〈BD〉「よく我慢して勝つための球を撞けた」――マスターズ優勝・醍醐雅人の談話

Masato Daigo
Masato Daigo

 

先週末行われたアマチュア全国タイトル戦

『マスターズ』(17th MASTERS)。

 

大会初優勝を飾った醍醐雅人選手(千葉)から

談話をいただきました。

 

醍醐選手の次の試合は、

10月の『愛媛プレ国体』。

 

さらにその後には、前年度覇者として、

『アマローテ』(11月)に出場します。

 

※昨年度優勝後の談話はこちら

 

…………

 

Masato Daigo

生年月日:1972年6月26日

千葉県出身・千葉県在住

所属:CPBA

所属店:SPORTS&BAR GATE

使用キュー:MUSASHI(ADAM JAPAN

主なタイトル:

2008年

『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権』

(通称「プレ国体」。新潟大会)優勝

2012年『全日本オープンローテーション』優勝

2013年『都道府県対抗』千葉県優勝メンバー

2015年『全日本アマチュアポケットビリヤード選手権』

(通称「アマローテ」)優勝

2016年『マスターズ』優勝

 

決勝戦のゲームボールの⑩カット映像。↓

撮影:JAPA

 

 

――優勝おめでとうございます。

今のお気持ちをお聞かせください。

 

「ビッグ3(小川徳郎、大坪和史、喜島安広)を始め、

各地区の代表が揃う大会で優勝出来たのは

素直に嬉しいです。

 

特に現球聖位(大坪)と現名人位(小川)の

2人を破っての優勝なので感慨深いです」

 

――マスターズ参戦はこれが何回目でしたか?

そしてこれまでの最高成績は?

 

「これが2度目の出場だと思います。

前回は2008年(広島大会)でベスト8でした」

 

――今回は大会前から状態は良かったのですか?

 

「決して良くはありませんでした。

 

ただ、『名人戦A級戦』(8月)のため、

5日ほど京都入りしていたのですが、

 

そこでいつもお世話になっている

KRCの松好さんを通じて、

プロの方々と撞ける機会を

設けていただきましたので、

良いイメージでは試合に挑めました」

 

――醍醐さんが考える、

マスターズという大会の特徴とは?

 

「各県代表にタイトルホルダーと、

まさに”ビリヤードの甲子園”って感じがして

自分は好きです」

 

――決勝戦の最後は⑦から取り切って

優勝を決めましたが、

⑨から⑩へのポジションで、

手球を⑩に当ててしまい、

かなり厳しい形が残りました。

あの⑩をカットに行くことは

すぐに決断できたのですか?

 

「⑩で楽したくて、

⑨からギリギリのラインで

引こうとしたのが間違いでした。

 

でも、パッと⑩の厚みを見たら

直感で『カット行ける!』って思ったので

ズバッと行きました」

 

――⑩が入った時に思ったことは?

 

「⑩が動いた瞬間に入ると確信出来たので、

転がってる最中に『よっしゃ』って

小さくガッツポーズしてました(笑)。

 

次の日同じように配置して撞いてみたら

3球続けて外しましたが(笑)」

 

――2日間を通して、

納得行く球撞きはできましたか?

 

「納得には程遠い内容でしたが、

よく我慢して勝つための球を撞けたことは

良かったと思います」

 

――ずばり、今大会の勝因とは?

 

「さっきも言ったことですが、

やはり2週間前に

京都で練習させて頂いたことでしょうか。

 

その時のコンディションが

今回の会場のとよく似ていたので、

難しかったですが、早く対応できました。

 

本当に松好さんと

『ピカソ』のママさんに感謝です」

 

――印象に残っている試合や

場面があれば教えてください。

 

「実は大坪さんとは初めての対戦でしたので、

とても楽しみでした。

 

決勝も今をときめく小川選手なので、

体力的にしんどかったですが頑張れました」

 

――これで9ボール、ローテーションに続き、

10ボールでもタイトルを獲得しました。

どの種目でも結果が出せている理由とは?

 

「仕事の時間の関係で

一人で練習する事が多いので、

色々試したり研究したりしてるからでしょうか。

 

それと、パパさんママさん

(※プレイヤーとして

知られる醍醐パパ&醍醐ママ)共に、

キャロム上がりなので、

球については色々教えてもらってます。

3人でカイルンやると自分がボロ負けしますし(笑)」

 

――最後に、応援してくれた方に

メッセージがありましたら。

 

「今回の優勝は、

応援してくださる皆さんのお陰で

出せた結果だと思っています。

 

所属している『GATE』(千葉)の

内山オーナーのお陰で

良い練習環境を整えてもらっていますし、

 

今回はオーナーのご厚意で、

マスターズの優勝カップと

ブレザーを置いて頂けることになりました。

 

京都では松好さんに

家族ぐるみでお世話になりました。

 

そして、いつも快く送り出してくれる

両親には感謝しています。

 

これからの試合も感謝の気持ちを忘れずに

頑張りたいと思います」

 

(了)

 

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