2016年

5月

17日

〈BD〉「どの試合も先行できたのが大きかった」――全日本14-1優勝・赤狩山幸男の談話

Yukio Akagariyama
Yukio Akagariyama

 

日曜日の『全日本14-1選手権』で優勝した、

 

赤狩山幸男プロの談話をお届けします。

 

赤狩山プロは本大会では初優勝。

 

14-1(フォーティーンワン。

「ストレートプール」とも)種目を

得意にしていたという訳ではありませんが、

 

今回はベスト16で高橋邦彦プロ、

準決勝でディフェンディングチャンピオンの

羅立文プロという、

複数回の優勝経験を持つ14-1巧者たちを

破って勝ち上がりました。

 

プロランキング対象試合での勝利は

2014年3月の『グランプリイースト第1戦』以来、

約2年2ヶ月ぶりとなります。

 

※大会フォトギャラリーはこちらから。

 

…………

 

Yukio Akagariyama

2011年ナインボール世界チャンピオン

ニックネームは「カーリー」

1975年3月13日生まれ

大阪府出身・東京都在住

JPBA32期生

2002年『中国オープン』優勝

2006年&2010年『全日本選手権』3位

2006年『ドーハアジア大会』日本代表

2007年『インドアゲームズ』日本代表

2009年&2012年『チャイナオープン』3位

2011年『テンボール世界選手権』3位

2011年『ナインボール世界選手権』優勝

2012年『世界チーム戦』準優勝

2016年『全日本14-1選手権』優勝

他、東西の男子プロツアーでは優勝・入賞多数

スルースイーヴォルブドグローブ使用

 

…………

 

↓以下の動画は、決勝戦の上がり際、

優勝まで残り6球のシーン。

 

スコアは赤狩山 94-31 土方。

 

この直前、土方プロが

ブレイクでラックを割るもスクラッチ。

 

キッチン内手球フリーから

赤狩山プロがプレーを再開します。

 

約4分。

 

 

――今のお気持ちを。

 

「まさかの14-1での優勝ですね(笑)。

 

ちょこちょこ練習はしていて、

点数までは数えてなかったですけど

そこそこランも出てはいたので、

何もしてなかった訳ではないです。

 

それでも、やっぱり人とゲームをすると

難しく思えてくるものですね。

 

勝てたのはたまたまですよ。

いや、これはホントに」

 

――上がり際、3モアの2番で長考しました(↑動画あり)。

あれはカーブさせないと入らない球だった?

 

「はい、カーブで撞きました。

 

直前にラックを割りに行ったら、

だいぶ嫌な形になっちゃって。

 

あれでも弱めに割りに行ってるし、

手球を向かわせる方向はプラン通りだったけど、

 

まさかあんなに手球が潜ってしまうとは

思わなかったですね。

 

2番の厚みがなくなってしまい、

『ええ~』と言いたい球でした(笑)」

 

――そこをクリアした後、取り切って上がり。

ゲームボールをもう1個先だと

勘違いしていたように見えましたが……。

 

「そう(笑)。もう1個必要だと思ってたんです。

 

(手前側の)10番がゲームボールだと思ってたので

そこに繋ぎやすいように、

(奥の)3番にフリを付けて出してました。

 

でも、3番がゲームボールで良かった(笑)」

 

――決勝日、良いコンセントレーションが

続いていたように見えました。

 

「そう……ですね。

 

決勝ラウンドにいるプレイヤー達、

特に僕が当たったプロ達、

 

1キューで100点撞く可能性が

十分にある人ばかりなので

(※実際に羅立文は

2試合連続100点撞き切りを達成)

 

良い緊張感を持ってプレーできたと思います」

 

――14-1を撞けたなという実感は?

 

「いやいや、それはまだまだです。

全然ですよ(笑)。

 

羅立文プロや高橋邦彦プロとか、

ベスト8で当たった杉原匡プロもそうですけど、

 

14-1が上手くてわかってる人達からしたら

全然なってないと思いますよ、僕の14-1は(笑)」

 

――まだ普段の9ボールや10ボールなどの

「ローテーションゲーム」で考えているところがある?

 

「そうですね。

 

動かし方一つ取っても、14-1のセオリーを

踏まえてるのかどうかも危ういところが多いし。

 

今大会は、

たまたまランが出やすい形になっただけかなと思います」

 

――それでも優勝できた要因は?

 

「どの試合も先行できたのが大きいですね。

 

ツキもあったけど、

日曜日の4試合ともそうなりました。

 

こちらが先に走って行くことができたので、

相手が焦るというか、

相手になんらかのプレッシャーを

掛けられたのかもしれないと思います」

 

――決勝日はブレイクでのミスが

ほとんどなかったですね。

 

「ああ、それも勝因の一つだと思います。

 

初日は何回もスクラッチしてたんですよ(笑)。

 

今日も1回スクラッチしたけど、

 

強く割らずに行こうとかより丁寧に考えながら……

その辺りは工夫しながらやってました」

 

――2日間トータルでの総合評価は?

 

「うーん、優勝できてるんでね、

辛くはないですよ。

 

運もあったと言えばあったけど、

悪くはなかったんじゃないかな。

 

初日は苦しい展開の試合もあったけど、

僕の14-1だとそんなもんだろうし(笑)。

 

もっと14-1を研究して撞き込めば、

もっとアベレージも上がるだろうなという

手応えもありました」

 

――これで、プロランキング対象試合では

2年2ヶ月ぶりの優勝です。

 

「おお、そんなでしたか(笑)。久しぶりだ。

 

ずっと応援してきてくださった方々には

『お待たせしました』と」

 

――昨年は3度の準優勝がありました。

今回「やっと」という喜びは?

 

「嬉しくないことはないですよ、もちろん。

 

この全日本14-1は、

1回は勝ってみたかった試合でもありますし。

 

でもやっぱり、

9ボールや10ボールでも勝ちたいですよね(笑)。

 

今週末にはすぐ『グランプリイースト第3戦』

(GPE-3。決勝ラウンドは『LINK北千住』開催)も

ありますし、

 

今年も『9ボール世界選手権』(7月)には

出る予定にしているので、

気持ちを切らさずに準備したいと思います。

 

また頑張ります」

 

(了)

 

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