会では見掛けることがありません。

 

――まず繰り返し海外に行くことが大事だと。

 

鈴木:はい。もちろんなんでもかんでも出て行けばいいとは思ってないです。相応の覚悟を持って、大会も吟味して出ていく。そうやって挑戦し続けることが大事なのかなと最近はより一層感じています。今世界トップ30ぐらいのプレイヤー達は年間を通してほぼ同じ大会に揃って出ていますよね。彼らと同じ大会に出れば自分に足りてないのものが明確になりますし、ワールドトップ達も常に少しずつ変化し続けているので、最新の情報と刺激をもらえます。

 

――今後どんなプレイヤーになりたいと思っていますか? 

 

鈴木:皆さんに応援されるプレイヤー、お客さんを集められるプレイヤーになりたいです。そのためにはプレーのレベルを上げて行くのはもちろんですが、国内外の試合に挑戦し続け、自分でも発信したり、メディアに露出したりするということも大事だと思っています。

 

――最後に、KAMUI Brandファンやプールファンに一言メッセージをお願いします。

 

鈴木:11月からKAMUI BrandプレイヤーになったJPBA56期生の鈴木謙吾と申します。今後もKAMUI Brandの商品とともに可能な限り国内外の大会に挑んでいきますので、応援していただければ嬉しく思います。KAMUI製品についてもプロフェッショナルでありたいと思います。試合会場でもぜひ声を掛けてください。

 

 (了)

 

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