2016年

5月

13日

〈BD〉バラのピン留めのヒミツ――新球聖・平口結貴に聞いてみた

 

先月の最強女子アマ決定戦、『女流球聖戦』で、

新球聖になった

平口結貴選手(ひらぐち・ゆうき。北海道。18歳)。

 

その時も付けていましたが、

試合の時のゆうきちゃんと言えば

 

いつもおでこに付いてる

バラのピン留め姿がお馴染みです。

 

昔から思い入れのあるアイテムなのかな!? と

BD女性特派員が直撃取材を行いました。

 

18歳ビリヤード女子の

ヘアスタイルとファッションの理想と現実って?

 

ほとんど録って出し(未編集)の女子トーク、

お届けします。

 

男子を置いてきます(笑)。

 

…………

 

この取材後、ゆうきちゃんから連絡が入り、

 

「バラのピン留め、また壊れてしまいました……。

 

まだ直してないので、

今週末の『大阪クイーンズオープン』や

その次の週の『アマナイン』は、

 

"星のピン留め"(↓)で出ると思います。

 

これも以前からたまに使ってるんです」

 

とのこと。

 

 

 

バラのピン留めも早く直るといいですね。

 

…………

 

Yuki Hiraguchi

1997年7月11日生

北海道出身・在住

Vivapool(北海道)所属

ビリヤード歴は約12年

2013年『全日本ジュニア』

(JOCジュニアオリンピックカップ)優勝

2013年『世界ジュニア』(南アフリカ開催)準優勝

2014年『女流球聖戦』挑戦者(東日本代表)

2015年『アマナイン』優勝

2015年『アジア選手権』ジュニア女子の部3位

2016年『第8女流球聖戦』球聖位

使用キューはMEZZ / EXCEED

 

…………

 

 

聞き手:BD女性特派員Y

取材協力:Vivapool

 

――この白いバラのピン留めは、どこで手に入れたんですか?

 

「『びっくりドンキー』のレジ横で売っていたもので、友人から貰ったんです。もともと別のピン……それもびっくりドンキーのレジ横で買ったものでしたけど(笑)……を使ってたけど、なくしてしまって。それを知った友達がわざわざ同じようなものを買ってきてくれました。同じデザインでピンクも持ってるんですけど、現在行方不明です(笑)」

 

――「ぱっちん」タイプにこだわりがあるんですか?

 

「2年くらい前までは別にこだわってなかったし、常に同じピン留めを使ってた訳でもないです。前はアメピンみたいなもので留めてたんですけど、それだと髪を下ろした時に痕がつく。だからピン留め(ぱっちん)の方が良くて。バラの以外にたまに星形のも使ってます。でも、普段遊びに行く時はピン留めなんて付けないですよ、子供っぽいし」

 

――高校も卒業したし、さすがに付けないですか。

 

「いや、卒業しなくても付けないんですけど(笑)、ビリヤードをしやすいってことが一番大事なのでこれを付けてます。このバラのは可愛いし、大きさもちょうどいいから良いかなって。バラとか土台(布地)のところがすぐ取れちゃうんで、何回もアロンアルファで接着してますけど(笑)」

 

――ゲン担ぎの意味もあるのかなと思って。

 

「あります。この白い方は特に。去年『アマナイン』で優勝した時もこれでした。『世界ジュニア』(準優勝。2013年)の時は何も考えてなくて普通のピンを付けてて。その後にこれを貰ったんです。ピンクより白を付けてる時の方が優勝が多いですね。たまたまだと思うんですけど(笑)」

 

――それが続くとやっぱり意識しますよね。

 

「そうなんですよ。友達に買ってもらったっていうのもあるし。同じ友達からネックレスももらって、それもずっと付けてますね」

 

――普段の練習の時もこの白いピンを使ってるんですか?

 

「はい。ピンクも失くしちゃったからやばいんですよ! でも、今は前髪が短いから、ピンを付けなくても球は見えてます。イメチェンしようかなとも思ってるんです」

 

――確かに短い。

 

「髪を結ぶようになったのは2年半ぐらい前から。試合で待ってる時に髪を触っちゃうクセがあるんですけど、それが出来ないように最初から結んでおくことにして。構える時に髪をサイドに持ってきてから撞くっていうのもやってたんですけど、それも面倒だから、髪しばっちゃえって」

 

――試合中に髪に気を取られたくないんですね。

 

「はい、このピンを付けるのもそのためです。子供っぽいって思われてもいいから、撞きやすさ優先で。今のビリヤードの世界でほとんどいないですよね、こんなピンの人は」

 

――これがトレードマークですよね。「ゆうきちゃんのおでこに大きなの付いてる」っておじさんたちは思ってるはずですね。

 

「USTREAMを観てくれたお客さんがピンのこと知らなくて、『ゆうきちゃん、なんかずっとおでこに付いてたよね』って言われたこともあります(笑)」

 

――前髪は昔からぱっつんなんですか?

 

「小学6年生までは前髪が長くて上で留めてたりしてたんです。中学生から前髪作るようにして、それからずっと」

 

――その頃もビリヤードの時はピンで留めていた?

