2016年

10月

13日

〈BD〉「プロとして『簡単そうに見せる』ことは心掛けています」――九州レディースオープン優勝・栗林美幸の談話

Miyuki Kuribayashi Photo Courtesy of On the hill !
Miyuki Kuribayashi Photo Courtesy of On the hill !

 

先週末のJPBA女子プロ公式戦、

『九州レディースオープン』で優勝した

栗林美幸プロの談話をお届けします。

 

今季3勝目を挙げた栗林プロ、

次戦の『北陸オープン』はもう数日後!

 

ディフェンディングチャンピオンとして

参戦します。

 

…………

 

Miyuki Kuribayashi:

JPBA37期生

1979年1月13日生

香川県出身・東京都在住

2007年・2008年・2016年『ジャパンオープン』優勝

『関西オープン』3連覇(通算4勝)

『東海グランプリ』3勝

『北陸オープン』2勝

『九州レディースオープン』2勝

他、優勝・上位入賞多数

2013年後半に産休からトーナメント活動に復帰

使用キューは、MEZZ / EXCEED

 

Photo Courtesy of On the hill !
Photo Courtesy of On the hill !

 

――率直なお気持ちを。

 

「毎回一緒になっちゃいますけど、嬉しいです。

 

昨年(準優勝)がダメやったんで、

今年勝つことができて嬉しいというのと、

 

北九州市という土地と

九州レディースオープンという大会は

自分にとって特別な場所でもあるので、

活躍できたことが嬉しいです」

 

――「特別な場所」とは知りませんでした。

『淡路』(小倉)が関係していますか?

 

「そうです。

 

私は3年間アマチュアをやってから

プロになったんですけど、

 

ビリヤードを始めて2年目に

初めて『淡路』さんに来て

ビリヤード合宿をさせてもらって以来、

 

北谷好宏・英貴プロ兄弟を始め、

北谷家の皆さんにお世話になってきました。

 

九州に行く度に1~2週間、

合宿させてもらってたんです。

 

その繋がりで、

今回は淡路のお客さんでもある

Uさんに大変お世話になりました。

 

お陰さまで試合に集中できて

勝つことができましたので、

Uさんや淡路の皆さんに

感謝の気持ちを伝えたいです。

 

そして、九州レディースオープンは、

アマ時代に2度出ている唯一の女子オープン戦

(アマ2年目と3年目〈プロ入り前年〉に出場)。

 

アマ2年目の時は

ベスト8まで行ったんですけど、

すごく場違い感もあって……(笑)、

そんな懐かしい思い出もある大会です」

 

――アマ時代が短かったことは

以前にもお聞きした記憶がありますが、

そんなに精力的に活動してたんですね。

 

「私はビリヤードを始めて1ヶ月で

プロを志したので(笑)。

 

九州にはその当時から

応援してくださっている方もいますし、

その前で勝てて嬉しいですね」

 

――ファイナルの映像を観たのですが、

互いにプレーテンポも良くて面白い試合でした。

ご自身は速めのテンポを意識していたのですか?

 

「テンポ良く撞くことは心掛けてました。

 

ショッピングモールでの試合ですし、

観てくれているお客さんは、

ビリヤードをする人ももちろんいましたけど、

しない方もたくさんいたので。

 

パッパパッパと取って行った方が

『面白そう』とか『すごい』と

思ってもらえるでしょうし。

 

それは今回に限らず、普段も基本的に同じです。

 

試合ではどうしても緊張してチビって、

なかなか撞けないっていう場面もありますけど、

 

プロとして、いかに『簡単そうに見せるか』

ということは心掛けています」

 

――元々プレースピードは早い方でしたか?

 

「いやいや(笑)。

 

前は遅かったですし、

『独特な間がある』と言われたこともあります。

 

昔は今よりもっと下手やし、できることも少ないし、

判断能力にも欠けていたので、

やっぱり自然と遅くなりますよね。

 

そして、当時はプレースピードどうこう

という部分にさほど重点は置いてなかった。

 

なによりもまず勝つことが大事だったので。

 

そこから上手くなるにつれて

自然に速くなれたという訳でもないし、

もちろん今も勝つことに重点を置いてますけど、

プロとしてはそれだけでは

ダメだなと思うところがあって。

 

やっぱりプロですからね。

 

出来る限り『簡単そうに見える』

プレー内容やテンポで撞きたいと思ってます。

 

……まあ、私、欲張りなんで(笑)」

 

――今回のファイナルの相手は、

同じ四国出身の藤田知枝プロでした。

最近結果が出ている後輩に挑まれる立場というのは?

 

「挑まれる立場とか、

そういうのはなんにも思わないですよ。

 

年齢の上下は関係なく、

入れる人、技術がある人と撞くのは楽しみです。

 

知枝が入れるのは昔から知ってますから。

 

だから、『私も良いプレーをしたいな』と

素直に思えたし、それがちょっとはできたかなと。

 

今回は知枝と一緒に関東から遠征して、

三日三晩食事も一緒だったんです。

 

でも、決勝戦で当たるのは初めてだったので、

とても楽しみでしたね。

 

以前、彼女には予選で

ボコボコにされたこともあるし(笑)。

 

『どんだけ入れて来るんやろう』という

ワクワク感はありました。

 

『藤田プロ、最近活躍してるよね』

と皆は思うんでしょうけど、

以前から彼女を知っている私としては、

『これぐらいできるだろう』という感じです。

 

知枝はプロ入りしてから愛媛に行って、

ビリヤード場の運営に忙しくて、

試合にちゃんと出てない年が何年もありました。

 

前から全試合に出てたら、

もっと早く今ぐらいの活躍をしてたと思います。

 

高いポテンシャルを持っている人でも

たまにしか試合に出ないのって難しい。

 

試合感が養われにくいし、

たまに出た時にすごく気負ってしまうしね」

 

――栗林プロはこれで年間3勝。

過去には2008年に年間6勝という記録があります。

毎年、目標にしている勝ち星数はありますか?

 

「1年に1回勝てたらいいなって

以前から思っています。

 

高いアベレージでコンスタントに活躍できることが

一番大事だと思っているので」

 

――今年は現時点で3勝。

 

「その数字に特別何かを思うことはないですが、

流れが来てるというか風が吹いてるなとは思えるので、

風が吹いてるうちに、

次、次と行けたら良いですよね。

 

だって、球を入れてても

勝てない時は全然勝てないですから(笑)。

 

流れとか風って大事なんです」

 

――さて、数日後にはもう『北陸オープン』です。

2週続けての遠征は大変ではありませんか?

 

「いや、全然です。

 

私は移動とかも全然苦にならないし、

試合が続く方が良いタイプなので。

 

試合間隔が空く方が、なんかこう、

モチベーションが下がるということはないけど、

気持ちが緩みがちになっちゃうというか。

 

私の場合、サボりグセが発動しちゃいます(笑)。

 

気合いを入れっぱなしにする訳じゃないし、

『この試合は!』と意気込むこともないですけど、

 

ほどよい緊張感が持続するので、

試合が続く時期は好きですね」

 

(了)

 

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