〈BD〉「一生でもう二度とないぐらいのこと。幸せです」――アダム杯プロ3C選手権優勝 & 年間MVP・新井達雄の談話

 

先週末、東京で行われた

JPBFプロスリークッション公式戦の

2016年最終戦、

 

『アダム杯プロ3C選手権』

 

正式名称

『第27回全日本プロ3C選手権大会・ADAM JAPAN杯』。

 

(※大会フォトギャラリーはこちら

 

2度目の優勝を飾った

新井達雄プロの談話をお届けします。

 

新井プロは6度目となる

“JPBFプロ3Cランキング年間MVP”も

獲得しています。

 

…………

 

リーグ戦の醍醐味を、閉幕間際まで

味わうことのできた今年のプロ選手権でした。

 

新井プロと最後まで優勝を争っていたのは

梅田竜二プロ。

 

その梅田プロが最終ラウンドで

積極果敢な当てっぷりを見せて、

17イニング(40点)という早さで上がり

(vs 界敦康戦)、

 

先に6勝2敗・アベレージ1.557で大会終了。

 

この時点で、新井プロが優勝するためには、

「最終ラウンドでの勝利」

「大会アベレージで梅田プロを越えること」

が必須となります。

 

導き出された新井プロの優勝ラインは

「31イニング以内の勝利」。

 

結果的に新井プロは、

小林英明プロに29イニング・40-22で勝利し、

 

大会アベ 1.575で2度目の優勝を飾った訳ですが、

 

この、時間にして20分ほど、

 

梅田プロが先に上がってから、

新井プロが上がるまでの時間は

本当にスリリングで、

ギャラリーも固唾を呑んで見守っていました。

 

実は梅田プロはさらにあと2、3イニングほど

早く上がってもおかしくない展開でしたが、

少しだけ足踏みをしたように見える「17イニング」

(それでも十分早いですが)。

 

もしあの足踏みがなければ……と

想像を巡らせるのもまた

リーグ戦ならではの愉しみです。

 

…………

 

Tatsuo Arai
1958年5月22日生

東京都出身在住

1978年プロ転向(JPBF)
1990年『SPAワールドグランプリ』優勝

2002年『第1回アジア3C選手権』優勝

『全日本3C選手権』4勝

『3C東京オープン』3勝

『全関東3C選手権』2勝

『ニッカオープン』3連覇

『アダム杯全日本プロ選手権』2勝

JPBF年間ランキングMVP 6回

他、優勝・入賞多数、

使用キューは、Adam Japan

MEZZ、佐々木キュー

 

※新井プロの勝負哲学が垣間見える

1年半前のインタビューはこちら

 

 

――プロ選手権と年間MVPのダブルタイトル、

おめでとうございます。

 

「ありがとうございます。

 

これは本当に本当に嬉しいね。

 

一生でもう二度とないぐらいの

ことだと思うので幸せです」

 

――大会終盤、優勝争いは数名に

絞られてきていました。

中でも、最も優勝に近かったのが

新井プロと梅田竜二プロ。

最終節、隣の隣のテーブル(梅田vs界敦康)の

戦況は気になっていましたか?

 

「始めの内は気にしていませんでした。

 

そちらのテーブルの戦況どうこうは関係なく、

まず自分が最終戦に勝たなければ

意味がないですから。

 

僕の最終戦の相手は小林英明選手でしたが、

僕は最近小林選手にだいぶ負けているので、

ただただ頑張るだけという状況でした。

 

まず自分の試合に集中して、

その上でラッキーがあれば

優勝も見えてくるかな?

ぐらいの気持ちでしたね」

 

――気にしていなかったといっても、

梅田選手が良いペースで当てていたことは、

感じておられたのではないですか?

 

「感じてました。

すごい勢いで当てているようだなと。

 

互いに勝利した場合は

アベレージ勝負になることはわかっていたので、

自分が優勝するためには

なるべく早く上がれるようにしなければいけない。

そこは意識してやってました。

 

結果的に、

一世代下で現役バリバリの梅田選手を

アベレージで上回ることができたというのも

嬉しいですね。

 

アベレージを見ても、

『ああ、最後まで頑張り切れたな』

という実感があります。

 

自分で頑張り切ったと言える試合をして、

優勝とMVPのダブルタイトルですから、

 

繰り返しになりますけど、本当に嬉しいね」

 

――このプロ選手権は、

9名総当りの40点ゲームという

体力を要するフォーマットですが、

最後まで持ちましたか?

 

「キツイのはキツイですけど、

結果的には持ちました。

 

これが2位だったら、

何十倍も疲れてるはずですけど、

優勝できたから、

嬉しくて疲れも吹き飛んでます(笑)」

 

――MVPを獲ったこの1年を振り返ると?

優勝が2度(本大会と6月の『全関東』)、

準優勝が1度という2016年でした。

 

「満足度の高いシーズンでしたが、

 

島田暁夫プロに決勝戦で負けた

『全日本選手権』は心に残っています。

 

もしあそこで優勝できてたとしたら、

もうその時点で競技活動を

引退しちゃっても良いんじゃないか

ぐらいの気持ちになってたと思います。

 

この年齢になると、

全日本選手権を勝つということ以上に

良いことってなかなかないからね。

 

その他は……、

 

この年間最終戦のプロ選手権で、

2日間一生懸命撞こうと思って

その通りにできた訳ですし、

最高の形でシーズンを

締めくくることができたと思います」

 

――来シーズンに向けて、一言お願いします。

 

「自分ももう58.5歳ぐらいですが、

まだもうちょっと戦えそうですし、

 

6つ上の島田選手も活躍なさっていますから、

僕もあと少し頑張ろうと思います」

 

(了)

 

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