 

「はい、黒ピンで」

 

――それだと、外したら痕がついちゃいますもんね。

 

「そうなんです。ぼこぼこしちゃうんですよ。あと、前髪が長いと1本で上手く留められないから2本使わないといけなかったり。黒ピンは痕がつくし、ちゃんと留めるには鏡見なきゃいけないし……。ぱっちんのピン留めなら鏡を見なくても1個でしっかり留まるからいいんですよ」

 

――どれどれ。なるほど。あ、これ、軽いですね。

 

「付けてることを意識することがないぐらいの軽さで」

 

――ビリヤードをする女性は短い髪型の人が多いですよね。ショートカットにしてみようと思ったことは?

 

「あります。でも、邪魔じゃない髪の長さを真剣に考えると、すごく短くなっちゃうんですよね。男の子みたいな。逆にビリヤードやってなかったらこういう髪型したいなっていうのはあります。たくさん(笑)」

 

――例えばどのような?

 

「前髪を伸ばして、ふんわり耳にかけるとか。染めるとか。パーマかけるとか」

 

――じゃあ、例えばの話だけど、もうしばらくして今の前髪が似合わなくなってきたら、どんな髪型にしたいですか?

 

「どうしよう。今でも全部変えたいもん(笑)。最近教えてもらった美容室があるんですけど、そこで『何が似合いますか』って聞いてそれにしちゃおうかなって。髪長くて、ぶわってなってるお姉さんいるじゃないですか」

 

――中村アンちゃんみたいな?

 

「あれいい!(笑) あれやってみたい! 服もそう。ビリヤードやってなかったら着てみたい服、たくさんあるんですよ。今スキニーパンツしか持ってないですけど、ショーパンとかも着てみたい。それに私、『X-girl』が好きなんであそこの服とか。あとはワンピースも好きなんですよ」

 

――ワンピースってビリヤードは厳しそう。

 

「ひらひらしたワンピースじゃなくて、パーカーみたいな。わかります?」

 

――大きくて長いパーカーみたいなものね?

 

「そうそう。とりあえず、『パーカー大好き』って書いておいてもらえますか?(笑) パーカーと言えば、『オウル』(Owl)のパーカー、可愛いですよね(※ビリヤードアイテムショップ・FLANNELが独自展開するアパレルライン)。今度手に入ることになったんで、楽しみです。

 

 あと、ニットワンピとか着たいな、ショーパン履いて。ズボンに合わせるとあまり可愛くないから……。うーん、自分の好きな服を自由に着てみたいですね(笑)。今はお出掛けをあまりしないし、出掛けてから練習ってなったら結局ビリヤード向きの服になっちゃう」

 

――確かに。靴とかもそうでしょうね。

 

「靴! そう! 普段用はスニーカーしか持ってないんですよ(笑)」

 

――ヒール履くことってある?

 

「年に1回ないくらいです」

 

――ビリヤードありきの服選びになると思うんですが、その中で楽しんでいることはありますか?

 

「スキニーの種類を増やしたりとか」

 

――練習の時の格好を見たBDが「ゆうきちゃん、不思議な柄の履いてたな」って言ってました。

 

「青いやつだ!(笑) よくわかんない柄の。あれはビリヤードやってなかったら履かないです。あんなの履く人いない!(笑)」

 

――それは自分で選んだの?

 

「はい。ビリヤードのことしか考えてないとああなるんです(笑)。スキニーも、黒無地とかだったらつまらないじゃないですか。だから、柄物を選んでしまう。

 

 プロの方を見ていると、皆さん、試合でおしゃれで可愛い服着てますよね。でも、私は形とかデザイン優先で選んじゃうと全然ビリヤード出来ないんですよ。エリが開いてるだけで気になるから上まで閉めてやりたいし、ベストも私のフォームだと当たっちゃってだめ。色々考えるとTシャツが一番良くなってきちゃう。パーカーはダメだし、長袖ブラウスは袖が当たるし……ブラウス、結構持ってるんです。そう、めっちゃ買ったの。めっちゃ買ったんだけど……」

 

――ビリヤード用に?

 

「そう。普段から着てもいいんだけど、着るとみんなに『どうしたの?』って言われるんですよ(笑)。しかも、買ったほとんどがビリヤード用としてはダメだった。袖がだらんってなるし、プレー中気になっちゃう。早く夏になって半袖のブラウスを着たいです」

 

――袖がなければまだ良いんですね。

 

「はい、去年のアマナインの時のブラウスが一番撞きやすいかな。こないだの『球聖戦』の時の白いブラウスも大丈夫だった。両方半袖です」

 

2016女流球聖戦にて Photo : AKira Takata
2016女流球聖戦にて Photo : AKira Takata

 

――服を選ぶのってすごく大変なんですね。これ!って決まったら色違いで全部買っちゃうとか。

 

「そうそう。そういうことなんです。ああ、もう、『ビリヤードを出来る範囲で』っていっつも考えてる(笑)」

 

――これから成績いっぱい残してアパレルメーカーにスポンサーについてもらって、自分仕様の服を作ってもらうとか。

 

「それ一番いい!(笑) それまでは髪も服も、出来る範囲で好きなものを取り入れておしゃれしたいと思います」

 

(了)

 

…………

 

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