11月7日～12日に、
プエルトリコ・サンファンで
3つのトーナメントが開催。
最終日の12日（日本時間13日朝）、
先に終わっていた
『プエルトリコオープン』、
『同女子オープン』に続き、
『世界チーム選手権』の
全競技が終了しました。
チームタイトルを手にしたのは、
優勝候補の一角、ドイツ
（ジョシュア・フィラー、
ピア・フィラー、
モリッツ・ノイハウゼン）。
ドイツは予選グループリーグ「B組」を
3戦全勝で通過（日本にも勝利）。
ベスト8から、
スペイン、
オーストリアに勝って決勝戦へ。
最後は、2012年チャンピオンの
台湾と対戦。
ドイツははじめのシングルス2本
（M1、M2）を失う苦しい展開でしたが、
キャプテンのジョシュア・フィラーが
抜群の安定感で、混合ダブルス（M3）と
シングルス（M4）で
チームに勝利をもたらし、
台湾に追い付きます。
マッチカウント2-2となり
勝負はシュートアウトへ。
6人全員が1周目成功。
2周目で張榮麟とジョシュアが決めた後、
呉坤霖、ノイハウゼン、周婕妤はミス。
重圧がのしかかる中、ピアが成功。
これがドイツの
ウィニングショットとなりました。
ドイツはジョシュアとピアの
フィラー夫妻のコンビネーションが
よいのはもちろんのこと、
ジョシュアとノイハウゼンは、
今年の『ワールドカップオブプール』に
ペアで挑み、準優勝になっています。
個々の実績では台湾が上でしたが、
ジョシュアのキャプテンシーと
良好な関係性がチームとしての
出力をアップさせていたと思います。
優勝：ドイツ（ジョシュア・フィラー／ノイハウゼン／ピア・フィラー）
2位：台湾（張榮麟／呉坤霖／周婕妤）
3位：オーストリア（アルビン・オーシャン／ヒー／ジャスミン・オーシャン）
ポルトガル（グリロ／シルバ／ロカ）
※日本はグループリーグ敗退
…………
日本選手個別・チームの戦績は以下。
◇ プエルトリコオープン
・土方隼斗
◯ 2-1 vs J・カサノバ（プエルトリコ）
↓
◯ 2-0 vs M・フォルトゥンスキ（ポーランド）
↓
◯ 2-1 vs 大井直幸
↓
ダブルイリミネーション通過。決勝シングルトーナメント進出
↓
◯ 2-1 vs M・イモネン（フィンランド）
↓
● 0-2 vs K・ユスチシン（ポーランド）
※9位タイで終了
・大井直幸
1回戦試合なし
↓
◯ 2-0 vs D・アプルトン（イギリス）
↓
● 1-2 vs 土方隼斗
↓
● 1-2 vs コンホジュン（韓国）
※33位タイで終了
※オープン経過＆結果はこちら
…………
◇ プエルトリコ女子オープン
・平口結貴
1回戦試合なし
↓
◯ 2-0 vs K・フースマン（アメリカ）
↓
● 0-2 vs K・フィッシャー（イギリス）
↓
◯ 2-0 vs B・ブライアント（カナダ）
↓
ダブルイリミネーション通過。決勝シングルトーナメント進出
↓
● 0-2 vs R・アミット（フィリピン）
※9位タイで競技終了
※女子経過＆結果はこちら
…………
◇ 世界チーム選手権
日本（大井・土方・平口）
● 1-3 vs ポルトガル 日本時間9日9時〜
L 平口 3-4 vs ロカ
L 土方 1-4 vs グリロ
W 大井&平口 4-1 シルバ&ロカ
L 大井 2-4 vs グリロ
◯ 3-2 vs インドネシア 日本時間10日5時30分〜
L 平口 3-4 vs ルー
L 土方 3-4 vs サトリアディ
W 大井&平口 4-2 シホンビン&ルー
W 大井 4-3 vs シホンビン
W シュートアウト 日本 5-4 インドネシア
● 1-3 vs ドイツ 日本時間11日10時〜
L 平口 0-4 vs ピア・フィラー
L 土方 3-4 vs ノイハウゼン
W 大井&平口 4-1 フィラー夫妻
L 大井 0-4 vs ジョシュア・フィラー
※日本は1勝2敗でB組3位で競技終了
※チーム選手権経過＆結果はこちら
…………
◇ ライブ配信
Pro Billiard TVチャンネル（視聴無料）
【全台】Kozoom（ストリーミングサイト。要アカウント作成・有料）
Billiard TV（ストリーミングサイト。視聴無料）
◇ 3イベントの最新情報は、
Predator Pro Billiard SeriesのFacebookでも更新されています
…………
大会概要は以下。
◇ 大会概要
・1：プエルトリコオープン・10ボール
（MEDALLA LIGHT PUERTO RICO OPEN）
7日～10日
106名（定員128）
大井直幸・土方隼斗出場
米10ボールプロツアー
「USプロビリヤードシリーズ」の
2023年・第4戦にあたる大会。
128名ダブル→32名シングル。
種目とフォーマットはいつもの
USプロビリヤードシリーズと同じ
（10ボール4ラック先取×2セット先取。
ダブルイリミ：セットカウント1-1→シュートアウト。
決勝シングル：セットカウント1-1→第3セット突入→
3-3になったらシュートアウト）。
ディフェンディングチャンピオン：C・ビアド（フィリピン）
※公式サイト
https://probilliardseries.com/puerto-rico-open-2023/
※2022年結果記事はこちら
…………
・2：プエルトリコ女子オープン・10ボール
（MEDALLA LIGHT PUERTO RICO OPEN）
7日～11日
43名（定員48）
平口結貴出場
64名ダブル→16名シングル。
ルール・フォーマットは「オープン」と同じ。
ディフェンディングチャンピオン：魏子茜（台湾）
※公式サイト
https://probilliardseries.com/puerto-rico-womens-open-2023/
※2022年結果記事はこちら
…………
・3：世界チーム選手権
（WPA WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP）
8日～12日
16チーム出場
（1チーム＝3名〈男子2＋女子1〉）
日本チーム＝大井直幸／土方隼斗／平口結貴
4チーム×4グループでグループラウンド（各組上位2チーム勝ち残り）
↓
8チームで決勝シングルトーナメント
（決勝シングルのチーム数不明）
全マッチ10ボール・4ラック先取
M1：女子シングルス
M2：男子シングルス
M3：男女混合ダブルス（男子はM2をプレーしていない人）
M4：シングルス（セレクト自由）
セットカウント2-2の場合は
「シュートアウト」で決着
セットカウント3-0になった場合は
M4は行わない
ディフェンディングチャンピオン：フィリピン（C・ビアド／J・チュア／R・アミット）
※公式サイト
https://probilliardseries.com/world-teams-2023/
※2022年（オーストリア開催）結果記事はこちら
…………
◇ プエルトリコラウンド関連記事
11/12 『女子オープン』優勝はケリー・フィッシャー
11/11 チーム選手権、日本敗退
11/11 『オープン』優勝はユスチシン。『女子オープン』平口9位タイ
11/10 土方9位タイ。チーム戦1勝目
11/9 土方決勝シングルへ。チーム戦黒星発進
11/8 勝者最終で大井vs土方が実現
11/7 今晩開幕！ 組み合わせ決定
10/28 日本チームは大井・土方・平口
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